
アートだけじゃない!京都の美術館で楽しむカフェやグ...
The Queen's Speech, 2023 © Thandiwe Muriu, Courtesy 193 Gallery
写真提供/KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2026
京都の春を代表するアートイベント『KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2026』が、2026年4月18日(土)から5月17日(日)まで開催される。歴史と文化が息づく京都の街全体を舞台に、国内外の写真家による多彩な展覧会を実施する体験型の国際写真フェスティバル。昨年は約30万人が来場し、高い注目を集めた。
第14回目を迎える今回は、「EDGE(エッジ)」をテーマに掲げる。ものごとや社会の境界に存在する曖昧で揺らぐ領域に光を当て、写真というメディウムが持つ「記録と表現」「真実と虚構」のあいだに広がる可能性を探る内容となっている。テクノロジーの進化とイメージが氾濫する現代において、写真が立つ“臨界点”を見つめ直す試みといえる。
重信会館
展示は京都市内12会場で14のプログラムを展開。[京都市京セラ美術館 本館 南回廊 2F]や[京都文化博物館 別館]、[出町桝形商店街]のほか、[東本願寺 大玄関]、[重信会館]、[有斐斎 弘道館]など、歴史的建築や文化施設を舞台に、写真作品と空間が呼応する特別な展示が楽しめる。普段は非公開の場所も含まれており、京都の新たな一面に触れられる点も見逃せない。
参加作家には、日本を代表する写真家・森山大道やアントン・コービンをはじめ、8の国と地域から14組のアーティストが集結。大型カメラで撮影した写真とAIを組み合わせた作品で知られるイヴ・マルシャン&ロマ・メェッフェルなど、多様な視点から「エッジ」というテーマにアプローチする。
中でも注目は「South Africa In Focus」。南アフリカの歴史と社会を背景に、3世代のアーティストによる作品とフォトブックコレクションの展示を通して、その多様な表現と文脈を紹介する。さらに、ネルソン・マンデラの曾孫であるシヤブレラ・マンデラを招いたシンポジウムも予定されており、アートを通じて社会や歴史への理解を深める機会にもつながりそうだ。
また、会期中は展覧会に加え、日本国内外から40以上の出版社、アーティスト、ブックメーカーなどが出店する「KYOTOGRAPHIE フォトブックフェア」や、出展アーティストから直接写真について学ぶことができる「マスタークラス・プログラム」、親子でユニークな芸術体験ができる「キッズプログラム」など、充実したプログラムが用意されている。子どもからプロフェッショナルまで幅広い層が参加しやすいプログラムが揃う。
さらに、公募型アートフェスティバル『KG+』も同時開催。若手写真家やキュレーターの発掘・支援を目的に、市内各所で多彩な展示が展開される。選抜プログラム「KG+SELECT」では、国際的な審査を経て選ばれたアーティストの作品が紹介され、次世代の才能に触れられる貴重な機会となる。
南アフリカのデュオMsaki × Tubatsi © Kgomotso Neto
今年も同時期に姉妹イベントとして、ボーダレスミュージックフェスティバル『KYOTOPHONIE』を開催する。ジャンルや形式にとらわれないライブパフォーマンスが京都各所で行われ、写真と音楽が交差する創造的な時間を楽しめる。南アフリカのデュオMsaki × Tubatsiや、ブラジルのシンガーソングライターDora Morelenbaumらが登場する。
京都の街を歩きながら、写真、建築、歴史、そして音楽までも横断的に体験できる約1ヶ月。メインの展覧会はもちろん、トークイベントやワークショップ、参加型プログラムなどが多彩に開催されるので、この機会に肩肘張らずにアートに触れてみよう。
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