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2023.10.2
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祇園ししし

若き店主が手掛ける祇園の創作割烹料理店[祇園ししし]

2022年10月01日 open

「祇園にも入りやすい割烹店があればと思って」とこの街に店を構えた理由を語る清水さん。[菊乃井 露庵]で8年修業し、割烹店を経て独立したのは27歳の頃。この業界では随分早い印象だ。「不安な気持ちがなかったわけではありませんが、それよりも自分の店を持ちたい気持ちが大きかったです」と淡々と語る口調にも、強い意志を感じられる。実家が商店を営んでいた清水さんは食材が身近にある環境で育ち、幼い頃から料理に興味があったという。一人前の料理人になることを長年思い描いた清水さんにとって、20代の独立は早すぎることはないのだろう。
 

祇園ししし

日本各地から仕入れた鮮魚で作るお造り1600円~は、常時4~5種類を用意。この日は歯応えと旨みのあるキジハタと、稲藁で燻して香り付けしたマグロ

祇園ししし

甘鯛殺油地獄3500円。ウロコを逆立ててから炭火で時間を掛けてじっくりと焼くので身はジューシー、ウロコはパリパリに。からすみがたっぷり

祇園ししし

鱧のしゃぶしゃぶ2200円。岡山県産の黄ニラなどの薬味やダシが鱧の美味しさを引き立てる。脂がのる秋の鱧を味わって

料理は気軽に利用しやすいようにとアラカルトを用意しており、コースも9900円と祇園にしてはリーズナブル。歌舞伎の演目をヒントに名付けたという看板メニューの甘鯛殺油地獄は、客の目の前でぐじに油を掛けてウロコを逆立てる。手元がしっかりと目に入るカウンター席で、魅せる料理を楽しませてくれる。他にも故郷の岡山県津山市の名物であるホルモンうどんや肉の白和えといった、京都では珍しい料理が登場することも。「大正の鶴」や「御前酒」など、岡山の地酒もあり、ところどころに地元愛がにじむ若き店主を密かに応援したい。

祇園ししし

店主・清水敦史さん。岡山県津山市生まれ。幼稚園の時からの夢だったという料理人になるため、18歳で京都へ。[菊乃井 露庵]などで修業し、27歳で独立

祇園ししし
ぎおんししし
2022年10月01日 open
京都府京都市東山区富永町127
京阪「祇園四条駅」から徒歩5分
Tel.075-366-5254
12:00〜14:00、18:00~23:00(LO/22:30)
日曜休
昼は完全予約制
全席禁煙 完全個室無 駐車場無
https://www.instagram.com/shishishi_kyoto/
PHOTO/畑中勝如、TEXT/板倉詠子

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