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2021.10.26
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陶芸家 山本真実江さんのインタビュー

[M KYOTO CAFE by Leaf]で使用しているカップの作家さんをご紹介します。
展覧会の作品づくりと日常で使用するうつわづくり。それぞれの特徴と魅力があると言う、山本真実江さん。
陶芸をはじめたきっかけや作品について、これからの思いについてをお聞きしました。
カフェでゆっくりされながら、ご覧ください。

1.陶芸をはじめたきっかけは?

「小学校4年でモノの見方がわかるようになって、そこから絵を描くことが楽しくなりました。美術系の高校で絵だけでなく立体物に興味を持ち、土の魅力に惹かれていたので、[京都市立芸術大学]の陶磁器専攻に進学。平面と立体を行き来しながらの作品制作は、学生の時から今も変わっていませんね。」

「現在は、大学の非常勤嘱託をしながら、展覧会に向けた作品づくりと日々のうつわづくり、どちらも続けています。数年前、実家で曾祖父の使っていた食器を見つけて興味を持ち、直感的にやってみたいと思ったのがきっかけ。誰かの生活の一部になっていくうつわには、作品制作とは違う魅力があると感じています。」

2.今回の作品の「特徴」や「作品への思い」を教えてください。

「作品は、土の表面を彫り込んでいつかの風景を映し出す、どちらかというとプラスの作業を施していくイメージ。一方のうつわには、毎日使っても気にならないさっぱりしたデザインというか、マイナスの削ぎ落とす作業が大切だと思っています。」

「今回、お使いいただくカップは、鉄分が多く粗い土の風合いを活かしたデザインになっています。試作の後、自分で飲んだり、洗ったり、拭いたり、1ヶ月ほど実際に使ってみて改良しました。使いやすいと感じていただければ嬉しいです。」

3.これからの展開について

「今はどちらかというと、現代陶芸の作家として制作に費やす時間の方が多いのですが、作品とうつわを半々のバランスで続けていけるのが理想です。両方することで、それぞれの気づきが行ったり来たり。自分にとってどちらも欠かせないものになっています。私のうつわを購入いただけるオンラインショップの立ち上げも考えています。」

やまもとまみえ/1992年京都生まれ。École nationale supérieure des Arts Décoratifs Image imprimée交換留学、京都市立芸術大学大学院修了。母校である京都市立芸術大学で非常勤嘱託をしながら制作活動を行なう。

4.個展歴

2017年 ものがたりの断片[ギャラリー16]@京都

2019年 山本真実江陶展 Drawing my daily[陶磁器会館]@京都
2021年 山本真実江個展 風景画[同時代ギャラリー コラージュプリュス]@京都

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