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2022.5.4
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confiserie ESPACE KINZO

錦市場周辺にある[confiserie ESPACE KINZO]の自然光を閉じ込めたような砂糖菓子

「自然光がたっぷり入る工房で作業するのは私だけ。100%自分の手で作れる喜びを感じています」と穏やかな笑みを浮かべる西原金蔵さん。65歳になったら一旦[オ・グルニエ・ドール]を卒業することは、ずっと前から決めていたのだそう。一年間の充電期間に夫婦ふたりでできることを考え、2019年に開いたのは、コンフィズリー=砂糖菓子の店だった。

confiserie ESPACE KINZO

[オ・グルニエ・ドール]ファンの心躍らせるピラミッド型は、バレンシアオレンジ&ココア。柚子や甘酒など和の素材使いが楽しい。[パート ド クルスティヤン Aセット]1850円。

以前、お菓子教室を開いていた空間でマダムとふたり、注文を聞いて、自家製のシャーベットを運んで、他愛のないおしゃべりを楽しむ。隔週土・日曜、月日ほど大切なゲストを出迎えている。

confiserie ESPACE KINZO

細い路地の奥にあった初期の[オ・グルニエ・ドール]オープンより前。アラン・シャペル氏の専属パティシエ時代から「中がやわらかく、表面がパリッとしたお菓子」というシャペル氏からの課題に向き合ってきたそう。その答えを導き出すヒントとなったのが和菓子の琥珀羹だった。繊細な作業を繰り返し、フランス的感覚で香りや風味を閉じ込めたコンフィズリーは、まさに食べる宝石。

confiserie ESPACE KINZO

「乳製品不使用の氷菓なので、たっぷり食べても大丈夫」とのこと。サービス直前にレモン果汁のスプレーを吹きかける、[ビターチョコレートのシャーベット][ オレンジのマーマレード]と共に880円。

「一粒でも多くお客さまに届けられるよう作業していると、一日があっという間に過ぎていきます」と言うシェフのやさしさも、美しい結晶の中に閉じ込められている。

confiserie ESPACE KINZO

店主 西原 金蔵さん
アラン・シャペル氏の元で働き、帰国後は[ホテルオークラ神戸][資生堂パーラー]などに勤務し、2001年独立。2018年 [オ・グルニエ・ドール]を閉店後、2019年に新店をオープン。

confiserie ESPACE KINZO

  • コンフィズリー エスパス キンゾー
  • 京都府京都市中京区堺町通錦小路上ル菊屋町519-2 2F
  • 阪急「烏丸駅」から徒歩3分
  • Tel.075-212-8022
  • 13:00~17:00
  • 第2・4土・日曜のみ営業
  • 全席禁煙 完全個室無 駐車場無
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