京都で「涅槃図」を観に行こう!

寒さも少しずつ和らぎ、春めいてきましたね。
皆さんは涅槃図を知っていますか?

涅槃図(ねはんず)とは
お釈迦様が亡くなった時の様子を描いた絵です。
亡くなったとされる旧暦の2月15日(新暦の3月15日)に執り行われる法要「涅槃会」において本尊として掲げられます。

今回はこの春、京都で特別公開される涅槃図を3つご紹介します。
コロナ対策を万全にした上で、見どころをチェックして、涅槃図の世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。

※予告なく記載されている事項が変更されることがありますので、予めご了承ください。

1 . 泉涌寺/涅槃会

皇室の菩提寺として知られる[泉涌寺]。特別公開される「大涅槃図」は、紙本極彩色で日本最大級。江戸中期の1717(享保2)年に浄土宗の僧侶・明誉古礀上人が描いた。その大きさ故に天井から床にかけてコの字型に折り畳んで吊らなければ堂内に収まらないのだとか。大迫力の涅槃図に描かれた極彩色の美しさは圧巻。涅槃会法要は3月15日(月)10時から執り行われる。

日時/2021年3月14日(日)~3月16日(火)
9:00〜17:00 (受付終了16:30)
※涅槃会法要は15日(月)10:00~、13:00〜の2回
料金/大人 500円 、小学生以下 300円

2 . 本法寺/令和3年 春季特別寺宝展 長谷川等伯 大涅槃図開帳

名だたる芸術家との縁が深い[本法寺]。所蔵する「佛涅槃図」は、安土桃山時代に活躍した絵師・長谷川等伯が早世した息子・久蔵の七回忌の供養として1599(慶長4)年に描いたもの。特徴的なのは下方に描かれた洋犬のコリー。これは大坂・堺の港町で南蛮人がコリーを連れ歩く様子を見た等伯が描いたものと考えられている。通常、同図の複製が展示されているが、期間中は特別に正筆を見ることができる。

日時/2021年3月14日(日)~4月15日(木)
10:00〜16:00
※4月3日(土)は休館
料金/大人 1000円、中高生 600円、小学生以下 無料

3 . 真如堂/大涅槃図 特別公開

桜や紅葉の名所としても知られる[真如堂]。「大涅槃図」は、江戸中期の1706(宝永6)年に浄土門の高僧・厭求らによって極彩色で描かれたもの。同図には動物や昆虫をはじめとした生き物が描かれ、その種類は127種類におよび日本最多とされる。また猫が描かれた涅槃図は全国でも10数例ほどしか確認されておらず大変珍しい。
期間中は食べると無病息災で過ごせると伝わる、花供曽(はなくそ)あられが授与される。

日時/2021年3月1日(月)~4月4日(日)
9:00~16:00(受付終了/15:45)
料金/大人 1000円、中学生 900円、小学生以下 無料
※障がい者手帳をお持ちの方は無料。障がい者手帳をご提示ください。