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2025年9月25日(木)から[京都市京セラ美術館](京都府京都市左京区)で、展示史上最大規模のキティグッズに出合える『Hello Kitty展』がスタートしました。ハローキティの誕生は1974年。半世紀以上に渡り第一線を走り続けられたのには3つの理由があるのだとか。Leafライターが『Hello Kitty展』を巡りながら、ハローキティが愛され続ける理由に迫りました!(PHOTO・TEXT/佐野友里恵、EDIT/澤村萌)
『Hello Kitty展』は「キティとわたしの50年」をテーマに日本全国を巡回中の企画展。6つのエリアに分かれた会場では、歴代のグッズやオリジナル映像、アーティストとのコラボレーション作品などハローキティの展示史上最大規模の展示を観覧することができる。ほぼすべての展示(※映像作品は撮影不可)がフォトスポットになっており、見るだけでなく写真撮影を楽しむことができるのも特徴の一つ。
キティが来場者を出迎える『ハローキティ展』のエントランス
エントランスではパネルの上にちょこんと顔を出すキティが出迎えてくれ、かわいらしい声にウキウキが止まらない。心躍るまま進むと目に飛び込んできたのが、キティの誕生秘話。「Hello! You」ではキティが愛され続ける理由の1つ目を紐解くことができる。多くのキャラクターがアニメやゲームから生まるのに対し、キティがグッズから誕生したことは意外と知られていない。筆箱やバッグなどになって学校や習い事にと、いつも私たちの身近にいてくれるキャラクターだということに気付かされた。
貴重な初期ぬいぐるみが展示された「Hello! You」
「Hello! Memories」に入ると、見渡す限りキティグッズという圧巻の景色が広がっていた。会場では「このバッグ持ってた」「懐かしい」など、来場者のさまざまな思い出が聞こえてくる。私自身もついつい自分が持っていたグッズはないかと探しワクワクした。キティグッズを飾り付けた壁はくり抜かれており、グッズに囲まれた写真を撮ることもできる。
キティグッズが飾り付けられた展示エリア「Hello! Memories」
「Hello! Memories」では壁の後ろから顔を出して写真を撮ることができる(※展示を触るのはNG)
キティと時代ごとのトレンドが融合したファッションを紹介する「Hello! Style」では、時代に合わせたデザインの変化が見られる。キティが愛され続ける2つ目の理由でもあり、グッズ出身のキティはもともと変化を想定して生まれたため、その時々のトレンドと融合できるキャラクターなのだそう。
時代に対応したキティの多彩なファッションが見られる「Hello! Style」
コギャル・ギャルキティや海外セレブキティなど、時代の空気を取り入れたキティの変化が紹介されており「こんなファッション流行ったなぁ!」と懐かしい気持ちになった。会場には他にも流行の波にのってきたさまざまなキティがいるので、自分の青春を彩ったキティをチェックしてみては。
「Hello! Evolution」では多種多様なキャラクターとコラボした、歴史をたどるオリジナル映像も上映されている。映像を見るまでは「キティ=かわいい」という印象だったが、思わぬキャラクターとのコラボに、キティの柔軟さを改めて感じた。お茶目な一面を知ることができ、ますます好きになってしまう…!こちらの展示室ではキティに口がない理由も明らかにされているので、ぜひ会場で答えを確かめて。
映像ディレクター・牧野惇氏によるオリジナル作品を鑑賞できるシアター「Hello! Evolution」(※中での撮影は禁止)
コラボレーションの歴史は映像だけでなく、展示でも触れることができる。観光地でご当地キティストラップを見つけたことはないだろうか?「Hello! Collection」ではキティはキャラクターにとどまらず名産品や企業、日本の伝統文化ともコラボレーションを紹介されている。華麗に変身する姿を楽しむとともに、お着換えや被り物をしても一目でキティだとわかるという存在感の大きさに驚いてしまう。
東京国立博物館収蔵品との特別コラボレーションをはじめ、キティのコラボレーションを紹介する「Hello! Collection」
今までを振り返るだけでなく、新しいキティを見られるのも『Hello Kitty展』の魅力。「Hello! Friends」では「わたしとキティ」というテーマで、30人のアーティストによる描き下ろしイラストが展示されている。キティという一つのキャラクターにも関わらず、描き手によってこんなにも違ったイメージや思い出があるのだと知ることができた。
わたしとキティを題材に30人のアーティストによる作品と出合える「Hello! Friends」
作品とともに作者の想いが綴られており、キティが愛され続ける3つ目の理由につながる。キティはファンをキャラクターの世界に引き込むのではなく、ファンが生活している場にやってきて寄り添うという点が他のキャラクターとの大きな違いなのだ。楽しいとき、悲しいとき、嬉しいとき、どんなときも見守ってくれる家族のような存在だと再確認した。
『Hello Kitty展』を締めくくるのがフォトスポット。文房具や生活用品など、巨大化した思い出のキティグッズと写真を撮れるというファンにとって夢のような空間が広がっている。キティの定規で自分の背を測る日がくるなんて、楽しめないはずがない!
キティの文房具が巨大化したフォトスポット
『Hello Kitty展』は展示のほかショップも併設されており、全176ページにも及ぶHello Kitty展 公式図録4400円をはじめ限定グッズが販売されている。京都展限定のグッズ付きチケット3000円を購入すると、入場券に限定カラーのアクリルスタンドがもらえるそう。数量限定なので、早めにゲットしよう。
フォトスポットでは巨大キティスリッパとも写真が撮れる
【Hello Kitty展 -わたしが変わるとキティも変わる-】
会場:京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ
会期:2025年9月25日(木)~12月7日(日)
開催時間:10:00~18:00(最終入場/17:30)
休館日:月曜(祝日の場合は開館)
観覧料:一般2000円、高大生1200円、中小生800円、グッズ付きチケット3000円(※数量限定)
※未就学児は入場無料
※予約優先制(日時予約サイトより予約可能)
※学生料金で入場する場合は、学生証の提示が必要
© 2025 SANRIO CO., LTD. APPROVAL NO. SP660004
思い出のキティグッズを探したり、かわいい写真が撮れたりと、平和で幸せな気持ちに包まれる企画展。楽しいだけでなく、50年以上みんなに愛され続けるキティの魅力に気付くことができたのも印象的だった。
幸せあり、発見ありの『Hello Kitty展』で、あなたとキティとの思い出を振り返ってみては。
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