
墨染色に咲く「墨染桜」は隠れた桜の名所[墨染寺]
天台寺門宗の総本山。弘文天皇(大友皇子)の子・大友与多王が父の霊を弔うため7世紀に創建。正式名称を「長等山園城寺(ながらやまおんじょうじ)」と言う。境内に天智・天武・持統の三天皇の御産湯に用いたという霊泉(井戸)があることから「御井(みい)の寺」と称され、そこから[三井寺]と呼ばれるようになった。金堂をはじめ近江八景として有名な「三井の晩鏡」など、点在する国宝・重要文化財は100を超える。桜や紅葉の名所としても名高く、春には夜間のライトアップが行われる。