京都駅近くの行列店[本家 第一旭 本店]のラーメン...
京都グルメのなかでも人気が高い、ラーメン。京都の玄関口である京都駅から徒歩15分圏内は、多種多様なラーメン店が集結する激戦区で、味はどこもハイレベル。行列のできる老舗店から個性豊かな人気店まで、一度は食べたい各店こだわりのラーメンをぜひ味わってみて。
[麺匠 たか松]本店で人気のつけ麺を京都駅ビル内で味わえるのが、こちら。そばのような褐色の特製麺には、長野県産石臼挽きの全粒粉を使用。つるっとしたのど越しの細麺と、鶏と魚介の旨みを抽出したつけ汁との絡みは抜群だ。店内に掲示されたおすすめの食べ方を参考に、玉ねぎを入れたり、すだちや黒七味を掛けたりして味の変化を自由に楽しんで。
京都つけ麵のパイオニアとして知られる[京都千丸 しゃかりき]。こちらの店舗は、高貴な色の「京紫」と貴重な「お醤油」に紐づけて[murasaki]をサブネームにしている。基本のスープは、京さわら煮干と鶏から取るダシに、熟成醬油の自家製ダレを加えて仕上げる。麺には、京都の老舗製麺所[麺屋 棣鄂]に特注オーダーしたものを使用。カウンター席で厨房のライブ感を楽しんだ後は、山海の旨みが詰まった京都ラーメンを味わおう。
「昔からある京都のラーメンをそのまま現代風にしたい」というオーナーの田川伸生さんの探究心から、2004年にオープンした[京都ラーメン研究所]。「のどが渇かないラーメン」「けもの臭のないチャーシュー」「味噌を使わない味噌風ラーメン」など、他に見ないラーメンのラインナップが大きな魅力だ。メニューごとにスープや麺を変えるなど手間を惜しまないこだわりっぷりに、今後の研究成果への期待が高まる。
京阪七条駅前の[ラーメンの坊歩]は、どこか懐かしさを漂わせながらも、ガラス張りで開放的な雰囲気。2人の店主が試行錯誤して完成させた鶏豚骨スープは、パンチが利いていてクセになる味わいだ。[夷川田ごと]の細めストレート麺とも相性抜群。鶏豚骨の他に、塩白湯、辛ニン、チャーシュー麺の4種類がある。ジューシーな唐揚げも人気のメニューで、飲んだ後のシメにはもちろん、サク飲みしたいときにも訪れてみて。
1938年に屋台の中華そば店からスタートし、今や全国に店舗を展開する[新福菜館]。京都のラーメン史を語る上で欠かせない名店のひとつだ。本店には地元民だけでなく全国のファンが訪れ、朝9時のオープンから行列ができている。特徴的なのは、濃い色をした中華そばのスープ。オリジナル醤油スープはシンプルながら後を引く味わいで、何度でも食べたくなる。ファン多数の焼き飯も、ぜひ中華そばと一緒に注文してほしい。
2021年秋、京都駅エリアにオープンした[貝だし麺 きた田]は、女性ひとりでも入りやすいラーメン店だ。自慢は、むき身をどっさり使った貝白湯と呼ばれるスープを、北海道産小麦のゆめちからを使った平打ち麺でしっかり抱きとめる貝だし麺で、貝だしのスープが売り切れることも珍しくないんだとか。スープに使った貝に薄味をつけ、ごはんのお供にした貝のしぐれ煮ご飯に、スープを掛けつつ食べるのもおすすめ。
戦後まもなくして誕生し、京都の玄関口で人々を出迎えてきた[本家 第一旭 本店]。早朝からできる行列は、京都の名物ともいえる。ラーメンは豚骨ベースの醤油味で、短時間で一気に炊いて旨みのみを抽出したスープに、複数の小麦粉をブレンドして熟成乾燥させた中太麺がよく合う。麺には[近藤製麺]、醤油には[五光醤油]と京都の老舗のものを厳選し、九条ねぎや緑豆モヤシも京都産。まさに地元の美味しさを凝縮した一杯だ。
ラーメンの食べ歩きの趣味が高じて、店を開いた店主の阿治さん。「家族みんなで食べられるラーメン」をコンセプトに、化学調味料を使わないラーメンを作っている。豚骨をじっくりと炊き、ベストなタイミングで取り出すことで、味噌汁のように見た目のきれいなスープが完成。そこにホロホロの焼き豚や九条ねぎ、モヤシをトッピングする。背脂を使わないあっさりとしたシンプルなラーメンで、お腹と心を満たして。
人気ラーメン店[麺屋優光]の姉妹店で、その味を継承しながら独自のラーメンを生み出しているこちら。鰹節で和のテイストを強めた真竹 MADAKEや鯖・イワシ・鰹の旨みを追加した黒竹 KUROCHIKUなど、スープのアレンジにこだわっている。自家製麺所で毎朝作っている中太麺は、全粒粉入りで香ばしい風味に仕上がっており、強いコシも印象的で、スープに負けない存在感を放つ。花鰹や自家製辛ニラなど、限定トッピングも見逃せない。
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