
【2021年最新】滋賀のおしゃれカフェランチ...
2020年12月09日 open
古時計がボーンボーンと時を刻む築150年の日本家屋。長浜の郷土料理・焼鯖そうめん専門店[翼果楼(よかろう)]内で、水・木・金曜の夜だけ暖簾がかかる[yoro.]がカフェ好きの間で話題に。明るい笑顔でゲストを出迎えるのは、この地で生まれ育った辻里菜子さん。調理の専門学校を出て勤めた祇園の和食店で3年が過ぎたころ、コロナ禍で飲食業界の状況が一変。長浜に戻り「生まれ育った大好きなこの場所に、またたくさん人が来てくださるよう何かしたくて」と、両親のサポートと夜カフェの両立を始めたのだそう。
左から、iiDonut180円。滋賀県の発酵食・鮒寿司の飯を練り込んだ生地は、ほんのりチーズのような香り。金木犀とパッションフルーツのクリームソーダ650円。敢えて無色のソーダは甘すぎず、フローラルな味わい。ジャスミンとライチのクリームソーダも有
夏はフローラルなクリームソーダ、秋は栗の渋皮煮のテリーヌなど季節に合わせて移ろうメニューに、旬のある和食を学んだ経験が活かされている。地酒と酒粕を使ったアイスチーズケーキ、鮒寿司の飯を練り込んだドーナツなど、地元愛を感じる定番スイーツにも伝統と革新が共存。いつでもちゃんと美味しくてホッとする、そんな名物の素質が感じられる。