Leaf KYOTO 地元情報誌Leafがお届け!

FOLLOW US

2024.3.25
  • LINE
  • FaceBook
  • twitter
平安神宮

京都観光の定番スポット!平安京千年の都を伝える岡崎の[平安神宮]。歴史や見どころ、アクセスをチェック!

京都の芸術エリアとも呼ばれる岡崎。ランドマークとしてそびえる大鳥居を有する[平安神宮]は、明治28年に京都復興を後世に伝えたいという願いを込めて創建された。平安遷都の立役者である桓武天皇と、幕末に即位され平安京有終の天皇となった孝明天皇をご祭神とする。
また、明治維新から平安時代にかけての装束を再現した風俗行列が練り歩く時代祭でも知られ、動く絵巻物を見ようと全国から多くの人が訪れる人気の観光地。
そんな[平安神宮]について、社殿の歴史や神苑など見どころを紹介する。

1.【見どころ①】古代の建築空間を伝える絢爛な大極殿

平安神宮の応天門

正門となる応天門

平安京の正庁である朝堂院は、大極殿をはじめとする応天門・蒼龍楼・白虎楼・歩廊・龍尾壇などから成り、当時の約8分の5のスケールで再現されている。朱色に彩られ、広大な敷地に優美に構える社殿。その風格に当時の豪壮さが伝わるが、さらに大きかったと思うと驚きだ。

平安神宮の大極殿

雅な佇まいの大極殿

正殿となる大極殿は、即位、朝賀をはじめ国の主要な儀式が行われる中枢であり、重要文化財に指定されている。朝堂院の各建築物は明治28年の創建当時に造営されたもの。

2.【見どころ②】四季の自然美が広がる神々しい神苑

平安神宮の橋殿

東神苑栖鳳池の中央付近を東西にまたぐ橋殿(泰平閣)

社殿を取り囲むように配され、東・中・西・南の四つの庭から成る神苑は、[円山公園]なども手掛けた明治を代表する造園家・7代目小川治兵衛が作庭。約一万坪にも及ぶ広大な池泉回遊式庭園で、造園技法の粋を結集した庭園として国の名勝に指定されている。

平安神宮の神苑

広大な池と四季の植物が美しい池泉回遊式庭園

春は紅しだれ桜、夏は杜若・花菖蒲、秋は紅葉、冬は雪景色。四季折々の表情を見せる神苑は、何度訪れても感動を与えてくれる。

3.【授与品】お参りの後には御朱印で縁を結んで

平安神宮の御朱印

正門である応天門の隣に窓口を構える朱印所。こちらで購入可能なオリジナル御朱印帳は、白虎・朱雀・玄武・青龍の四神が[平安神宮]の周りに配されたデザインで、都の盤石さが表されている。また、3月23日から4月14日までの期間限定で授与される桜朱印は、桜の時期だけの特別な御朱印。お参りで心を清めた後に立ち寄ってみて。

平安神宮の桜朱印

[御朱印情報]
初穂料/500円
授与時間/7:30〜18:00

4.【春】美しい紅しだれ桜が咲き誇る雅な世界へ

平安神宮の桜

神苑の水面に映る桜

春を迎えると神苑に咲き誇る約20種類300本の桜。その半数は紅しだれ桜で、特に南神苑の入り口をくぐると見えてくる空一面を覆う紅しだれ桜は圧巻。鮮やかな色合いが美しく、朱塗りの社殿と相まってえも言われぬ世界を創出する。文豪・谷崎潤一郎も「細雪」の作中で情緒豊かに春の神苑の景色を表現している。
この時期だけの桜みくじは、ピンク色のおみくじを結び木に括ると桜が咲いたように見える粋な演出。323日から5月初旬までの限定で、「大吉」ではなく「満開」と記されているのも面白い。


【お花見情報】
見頃/3月下旬〜4月中旬
拝観時間/季節により変更あり。詳細は公式サイトを参照

「観桜茶会」
期間/2024年3月31日(日)~4月11日(木)
時間/茶席9:00~16:00頃、神苑8:30~17:30
料金/お茶券1000円※別途神苑入苑料/大人600円、小人300円

5.【秋】神苑を散策しながら色付く紅葉を堪能

平安神宮の紅葉

社殿のように朱色に染まった紅葉

秋が深まると色付く神苑の紅葉。その多くは桜紅葉で、豪華絢爛な桜シーズンとは一転し、色濃く落ち着いた景色が楽しめる。西神苑から小川沿いに中神苑へと抜けると蒼龍池が広がり、社殿のように朱色に染まった紅葉が水面へ映り込む。その趣深さはいつまでも眺めていたくなるほど。
また、大鳥居周辺の街路樹も一気に色付くので、神苑散策と合わせて季節を堪能して。


[紅葉シーズン情報]
見頃/例年11月上旬~下旬

6.【イベント】平安神宮 桜音夜~紅しだれコンサート2024~

より四季を楽しめる特別なイベントにも注目を。この春、[平安神宮]では東神苑栖鳳池の畔に建つ貴賓館を舞台に、夜のコンサートを開催。社殿や神苑の紅しだれ桜がライトアップされた幻想的な空間で、癒しの音楽が楽しめる。

平安神宮の桜音夜
平安神宮の桜音夜

期間/2024年4月3日(水)〜7日(日)
時間/<ライトアップ>18:15~21:00、<コンサート>18:40~19:10(入場受付/18:15~19:15)、19:55~20:25(入場受付/19:35~20:30)の2部制
※完全入替制
※客席無し
※詳細は公式サイトを参照
【コンサート付入場券】
料金/一般4000円、小学生3500円
前売/一般3000円、小学生2500円
※東神苑(コンサートエリア)・南神苑(桜のライトアップエリア)の鑑賞が可能
【入場券】
料金/一般1500円、小学生1300円
前売/一般1000円、小学生800円
※南神苑(桜のライトアップエリア)の鑑賞が可能

7.【アクセス】平安神宮への行き方

●京都駅から
A1乗り場(市バス)
・5系統(平安神宮・銀閣寺・岩倉行き)→バス停「岡崎公園 美術館・平安神宮前」で下車→徒歩5分

D2乗り場(市バス)
・206系統(祇園・北大路バスターミナル行き)→バス停「東山二条・岡崎公園口」または「東山仁王門」で下車→徒歩6分

●阪急京都河原町駅から
E乗り場(四条通北側/市バス)
・201系統(祇園・百万遍行き)→バス停「東山二条・岡崎公園口」で下車→徒歩6分
・203系統(熊野・銀閣寺行き)→バス停「東山二条・岡崎公園口」で下車→徒歩6分
・46系統(祇園・平安神宮行き)→バス停「岡崎公園 ロームシアター・みやこめっせ前」で下車→徒歩5分

H乗り場(河原町通西側/市バス)
・5系統(銀閣寺・岩倉行き)→バス停「岡崎公園 動物園前」で下車→徒歩6分
・32系統(平安神宮・銀閣寺行き)→バス停「岡崎公園 ロームシアター・みやこめっせ前」で下車→徒歩5分

●地下鉄東山駅から
徒歩10分

●京阪神宮丸太町駅または三条駅から
徒歩15分

 

※[平安神宮]に駐車場はないが、近隣に市営駐車場やコインパーキング有り。時期によっては混雑するので、公共交通機関やタクシーを使っての参詣がおすすめ。

平安神宮

  • へいあんじんぐう
  • 京都府京都市左京区岡崎西天王町97
  • Tel.075-761-0221
  • 駐車場無
  • http://www.heianjingu.or.jp/


  • 拝観時間/季節により変更あり。詳細は公式サイトを参照
    【拝観料】
    本殿・境内/無料
    神苑/大人600円、小人300円
※予告なく記載されている事項が変更されることがありますので、予めご了承ください。
※本サイトは自動翻訳を導入しているため、翻訳文によって本来の日本語の内容と異なる場合があります。

あわせて読みたい

ニュースニュース

特集記事特集記事

注目のイベント注目のイベント

↑

サイト案内