
古都の暮らしを体験する、飾らない旅を提案する[グレ...
1603(慶長8)年に江戸幕府初代将軍・徳川家康が築城。1884(明治17)年に皇室の別邸・二条離宮となり1939(昭和14)年、宮内省が京都市に下賜。「元離宮二条城」として一般公開を始める。国宝・二の丸御殿には、狩野派による約3600面の障壁画が現存しており豪華絢爛な空間に圧倒される。1867(慶応3)年には第15代将軍・慶喜が大政奉還の意思を表明するなど、数々の歴史の舞台としても登場。1994(平成6)年にはユネスコ世界文化遺産に登録された。
城内には山桜や里桜、八重紅枝垂桜など50品種約300本の多種多様な桜を楽しめる。期間内の夜間には桜のライトアップやプロジェクションマッピングのほか、体験型の催しも用意されており、ゲストを幻想的な世界へと誘う。紅葉の名所としても知られ、イチョウやカエデなどの多彩な木々が美しく色づく。