
オリジナル雑貨と体験が楽しめる[Ha10(ハット)...
園部 晋吾さん。大学卒業後、大阪の[花外楼]で3年間修業ののち、園部平八氏の跡を継ぐ。現在は[平八茶屋]二十一代目で代表取締役社長。食文化の普及浸透にも尽力し、京料理の若主人が集まって研鑽を積む京都料理芽生会の元会長や日本料理アカデミー理事、京都食文化協会運営委員を歴任
平安京遷都以前から豪族が繁栄の礎を築き、それにともなって培われてきた、京都の食文化。豊富な山海の食材に、磨き抜かれた料理の技と味わいをいっそう引き立てる室礼が一体となって、訪れる人の五感を満たします。
色白でえぐみの少ない西山の筍が春を告げる
唐で仏教を学んだ禅僧が孟宗竹を持ち帰り、西山山麓に植えて広まったといわれる京都の筍。一年を通じて農家が丁寧に手入れする竹林から毎朝、掘り出される筍は、色白で甘みと香りが濃くとてもやわらかです。洛西から山城にかけての地域では、筍が春の訪れを告げます。
筍・若芽・鱈の子・蕗・生麩の炊き合わせ、 筍と独活の木の芽和え。どちらもやさしい色合いに山椒の香味が利いて、待ち望んだ春を満喫できる取り合わせです
千年の都で進化を遂げた味が濃く栄養価も高い京野菜
都には人が集まり、各地から自慢の野菜が献上されました。肥沃な土壌と良質の水に育まれた野菜は改良されてさらに美味しくなり、栄養価も高い京野菜となったのです。今では九条ねぎや壬生菜など土地の名が付いた野菜も周辺へと主産地が移り、京都府下で優良な京野菜が育っています。
煮含めて裏ごししたえびいもに粗挽きの鴨を混ぜ、五色あられと玄米粉をまぶした揚げ物。 香ばしい衣とねっとりとろけるえびいものハーモニーが心地よい、技の活きる逸品です
旅人の疲れを癒やした素朴な味わいを京料理に昇華
鯖街道を行き交う旅人のため、ぼそぼその麦飯を食べやすいように工夫したのが「麦飯とろろ汁」です。粘りの強いつくね芋を麦飯にかければ、するすると食べやすく、芋に含まれる酵素の働きで消化に良く栄養になるので、たいへん喜ばれました。いわば昔のファストフードです。
現在は米と麦7:3の割合で炊いたごはんに、厳選して熟成させたつくね芋をダシでのばしたとろろ汁をかけ、しば漬けほか季節の漬け物を添えます。素朴な味わいの中にも、お客様をねぎらうために工夫された「おもてなしの心」が脈々と息づいています。
“もうひとつの京都”と呼ばれる「海の京都」「森の京都」「お茶の京都」「竹の里・乙訓」には、エリアごとに魅力的な食材が溢れています。
「食らし旅」では、そんな“もうひとつの京都”エリアの“食と旅”の情報を発信しています。料理人の技術と素晴らしいロケーションが一緒に楽しめるのは、現地に行ってこそ。
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