2024年5月11日（土）まで、［東寺］境内に建つ食堂（じきどう）にて『世界遺産 東寺 特別展示会 2024 草場一壽 陶彩画展』が開催されている。
陶彩画とは、有田焼で有名な佐賀県に生まれた作家・草場一壽氏が、長年の研究と試行錯誤の末に有田焼の技術を昇華させて絵画に用いた焼き物の絵画。草場氏が作り上げた独自の色彩と、見る角度により変わる色の変化が最大の特徴で、その艶めきや色使いで“いのちの輝き”を表現する。
会場には昨年発表したばかりの新作を始め、躍動感溢れる龍の代表作や癒やしの菩薩画なども展示されており、焼き物ならではの温かみと卓越した筆遣いで来場者を圧倒する。
歴史ある［東寺］の格別な空間で、この機会に光輝く焼き物の絵画を体験してみて。