
2025] 15 Recommended Lunches in the Shijo-Karasuma Area
烏丸御池駅直結の複合施設[新風館](京都市中京区)が、2025年6月に開業5周年を迎えます。烏丸御池のランドマークとして親しまれてきた同施設は、2016年に惜しまれながら閉館し、コロナ禍による延期を経て2020年にリニューアルオープン。自然を感じる開放的な空間と、個性豊かなショップで訪れる人々を楽しませています。
今回は5周年を記念して、改めて知りたいおすすめの最新グルメをピックアップ。実際に店頭に立つスタッフや店長の皆さんにも、[新風館]の魅力を聞いてみました!
ライフスタイルブランド[Maison Kitsuné]が手掛ける[Café Kitsuné]は、パリと東京の雰囲気から着想を得た、都会的で洗練された要素が感じられるカフェ。サクサクのクロワッサンにハムとフレッシュなレタスがサンドされたクロワッサンサンドは、軽食や軽いランチにもぴったり。自社のロースタリーで焙煎したコーヒーとともに、[新風館]の象徴ともいえる中庭を眺めながら味わいたい。
クロワッサンサンド(ハム)900円(税込)は、野菜もたっぷりで見た目以上に満足感あり。自家焙煎のブレンドコーヒーを使用したカフェラテは780円(税込)
<PRマネージャーM.Tさんが教える新風館の魅力>
隣接する[Maison Kitsuné]と行き来できるので、ブランドの世界観を存分にお楽しみいただけます。また中庭が新風館のおすすめスポット。庭を眺めながら楽しむティータイムは格別です。
グリーンが映えるアートな空間で、自然農法の素材を使った食・茶・酒を提供する[(THISIS)SHIZEN]。話題のアイスブーケは、ワッフルコーンのアイスに餡の花々を絞った華やかなスイーツ。季節限定デザインもあり、初夏には折り重なる花びらがキュートな紫陽花が登場。鮮やかなバラの花びらはバタフライピーやビーツなど自然の着色料を使用したもの。いちごや黒胡麻、芋など色ごとにフレーバーも違うので、気分に合わせて好みの花束を作ってみて。
SEASONAL(左)1750円(税込)は紫芋餡で紫陽花を表現した季節限定商品(7月末まで販売)、ROSEMIX(右)1750円(税込)は7種のバラから好きな色を3種類選べる
<スタッフA.Oさんが教える新風館の魅力>
個性的でかっこいいお店が勢揃いしています!カフェやお食事処もあり、ホッと一息つけるのもGoodです。
「すでにあるものを大切にし、新たな価値を創造する」というコンセプトのもと、京都の四季折々の素材をクラシカルなかき氷という形で表現する[お茶と酒 たすき]。毎月変わるかき氷を求めて、毎月1日に訪れるファンも多いのだとか。6月に提供されるレモンパイは、炙りたてのメレンゲやサクサクのパイが楽しい一杯。やさしい味わいのカスタードと、レモンカード、レモンピール入りのレモンシロップの爽やかな酸味が折り重なる、奥行きある味わいも魅力だ。すべての素材をひとスプーンに収めて食べてみて。
6月限定のレモンパイ1650円(税込)。手作りのレモンソースと自家製のパイの香ばしい香りが絶妙にマッチ※金額変更の可能性有
<店舗スタッフが教える新風館の魅力>
「京都らしさ」と「新しさ」が共存する施設で五感を刺激されます。ショッピング、カフェ、グルメ、アート、イベントなど多角的な魅力が詰まっており、何度訪れても新しい発見があります。ちなみにおすすめのかき氷は、12月に登場する「生大福」です!
世界各所の農園から仕入れた、高品質のカカオを使ったチョコレート専門店。カカオ豆の焙煎から完成までの全工程を自社で行うチョコレートアイテムは、カカオ本来の風味や魅力が感じられる。同店では、日本酒・玉乃光や西京味噌、抹茶など、京都の名産品を使用した京都店限定のボンボンショコラもスタンバイ。和紙を使用した包装紙も高級感があり、贈り物にもぴったり。
京都店限定のボンボンショコラ1836円(税込)。左から、抹茶(IPPUKU&MACHA)、酒(玉乃光の日本酒)、味噌(西京味噌)、きなこの4種入り
<スタッフS.Rさんが教える新風館の魅力>
昨年、お客さまもスタッフも利用できる給水所が2箇所できました。美味しいお水を飲んでほっとひと息つくことができます。
京都でオーガニック野菜を販売する[坂ノ途中]と、東京・神楽坂の書店[かもめブックス]を手掛ける[鷗来堂]が共同で運営する、本と野菜の店。併設のカフェでは、植物性の素材だけを使ったお野菜プレートが人気。豆乳ヨーグルトのソースや発酵玉ねぎダシなど、工夫を凝らした調理で新鮮な野菜を味わえる。豆、ナッツ、スパイスなどさまざまな素材の風味が楽しく、ホッとする味わいの一皿だ。
OyOy季節の野菜プレート1850円(税込)は金〜月曜限定 (月曜はランチのみ)。メニューは月替わりで、6月はズッキーニが主役。野菜ダシのスープとドリンクが付く
<店長C.Tさんが教える新風館の魅力>
中庭の植物を楽しみながら、ゆっくりと散歩するのが気持ち良いです。
日本が世界に誇る天ぷらを気軽なバルスタイルで提供する[天寅]。夜は厳選されたワインや日本酒と一緒に、和と洋が融合したオリジナル料理や天ぷらの盛り合わせ、コース料理が楽しめる。ランチではお得な定食や丼ぶりが人気。上天丼は海老や穴子、キス、イカなど人気の海鮮天ぷらをはじめ、季節の野菜の天ぷらを一度に味わえる贅沢な一杯だ。
上天丼は香の物、味噌汁付きで2200円(税込)。天ぷらにも合うスパークリングワイン・日本のあわはグラス800円(税込)
<スタッフE.Oさんが教える新風館の魅力>
自然豊かな吹き抜け空間と、隠れ家的なお店が共存していて、美味しい食事が楽しめます。
東京・中目黒の予約困難店[スエヒロガリ]の関西初店舗。中目黒で人気の味わいをベースにしたスエヒロガリコースは、前菜盛り合わせやつくねのおでんなどお酒にぴったりのアテから、名物のもつ煮のオムライスまで味わえる満足感たっぷりのコース。メインの串焼きは計算された炭の位置でじっくり火入れし、最高のタイミングで提供されるので、閉じ込められた旨みをじっくりと堪能できる。
スエヒロガリコース4730円(税込)より、焼き物4種。右から、皮モモ、ササミ、つくね、手羽先2種。ヴィーガン対応のルーマニアのオレンジワインはグラス930円(税込)
<スタッフK.Sさんが教える新風館の魅力>
来館者の半数以上は京都市民の方ということで、地元のリピーターさんがついてくださり嬉しいです。
あえて中華調味料を使わず、地産地消を心掛けた和ぎょうざを提供する[亮昌]。伏見のキャベツや京の伝統野菜・九条ねぎ、霜降りの京の都もち豚を使用し、鰹だしをベースに[山利]の味噌を加えて京風に仕上げている。ニンニクの風味が気にならない上品な香りと味わいなので、いくつでも食べられそう。ごはんをかき込むなら、定食がおすすめ。
ぎょうざ定食A 1150円(税込)は、自慢のぎょうざをがっつり2人分食べられる看板メニュー
<アルバイトN.YさんとK.Tさんが教える新風館の魅力>
一つの施設で、物販での買い物から食事、甘味処まで揃っており、おしゃれな空間でインスタ映えも狙えますよ。ポップアップスペースでは定期的に色々な催し物が行われるため、新鮮味があります。
ヨーロッパを中心に、自社輸入した珍しいクラフトビールが楽しめる[DIG THE LINE BOTTLE & BAR]。ボトルショップには厳選された国内外のクラフトビールがあり、珍しいビールと出合える。またナチュールワインや日本酒など、ビール以外のお酒も豊富にラインナップ。
お酒を飲む人も飲まない人も一緒に楽しめるようにと、料理はさまさまなポーションの用意があり、ランチ利用にも最適。甘辛くスパイシーなタイ風BBQチキンをはじめとする世界各国のフードを開放的な空間で味わいたい。
どんなお酒にも合うタイ風BBQチキン・ガイヤーン1200円(税込)は看板メニュー。日替わりのクラフトビール950円(税込)〜
<マネージャーH.Oさんが教える新風館の魅力>
高感度なアパレルと、多様なフードを素敵な空間とともに楽しめる場所です。
当店はお酒が飲めない方も大歓迎で、ランチもリーズナブルに楽しんでいただけます。地元の方にも気軽に足を運んでいただきたいです。
[新風館]の地下にある多種多様な映画を通じ、新たな映画文化を届けるミニシアター[アップリンク京都]。レインボーや抹茶などコンセプトが異なる4つのスクリーンと独自の音響システムを導入し、ひと味違った映画体験を提案してくれる。フードにもひと工夫があり、本場ヨーロッパの伝統的製法で作るコダマソーセージを使ったホットドッグや、10種類以上のスパイスと柑橘をブレンドした伊良コーラなど、わざわざ食べに行きたくなるメニューが並ぶ。
コダマのホットドッグ680円(税込)。1番人気の伊良コーラ670円(税込)は、東京・吉祥寺の店舗でも提供される東京のクラフトコーラ
<スタッフK.Sさんが教える新風館の魅力>
施設内にはおしゃれな店や開放的な自然があり、季節ごとにイベントが開催されていることも多く、訪れるたびに違った魅力が感じられます。アートや音楽など文化的な体験ができる場所です。
リニューアルオープンから5周年という節目を迎えた今、[新風館]をいちばん近くで見つめてきた館長・宇佐川さんにもお話を伺いました。
ーーーオープンからの5年間を振り返っていかがですか?
2020年のオープン時はちょうどコロナの流行と重なり、当初の予定から約2ヶ月遅れで開業しました。「このような時期にオープンしてもいいのか」という気持ちと、「地域の方にはやくお披露目したい」という気持ちがあり、複雑な感情で迎えた初日でしたね。人数制限をしながらも、たくさんの方にお越しいただき、嬉しかったことを覚えています。その後多くの方が[新風館]に来館され、京都の街に新しい風を吹き込むことができたと思います。
ーーー5周年を迎えた今、改めて新風館の魅力を教えてください
京都の街中にありながら、広々とした中庭でゆったりと過ごしていただけるのが魅力の一つです。地域に溶け込むように作った建物なので、街と馴染むようになっています。だからこそ気軽に足を運んでいただけるのではないでしょうか。また京都の芸術家が作ったモニュメントや庭園、京都の山に生息している植物など、京都らしさを感じていただけるのもおすすめポイントですね。ホテルやテナントがそれぞれの魅力を持ち寄り、訪れるお客さんが彩りを添えてくれる。みんなで作る[新風館]の良さにも注目していただきたいです。
ーーー店舗へのインタビューでは、豊かな自然も[新風館]の魅力として挙げられていました。今の時期は、カラフルな紫陽花も素敵ですよね
紫陽花は、訪れる方の心に残るようなイベントとして企画しました。夜はライトアップも行なっているので、この季節ならではの[新風館]を楽しんでいただければと思います。
ーーー最後に、10周年に向けて今後の展望を教えてください
「[新風館]があってよかった」と思っていただくことが目標です。“[新風館]らしさ”を守っていくことをこれまでも大切にしてきました。当館の雰囲気を素敵だと思って訪れてくださる方に喜んでもらえるよう、これまでといい意味で変わらず、「[新風館]だから訪れたい」という気持ちになる施設を目指したいです。
また、「伝統と革新の融合」を施設のコンセプトにしており、アートやカルチャーの発信にも力を入れています。中庭を地元の大学生の活動や伝統的な音楽の発信場所として使っていただき、当館の魅力を訪れる方に伝えたいと思っています。
リニューアル後、より多くの人に親しまれるようになった[新風館]。心が躍る華やかなスイーツやお酒にぴったりのグルメをはじめ、多彩なお店のラインナップはその日の「これが食べたい!」という気持ちに、きっと応えてくれるはず。また、中庭の緑や色鮮やかな紫陽花、至る所に息づくアートなど心を満たしてくれる場所としてもぴったり。癒やしがほしいときや刺激を受けたいときに、ふと訪れてみて。
さらに5周年を記念したさまざまな企画も用意されるとのこと。詳しい情報はOfficial siteでチェックして!
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