
[2023]京都・お正月に開いているお店 10選
ボリュームたっぷりの洋食ランチや、色とりどりの旬野菜が並び、盛り付けも美しい和のランチなどなど、河原町周辺で味わえる各種おすすめのランチを19軒を紹介します。仕事の合間に、また買い物の途中にと、至福の時間を堪能して。
洋食好きの店主・一村さんがピンチョスやカナッペなどのフィンガーフードから着想を得た、新感覚の巻き寿司を楽しめるこちら。のせる具材に合わせて、寿司飯は海苔、とびこ、胡麻、湯葉、あおさ、ゆかりなどを使い分け、巻き寿司の上には海鮮や肉、旬の野菜などの食材がバラエティ豊かに登場する。
巻き寿司13巻、サラダ、味噌汁、おばんざい、デザートが付いた、一穂セット2900円。見た目のかわいらしさはもちろん、意外な組み合わせが楽しめるのも嬉しい
パティシエ、植物性料理研究家の肩書きを持つ、店主のうのゆきこさんが、「アレルギーなどで食べられるものが限られている人にも、日本のソウルフード、京都名物の一つであるラーメンを楽しんでもらえたら」と、4年ほど掛けて特製の豆乳ラーメンを開発。ヘルシーでもしっかりとしたコクのあるスープをぜひお試しあれ。
豆乳ラーメン“雪”1200円。スープはキノコや野菜のダシをベースに、豆乳やグルテンフリーの醤油をミックス。米粉と昆布で作ったオリジナル麺はツルンとした口当たりが特徴
大叔父が料理店を営んでいたという店舗兼住居の町家で店を始めた安田さん。京町家の風情が丁寧に残された店内で楽しめるのは、炊き込みごはん、季節野菜、お肉の3段になった季節野菜のせいろごはんセット。お肉と野菜は7種類の薬味と自由に味わって。
季節野菜のせいろごはん2750円。[ベジサラ舎]の野菜、国産ブランド豚をせいろでじっくりと蒸し上げたヘルシーなランチセット。薬味は[円卓]の柚子麹味噌など7種類付き
[ピニョ食堂]など、京都で人気韓国料理店を続々と誕生させているオーナーが手掛ける新店。多くの人がイメージする韓国料理はあえてメニューに入れず、済州島の郷土料理であるスープ料理を中心に揃えている。コサリユッケジャンは、細かくさいたぜんまいと豚肉を煮込んだ、コクのあるとろとろスープ。
コサリユッケジャン定食1500円。スープにごはんと3つの小皿が付く。ナムルやコチュジャンと一緒にごはんにかけ、ビビンバ風にするのもおすすめ
[神戸北野ホテル]や[京都ブライトンホテル]で修行し、[西洋酒樓 六堀]で多くの洋食ファンを喜ばせたシェフによる、昼はオムライス、夜は洋食居酒屋の店。大ヒット中の(白)オムライスは、北海道産の白い卵を使ったオムレツの中から、滋賀県産卵の黄身がとろりと流れ出し、玉ねぎをふんだんに使うデミグラスと一体に。
ランチの(白)オムライス1760円。玉ねぎと鶏肉、ごはんを炒めたところにケチャップを投入。チキンライスの上に卵4個使用した出来たてのオムレツをのせる。専用ナイフを入れる瞬間にワクワク
祇園にオープンした、東京で人気の炭火焼きハンバーグと炊きたてご飯専門店[挽肉と米]。趣きある町家の店内には、気持ちの良いオープンキッチンが広がる。毎朝店内で挽く国産牛100%のハンバーグを、目の前で炭火焼きに。羽釜で炊いたごはんと1個90gのハンバーグが3個まで食べられる。
挽肉と米定食1600円。肉汁がしみたごはんが口福。ハンバーグが1個90gと小さめなのは、焼きたてを最後まで楽しんでもらうためだそう
鴨ラーメンを提供する[Gion Duck Noodles]の姉妹店としてオープンした、鴨ひつまぶしの専門店。低温調理のやわらかい鴨ロースがたっぷり敷き詰められたごはんに、3種類のスパイスをかけて味わう。イクラとウニをトッピングした、見た目も豪華なスペシャルバージョンがおすすめ。
鴨ひつまぶし御膳スペシャルVer. 2850円。紀州鴨を使用。ごはんは小・並・大から選べる
[炭火焼く鳥ソリレス]、チューハイスタンド[sour]など人気店の代表が手掛ける、立ち食いそばの店。看板も出ていないミニマルな空間で楽しめるのは、2Fの製麺所でつくる自家製二八そばと関西風味の汁。なめこトッピングは見た目のインパクトに反して、素朴で懐かしい味わい。
飛騨ジャンボなめこ900円、温泉玉子+100円
近江牛のなかでも特に質の高いものだけに与えられる称号「認定近江牛」など、選りすぐりの黒毛和牛を提供する焼肉店。土日・祝日限定のランチでは、高火力の炭火でレア気味に仕上げた近江牛のひつまぶし御膳を部位ごとに5種類用意。肉の鮮度を誇る[新]ならではの、認定近江牛を使用した極上ユッケ丼ぶり膳なども魅力的。
認定近江牛赤身ひつまぶし膳2420円。最初はそのまま、次に薬味や漬け物を添えて味わい、〆は和牛のテールとマグロの合わせ出汁を注いでお茶漬け風に
革鞄の販売・修理の専門店に併設されたカジュアルスタイルの日本料理店。和食一筋20年以上のベテランシェフが旬にこだわり、その時一番美味しいものを最高の状態で提供する。ランチの一番人気は「ランチ3種丼」。丼は3つ食べてもお茶碗1杯程度の食べやすいサイズなのが嬉しい。
ランチ3種丼 2200円。この日はしらす丼・海鮮ちらし・ローストビーフの3種類の丼が登場。味噌汁、サラダと副菜5つ付き
四条烏丸のビリヤニ専門店[INDIA GATE]の姉妹店。朝は和風の朝定食をテーマとした出汁カレー、昼は狩猟免許を持つスタッフが捕えて丁寧に下処理したという、新鮮な鹿肉のカツやステーキがのった濃厚なカレーが登場。ジビエとスパイスのパワーで、午後に向けてしっかりチャージできる。
京都京北産の鹿モモカツカレー1800円。カツに合わせるソースをイメージしたというルゥは欧風カレーとスパイスカレーの中間のような味わい
2Fまでキッチンの活気が伝わる吹き抜け空間が特徴の店内。路地奥の隠れ家的立地でありながら瞬く間に人気店となった酒場が、完全予約制のランチをスタート。野菜+魚介の小皿料理を中心に、スープ、天ぷらなど、熱々の料理も付いて盛りだくさんの内容だ。
小皿8~10品に、本日のスープ、本日の天ぷら、サラダ、炊き込みごはんが付く、あしおとのお昼ごはん2200円。WEBから事前予約を
京都の喫茶店文化を次世代へと繋げる名店[喫茶マドラグ]。こちらでの注目は、訪れる人のほとんどが注文するお子様ランチ。メインがハンバーグのAセットとメインがエビクリームコロッケのBセット1430円の2種類が揃う。両セットともに、デザートにはプリンがついて大満足!
お子様ランチA 1320円。牛と豚の合い挽きミンチを使ったふっくらハンバーグをメインにしたAセット。デザートに喫茶店らしい固めのプリンが付く。オムライス、サラダ、スープ、ポテトサラダ付きで、大人も大満足のボリューム
肉の卸業出身の夫婦による牛肉料理専門店。肉を知り尽くした主人によって厳選された上質な牛肉を手頃な価格で味わえることで評判だ。特に人気の「肉まぶし」は、大葉や山葵などの薬味を添えたり、お茶漬け風にしてみたり、自分好みに楽しむスタイルでリピーターも多い。
赤身肉を堪能できる肉まぶし1188円(黒毛和牛2838円)。厳選した赤身肉と自家製たれが絶妙なバランスの美味しさ
ハンバーグが人気の洋食店[グリルデミ]の2号店がハンバーガー専門店としてオープン。和牛の粗挽きと細挽き肉をブレンドした100%ビーフパテが挟まれたハンバーガーは肉々しく食べ応え抜群。そこに特製デミグラスソースやチェダーチーズが加わった、洋食とバーガーの夢の組み合わせ。
Y’s BURGER COMBO1280円。ふわっとした自家製バンズに、ビーフ100%のパテはドーンと110gオン。フレンチフライとドリンク付き
六角通りにふわり良い香りを漂わせて100年以上、京都の街人を見守ってきたうなぎ料理の老舗[京極かねよ]。昆布がきいた上品な京風出し巻きが、うなぎの濃厚な旨みにぴったり寄り添う「きんし丼」は見逃せない。追いダレや山椒などで味の変化を楽しんで。
きんし丼(並)2800円。京風出し巻き×江戸焼きうなぎという、シンプルで最強のコンビネーション
モダンフレンチの名店[MOTOI]がプロデュースする餃子専門店。家族で安心して食べられる餃子を目指し、すべて調味料は無添加。海老のぷりぷりとした歯応えが印象的な看板メニューのパパ餃子はニンニク不使用、生姜で全体の味を整え、アクセントにパクチーを加えている。
差し水に小麦粉を独自に配合して作る羽根が見事なパパ餃子8個900円は、オリーブオイルと塩を付けて食べるのがおすすめ。ごはん、味噌汁、サラダ、ぬか漬けがセットになったランチは1200円
北山にあるタイ料理店の2号店。チェンマイ出身のタイ人シェフによる料理が街なかで味わえる。1Fはカウンターなので、ひとりでふらっと立ち寄りやすい。ランチは、麺やごはんモノにミニサラダ、おかず2種、スープが付くセットのほか、トム・ヤム・クンや青いパパイヤのサラダなど単品オーダーもあり。
Aセット(パッタイ)990円。タイの焼きそばには米麺を使用し、タマリンドソースとナンプラーでエキゾチックな味わい
創業は1972(昭和47)年、サラダをたっぷり食べられるサラダ専門の洋食店。厳選した新鮮な野菜や添加物不使用の綿実油を使用し、グリル料理を中心とした約30種類の豊富なメニューが並ぶ。人気の照焼ステーキは、白味噌をベースにした甘くてコクのあるソースが絶品。
照焼ミックスとサラダ1580円。すべてのグリル料理には自家製ドレッシングをかけたグリーンサラダ付き。シソとチーズを挟んだチキンカツと一緒に味わえば大満足間違いなし