[京都祇をん ににぎ 祇園本店]と[米安珈琲焙煎所...
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2023年6月10日 open
「そばの美味しさは、私も料理人になってから知りました。関西の皆さんにも美味しさを知って欲しいんです」と話すのは、店主の石橋裕之さん。和食ひと筋35年以上、数々の有名店で腕を磨いてきた経歴を持つ料理人が、そばと和食の一品料理を楽しめる店をオープンした。「僕が魅力を知ったのは、コースにそばを使う日本料理店での経験がきっかけでした。そばってこんなに美味しいんや!と感動して関東へ修業に行ったんですよ」と、感動冷めやらぬうちに、埼玉にある店で約5年修業を積み、そば打ちの技術を習得。現在は福井県・勝山産のそば粉(時々で変わる)を使ったせいろ用のそば、全粒粉を使った田舎蕎麦を、毎朝店内にある打ち場で懸命に打っている。
実はオープンした場所は、かつて地元の人を中心に愛されてきたそば店[じん六]の跡地。「今年[じん六]の店主さんが急逝され、この場所を管理されていた弟さんとの出会いをきっかけに、この場所で独立することに。
[じん六]さんに通われていたお客様も多いので、想いも継承しつつ、これから徐々に珍味も増やして、お酒と料理、〆のそばで楽しんでもらえるようにしたいですね」と次の構想がすでに膨らみ始めている。
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