「今年の漢字®」が“金”に決定![清水寺]で発表
飴色が美しい佃煮が並ぶ[魚昌商店]。堅田港で水揚げされた新鮮な琵琶湖の魚を、少し辛い目に炊き上げるのが[魚昌]の味。砂糖、醤油、酒、みりんでコトコトと1時間半ほど煮る。よく佃煮に使われる飴は使わない。「やわらかい口当たりを大事にしています。飴は魚が硬くなってしまうので、代わりに砂糖で甘みを出します」と、父と共にこの店を切り盛りしている國野太史さん。
ラインナップには、えび豆煮やハス煮、ホンモロコなど季節の魚が揃う。草津エリアでよく作られるという「じゃこ煮」も発見! 國野さんによると、いろ
いろな大きさや種類の魚を炊いたものをそう呼ぶのだそう。その他、ファンが多いのは鮒寿司。
「臭みを抑えたマイルドな味にしています」と國野さん。6~7月に漬けて、12月頃には新しいものが出るそう。佃煮も鮒寿司も、日本酒との相性は言うまでもなく合う。滋賀らしい味わいを存分に楽しもう。
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