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ジャパンプレミアに登壇した、(左から)主人公・マンダロリアンを演じるペドロ・パスカル、ジョン・ファヴロー監督、グローグー、日本のスター・ウォーズアンバサダーを務める中島裕翔 写真提供/ディズニー映画
銀河を舞台に壮大な物語を描き続けてきた『スター・ウォーズ』シリーズ。その最新作『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』が、2026年5月22日(金)に日米同時公開を迎える。シリーズの生みの親であるジョージ・ルーカスも撮影現場を訪れ、称賛したという本作は、“孤高の賞金稼ぎ”マンダロリアンと、強大なフォースを秘めた孤児・グローグーの新たな旅を描く劇場版。2019年公開の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』以来、約7年ぶりに『スター・ウォーズ』が映画館に帰ってくると、世界中から注目を集めている作品だ。
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物語の舞台は、『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』後の銀河。帝国が崩壊した後も秩序は戻らず、新共和国の統治が行き届かない無法地帯が広がっていた。そんな混沌の中、帝国の残党に狙われるグローグーを守るため、マンダロリアンは再び危険な旅へと身を投じる。血のつながりを超えて育まれていく親子のような絆と、過酷な運命に立ち向かう姿が本作の大きな見どころ。
5月19日(火)、マンダロリアン役のペドロ・パスカルさん、監督のジョン・ファブロー、そしてグローグーが来日し、東京でジャパンプレミアが開催された。「スター・ウォーズ」ファンであり、日本のスター・ウォーズアンバサダーを務める中島裕翔さんも登壇。会場に集まったファンとともに、記念すべき来日を祝福し、中島さんから「マンダロリアンとグローグーにも通ずるような、日本の伝統的なギフトを用意しました」と、マンダロリアンとグローグーをあしらった京都の職人手作りの「京和傘」をプレゼント。かつて京和傘は、“大切な人を守るため”の守護具として親しまれたもので、『スター・ウォーズ』と京都の老舗和傘店[辻倉]が共鳴して生まれた、オリジナル京和傘だ。
昨年の「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン」以来、約1年ぶりの来日となったペドロさんは、「前回も今作の話をするために来日しました。ジョンと世界中を回り、最後の地が日本。公開直前のこのタイミングに、たくさんの人に楽しんでほしい」とコメント。ジョン監督も「最後の地が日本でパーフェクト。日本のファンの皆さんの優しさやホスピタリティに感謝しています」と日本愛を語った。
グローグーに和傘を見せると、耳や手を動かし、興味深そうに喜び、小さな手に姫和傘を持つと、サイズもぴったりで会場からは「可愛い!」と歓声が上がった。
和傘に込められた“大切な人を守る”という意味にちなみ、本作との共通点を聞かれたペドロさんは、「マンドーにとって一番大事な存在はグローグー。グローグーの存在がなければ、顔の見えない暗いキャラクターだったかもしれません」とコメントした。
マンダロリアンとグローグーの関係性を演じる上で最も大切にしていることについて質問されると、ペドロさんは「監督から一番最初に伝えられた言葉は『子連れ狼』だったのですが、黒澤明監督の話もしょっちゅう出ます。キャラクターたちの絆と関係性、それだけでなく彼らの旅路やミッションに通ずるものがありますが、何より大事なものは人間的な絆だと思います」と語った。最後にジョン監督は「日本の皆さんに心から感謝の気持ちを伝えたい。スター・ウォーズは日本の文化にインスパイアされています。ルーカスフィルムを代表して、感謝を述べたい」とメッセージを贈った。
©2026 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved. 写真提供/BVCディズニー映画 関西プロモーション
和傘を手掛けたのは、元禄3年創業、330年以上の歴史を誇る[辻倉]。映画のテーマのひとつが、「守る」という意志。そのテーマに呼応するように、老舗和傘店[辻倉]の職人たちが特別な和傘を完成させた。今回制作されたのは、マンダロリアンを表現した力強い蛇の目傘と、グローグーをモチーフにした愛らしい姫和傘の2本。特に印象的なのは、そのサイズ感。大きな傘と小さな傘が並ぶ姿は、まるで劇中の二人の関係性を映し出しているかのよう。
制作にあたっては、伝統的な素材や技法を守りながら、「作品の世界観をどう落とし込むかが大きな挑戦だった」と職人である辻野憲昭さんは言う。竹は数百種類の中から、親子のような関係性を表現するために近しい性質のものを選定。さらに、金や銀の輝きは印刷ではなく、最後に職人の手で“筆入れ”することで表現されている。開けば和紙のやわらかな光が花のように広がり、閉じれば竹のしなやかな造形へと戻る。その佇まいには、工芸品としての美しさと物語性が共存している。
蛇の目傘を補強する「糸飾り」の赤と緑の糸を使ったデザインは、「飾りと、実際の実用的な補強用ですが、ライトセーバーの色目をイメージして華やかな柄にしました」という遊び心もちらり。幼い頃から『スター・ウォーズ』の大ファンだという辻野さんの熱い想いが込められている。
和傘は雨具として普及する以前、魔除けとして人に差しかけられていた“大切な人を守るための道具”だったという。誰かを守るために存在したという歴史は、お互いを守り抜こうとするマンダロリアンとグローグーの姿とも重なる。
また、四条河原町にある[辻倉]の店舗では、和傘作りが体験できる。姫和傘の制作や、絵付け体験もあるので、興味のある人は[辻倉]の公式サイトをチェックしてみて。
さらに、今回制作された和傘は、[T・ジョイ京都]で展示されているので、映画と伝統工芸の和傘をぜひ劇場で楽しんでみて。
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