
伏見稲荷に鰻店の新店舗がオープン!最高鮮度の一本う...
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料理はすべてランチコース8000円より。厚みのある身の歯応えと、炙った皮目の香ばしさが絶妙な金目鯛
2025年12月1日 open
創業60年、地元で長く愛されてきた[京料理・寿司 松廣]の三代目が、同じ深草の地で鮨店[京都 鮨 松廣](京都府京都市伏見区)を新たにオープン。場所は観光客で賑わう[伏見稲荷大社]の近く、裏参道から細い路地に入ると、京町家が並ぶ静かな空間が迎えてくれる。店内は、檜の一枚板で出来たカウンターに11席のみ。隠れ家のような特別な雰囲気のなかで、地元の職人による正統派の鮨が堪能できる。
実家の[松廣]に加え、京料理店[木乃婦]でも修業を積んだという店主の北倉さん。こちらで楽しめるのは、日本料理店で磨いた技が光る一品料理から始まり、握りたての鮨が1貫ずつ提供されるおまかせスタイルのコース。
その日仕入れた新鮮な魚で握られる鮨は上品な味わいで、目利きの良さや下処理の丁寧さが随所に表れている。繊細な飾り切りを施した細工のイカなど、美しい仕上がりも印象的だ。
この日の一品は、くもこの茶碗蒸し。豊かなダシの風味となめらかな口当たりを楽しんで
鮨14貫のイメージ。仕入れによって内容が変わり、この日は人気のマグロやトロ、車海老と満足感のある構成(提供は1貫ずつ)
「関西寿司では馴染みの塩分控えめなシャリは、祖父の代から変えていないんです」と話す北倉さん。関西らしい巻き寿司や稲荷寿司など、代々愛され続けてきた味を受け継ぎつつ、こちらでしか味わえない新たな鮨も織り交ぜている。
酒ディプロマの資格を持つ北倉さんが揃える日本酒は、伏見の地酒を中心にラインナップ。鮨とのペアリングを相談しながら楽しめるのもこの店ならでは。
混雑するエリアで人混みを避けてゆったり食事をしたいときだけでなく、記念日やハレの日にも選びたい一軒だ。
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