
[2023]京都のホテルで冬のアフタヌーンティー1...
2022年以降にオープンした京都のラーメン屋さんの中から、新風を巻き起こす8店をピックアップ。ラーメン激戦地・京都で今おさえておきたい最新ラーメン情報を紹介!今チェックすべきラーメン店は必見です。
動物性食材、小麦不使用のヘルシーなラーメンを提供する店が祇園に誕生。パティシエで植物性料理研究家のうのゆきこさんが4年ほど掛けて開発した特製の豆乳ラーメンは、ラーメンらしいしっかりとしたパンチもある一杯。食後感の良さもヴィーガンラーメンならでは。
豆乳ラーメン“雪”1200円。しっかりとしたコクのあるスープはキノコや野菜のダシをベースに、豆乳やグルテンフリーの醤油を合わせている。麺は米粉と昆布で作ったオリジナル麺で、ツルンとした口当たりが美味
札幌の超有名店[Japanese Ramen Noodle Lab Q]の店主・平岡 寛視さんによる新プロジェクトが、東京に続き京都で始動。秋田の比内地鶏、愛知の名古屋コーチンといった国産食材の澄み切ったスープ、兵庫や広島の生あげ醤油によるふくよかな風味、北海道産小麦を中心にした自家製麺のなめらかな舌触り…どれをとっても唯一無二。
醤油わんたん麺1550円。店内奥で製造する自家製麺、比内地鶏と名古屋コーチンの清湯、醤油5種をブレンドしたかえしに、2種のワンタンをトッピングした贅沢な一杯
キッズ用の椅子があったり、紙ナプキンの用意があったり、小さな子ども連れやおじいちゃん&おばあちゃんでも、入りやすい店づくりを意識したというオーナーの榊本さん。麺メニューは、ポタージュのようにマイルドな鶏白湯のほか、7種の魚介そば、まぜそば、限定の味噌鶏白湯など5タイプ。
鶏白湯そば930円。鹿児島産の鶏ガラをメインに同じ九州の豚骨を加え、強火で煮込んだ濃厚鶏豚スープのまろやかなこと! 一杯ずつブレンダーで乳化させるひと手間によって、動物系の旨みがポタージュのようなやさしい後味に
稲荷山トンネル、山科IC近くのニューフェイス[フジケンラーメン]。ほぼ毎日ラーメンを食べるほどのラーメンマニアであるオーナーが、「地元にみんなが楽しめるラーメン店があれば」とオープン。定番のラーメン4種と期間限定1種の5種類のラーメンを一杯ずつ丁寧に作り上げる。初めて訪れる人にぜひ頼んで欲しいのは、看板メニューの背脂醤油そば。
背脂醤油そば800円。甘みと醤油のキレやコクを感じるスープは、鶏ガラスープをベースにザラメやニンニクと生姜、[松野醤油]の醤油で作ったかえしで味を整えている。チャーシュー増し+200円もおすすめ
2022年4月に惜しまれつつ閉店した西陣の人気店[麺処 雁木]の店主・木村隼人さんが、ラーメン人生の第二章として新店を金閣寺近くにオープン。だしソムリエ1級や出汁マイスターなど、数々の資格を持つ木村さんのラーメンが新天地でも堪能できる。
魚だし醤油らぁ麺850円。鯖節・鰹節・煮干・羅臼昆布でひいたダシをベースに原木椎茸・牡蠣煮干・スルメからひいたダシが味わい深い。かえしは強いダシに負けないよう3種の再仕込み醤油と三河みりんを使って旨みとキレをプラス。自家製麺は北海道産小麦に全粒粉を少しブレンド
「懐石料理をカジュアルに」をコンセプトとした[立呑み Gastronomy 雪灯]から、姉妹店としてラーメン店が誕生。[吉兆]などで腕を磨いた店主・薩さんが作る上品な鴨ラーメン4種が楽しめる。店に入った瞬間感じるのは日本料理店のような上品なダシの香り。滋賀県産の近江鴨の鴨ガラや鰹、昆布を使ったダシは和食の技法を惜しみなく使うことで、しっかりと素材の旨みを抽出。最後の一滴まで余すことなくスープを堪能したい。
鴨出汁らぁめん 塩らぁめん1000円。スープは鰹・昆布・近江鴨のガラ2羽分をたっぷりと使用。女性でもほとんどの人がスープを完飲するほど、あっさり上品な味わい
祇園の北側、ビルの奥にある隠れ家的ラーメン店[麺鶏 佰鶏]。カウンター8席、割烹のような落ち着いた空間でラーメンを堪能できる。メニューは、店名にもなっている鶏だしをメインにしたラーメン2種と貝だしを使ったラーメン2種の計4種類がスタンバイ。
鶏とお塩の淡麗そば830円。澄んだスープは見た目とは裏腹に自家製の鶏油やニンニクも利いて、上品ながら程良いパンチも。麺はうどん専門店が手掛ける細ストレート。スープもいつの間にか全部飲み干してしまっている人がほとんど
釣り好きスタッフが名付けた[なぶら]とは、大きな魚に追い立てられて海面を跳ねる小魚の群れのこと。大物がいるというサインになる言葉。そんな海の吉祥ワード、なぶらTシャツを着たスタッフが提供するのは、昆布と鯖のダシが香るラーメン。
ラーメン 並 880円。昆布と鯖の滋味深いスープに、鯖の竜田揚げを浮かべた魚介系ラーメンが話題