通常の鶏よりも筋肉質の軍鶏は脂肪分が少なく、あっさりとした風味ながら旨みと深みが強いのが特徴な軍鶏ラーメン専門店。女性一人でも入りやすいカフェ風の雰囲気も好評。

季節の柑橘の香りとともに登場する塩ラーメンは2種類。すっきりとした鶏の旨みを引き出す「ミラノの朝陽」と、じっくり濃厚な味わいに仕上げる「フィレンツェの夕日」、ネーミングにも店主の穏やかな人柄が現れている。

中国の蘭州地方生まれの蘭州牛肉麺は、今では中国全土に専門店が広がる国民の味。中国出身である店主の万さんは現地で牛肉麺の店を営む親戚から作り方を伝授され、京都で専門店を開いた。

看板メニューの貝〈ヨロコビ〉塩ラーメンは、アサリやホタテの貝柱でとったダシがベース。縁起の良いハマグリやアサリのトッピングはオリーブオイルやニンニクで味を加えており、溶かしバターでスープも具も洋風の味わいに。

広島のご当地グルメでもある汁なし担々麺。エメラルドグリーンの器に、自家製ラー油や八角、花椒、シナモンなどを独自に配合した紅色のタレが映える。胡麻が辛さをマイルドにし、細麺と合わさりなめらかな口当たりに！

メニューは麻婆豆腐のみという潔さ。中国出身で料理人歴40年以上のシェフが作る本場の麻婆豆腐を、麻婆丼かはんとの別盛り、かけ麺、つけ麺の4つから選択して味わえる。