大学中退後、飲食業へと進み、イタリア料理店でピッツァの奥深さにハマり、ナポリでの修業を決意。独学でイタリア語を一年勉強した後、ナポリへ飛び立ち、「現地でピッツァを食べ歩いて一番美味しいと思った店［Pizzeria Del Popolo］に直談判したんです」と凄まじい行動力でどんどん自分の目標に突き進んでいった様子を話す。

そして帰国後、飲食の道へ進んだきっかけの街・京都での出店を決意。現在の場所が見つかったことで、コロナ禍でのオープンとなったそうだ。修業店と同じ名前を付ける許可をもらうほど、修業店へのリスペクトを持つ木下さん。提供するピッツァのメニューもすべてナポリで提供しているメニューばかり。現地と同じ味を出すために、食材もイタリアから直輸入したチーズや小麦粉、生ハムなどを使用。街の人に愛されるピッツェリアを目指し、日々ピッツァを作り続ける。

店主の木下優基さん
宮崎県出身。大学進学を機に京都へ移住。ピッツァの美味しさにハマり単身ナポリで修業。2年間の修業を経てピッツェリアをオープン。