
京都駅周辺にある[天ぷら割烹 矢野]で揚げたての天...
2021年11月22日 open
「オープン3日目で行列ができた時は、すごくびっくりしましたし、すごく有難かったです」と笑顔で語る、店主の土田恭子さん。大好きな飲食業界にずっと身を置いてきた彼女にとって、コロナ禍は大きな打撃だった。「経営していたお店が立ち行かなくなって、スタッフみんなの再就職先が決まるまで踏ん張って、2020年6月に閉店。その後は燃え尽きたというか、数ヶ月は何も手につきませんでした」。
店主 土田 恭子さん。
ラーメン店を含むさまざまな飲食業界で働いた後、馬肉専門店を経営。 2020年に閉店し、2021年秋に[貝だし麺 きた田]を始動。
しばしの休息を経て、忙しい友人の店を手伝ううち、また何かやりたい!という気持ちが湧いてきたのだそう。そんな時、ふと思い浮かんだのが貝だしのスープだった。
味玉入り貝だし麺1050円。アサリの旨みが味わいのベースとなり、ハマグリとホタテの上質な風味がスープに奥行きをもたらす。
「まだあまり認知されていない貝だしなら、激戦区の京都でもどうにかやれるんじゃないかって。あかんかっても、またやり直せばいい!という気持ちで始めました」。土田さんの予想が的中し、スープが売り切れることも珍しくない人気麺に。
貝のしぐれ煮ご飯(並)250円。スープに使った貝はロスにせず、薄味をつけてごはんのお供に。スープをかけつつ食べても美味。
むき身をどっさり使った貝白湯と呼ばれるスープを、北海道産小麦のゆめちからを使った平打ち麺がしっかり抱きとめる貝だし麺のほか、牛骨スープをブレンドした中華そばもあり。京都駅エリアで、女性ひとりでも入りやすいラーメン店、覚えておきたい。
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