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2021.7.15
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【京都の穴場】青もみじスポットー枯山水と由緒ある仏像に心洗われる[鹿王院]ー

1.[鹿王院]ってどんなお寺?

足利義満が1379年に建立した宝幢寺の開山塔が寺院の起源。応仁の乱で宝幢寺は廃絶したが、鹿王院は唯一残ったとされる。ご本尊の釈迦如来像と十大弟子像は創建当時から伝わるもの。なかでも鮮やかな彩色が施された十大弟子像は運慶作とされる。

客殿の前では、なだらかな稜線の嵐山を借景とした苔むした枯山水庭園が美しい。三尊石と座禅石の石組みや樹齢300年のモッコクなどの古木が配され、風流な趣も。6月下旬には沙羅双樹が白い花を咲かせる。源実朝が宋から招来したという仏牙舎利が祀られる舎利殿は毎年10月15日にご開帳となるが、現在改装工事中。

2.見どころ1:美しいモミジに出迎えられる参道

山門をくぐるとまっすぐ延びる参道は初夏には青モミジ、秋には紅葉を楽しめるスポット。風情ある石畳の参道で両側から迫るように枝を広げており、自然美のトンネルを歩ける。

3.見どころ2:涼やかな風吹く竹林が今年初公開

参道の途中の西側に広がる自生した竹林が今年初めて公開され、なかを散策することができる。嵐山の象徴ともいえる竹林は、空高く伸びた竹が陽をさえぎるため夏は涼しいのが魅力。

4.見どころ3:嵐山が借景の庭園と襖絵を愛でる

特別な許可を得て撮影をしています

明治時代に再建された客殿から眺められる、嵐山を背景に広がる枯山水庭園が見もの。客殿の内部には2020年4月に完成したオークの葉脈がテーマの襖絵が飾られており、こちらも必見。

5.見どころ4:歴史の古い貴重な仏像の数々を安置

特別な許可を得て撮影をしています

目を見つめていると、ゆらっと目が動いたように感じられる足利義満像。特別な許可を得て撮影をしています。

開山堂と本堂を兼ねた昭堂は通常公開されており、室町期の本尊・釈迦如来像や運慶作と伝わる鎌倉期の十大弟子像、開基の足利義満像などを拝観できる。堂内には15世紀前半の嵯峨一帯の古地図・応永鈞命図も。

6.見どころ5:力強い松が庭園に趣を添える

庭園の隅で美しい樹形を見せる、樹齢100年の赤松。先代の住職が植えたもので、寺院では「願(ぐわん)松」と呼ばれているそう。客殿から昭堂に向かう回廊からも眺めることができる。

鹿王院

  • ろくおういん
  • 京都府京都市右京区嵯峨北堀町24
  • Tel.075-861-1645
  • 9:00~17:00 無休
  • 拝観料/400円
  • 駐車場無
  • PHOTO/夏見タカ、TEXT/板倉詠子
※予告なく記載されている事項が変更されることがありますので、予めご了承ください。

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