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2021.7.12
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料亭[鳥彌三]の建築美を支える京の職人技

1.鳥彌三とは‥

京の伝統的町家の美しさを今に伝える、登録有形文化財のひとつ[鳥彌三]。幕末の志士・坂本龍馬も愛した、水炊きの老舗としても知られている。実は、1788年の創業以前から建物自体は存在し、その歴史は270年ほど。最初は木屋町側の母屋だけだった建物に、中2Fをつくり、昭和に入ると鴨川のそばに新座敷をつくり、少しずつ拡張していったそう。

建具、竹、唐紙、漆、器、掛け …改めて見回すと、お座敷とはさまざまな職人の技の結晶。京都の名店には、ホスピタリティだけでなく、傷んだ箇所は修復して使い続ける、メンテナンスの心得が受け継がれていることに気付かされる。

どんな建具や調度品にも意味があり、主人の思い入れがある。訪れるゲストは、一見すると無駄なもの、日常生活に必要ないものから、非日常という安らぎを享受する。川床で食事をする文化もまたしかり。畳に座って川を眺め、秘伝の水炊きを味わって、本当の贅沢を感じてみて。

2.ここも見て!:1 屋形船を イメージして

鴨川をのぞむ東側の新座敷は、廊下からは一段下がり、屋形船に見立てた空間に。川面に浮かんでいる気分で寛いで。

3.ここも見て!:2 幕末の ヒーローも滞在

坂本龍馬が利用したお座敷は、縁起の良い南天・竹・松の天井、京唐紙の襖が美しい。

4.ここも見て!:3 空調もおもてなしの一つ

エアコンがない時代、当時の職人たちは天井近くに小窓をつくり湿気や温度を調節した。

5.ここも見て!:4 先祖の思い出が宿る調度品

六代目の妻の嫁入り道具の衣装箱。上の大きな亀はお金を持たず来店した常連さんの置き土産。

6.気になる!川床料理はこちら

鶏の水炊きコース1万3200円。京都の天然水と鶏ガラを3日間煮込んだ濃厚なスープに、骨付きモモ肉や野菜、豆腐を浮かべて。

7.店舗情報はこちら

鳥彌三

  • とりやさ
  • 京都府京都市下京区木屋町通四条下ル斎藤町136
  • Tel.075-351-0555
  • 13:00~22:00(LO/20:30) 不定休
  • 全席禁煙 完全個室有 駐車場無
  • [川床情報]
    営業時間/13:00~22:00(LO/20:30)
    ※昼床は5月~10月の営業。川床期間は5月1日~10月31日を予定。詳細は店舗まで確認を。
    アラカルト/1320円~(コース注文時に限る)
    席料/無 サービス料/飲食代の20% 予約/要予約 子どもの同伴/不可 席数/23席 席種/川沿い席 座敷、それ以外テーブル
※予告なく記載されている事項が変更されることがありますので、予めご了承ください。

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