
[2024]京都・紅葉の名所63選!紅葉の見頃時期...
せっかくの京都旅行も、雨だと楽しめないとガッカリしていませんか?京都らしい体験を諦めなくても大丈夫!
今回は、地元編集部おすすめの雨の日でも楽しめる京都の観光スポットを紹介します。お寺での体験や、雨の日に一層美しい景色など、ぜひ新しい京都の魅力を見つけてみて。
吉田山を進んでいくと頂上に現れるのは、大正時代に茶室として建てられた建物でお茶やスイーツを楽しめるカフェ[茂庵]。2Fの大きな窓から望む自然豊かな景色は、慌ただしい日々にひとときの癒やしを与えてくれる。木々に雨が滴る情景は、まるで映画のワンシーンのよう。雨音を聞きながらゆったりと贅沢な時間を過ごせる同店は、雨の日にわざわざ訪れたいカフェだ。
営業時間/12:00~17:00(LO/16:30)
休業日/月・火曜(祝日の場合は営業)
1923(大正12)年に京都で誕生し、創業100年を超える老舗の和装小物メーカー[ANDO(アンドウ)]。店を構える柳馬場通はかつて染めや絞りを生業とした店が集まっていた地域。時代とともに、暮らしの中から遠ざかりつつある染めや絞りの伝統技術を身近に感じてほしいと誕生したのが[ANDO]の染め体験だ。Tシャツや風呂敷などの使いやすいアイテムと20色の染料から自分好みの組み合わせを選び、オリジナルの染めもの作りを体験できる。店内には伝統的な技法で染められた色鮮やかな絞り染めアイテムがずらり。染め体験と歴史ある染色文化に触れて、感性を磨くひとときを過ごして。
営業時間/9:30~17:00
休業日/日曜、祝日
所要時間/90分
体験料/5500円〜
日程/Webサイトのカレンダーから確認
申込方法/前日まではWebサイト、当日は電話にて確認
登録有形文化財に認定されている[久保家住宅](旧今尾景年邸)を活用した[麓寿庵]では、細部まで丁寧に手入れされた見事な日本庭園を眺めながら過ごせる。エディブルフラワーが浮かんだ華わらびはアートのように秀麗で、ぷるぷるととろける口当たりが魅力だ。希望すれば建物の解説をしてもらえるサービスも嬉しい。歴史的な建物と、美しいわらび餅に出合える至福のひとときを堪能して。
営業時間/8:00〜20:00(LO/19:00)
休業日/不定休
ブレンドという形で自分好みの日本酒をつくることができる体験施設[My Sake World 御池別邸]。材料となる日本酒は、京都をはじめとした全国各地の銘柄全12種が用意されており、大吟醸、生酒、純米酒、熟成酒などタイプもさまざま。スタッフの解説を聴いて試飲しながら数種を選んでブレンドすることができ、作ったオリジナルの日本酒“マイサケ”は後日、酒蔵から配送され自宅などで楽しむことができる。古民家を改装した4名限定の完全プライベートな空間で、日本酒の歴史や文化などについて学びながら自分だけの日本酒の楽しみ方を見つけて。
オリジナルブレンド日本酒体験
体験時間/11:00~12:30、13:30〜15:00、16:00〜17:30の3部制
※土・日曜、祝日は11:00~12:30、13:30〜15:00、16:00〜17:30、18:30〜20:00の4部制
所要時間/約1時間半
料金/5900円(日本語での案内)※英語での案内は7500円
※予約優先制(予約はこちら)
紅葉の名所としても知られる臨済宗東福寺派の大本山[東福寺]は、雨の季節も美しい景観を誇る。敷地内の渓谷にかかる通天橋から5〜6月は青もみじの新緑を望め、夏には約2000本のイロハモミジやトウカエデなどが楽しめる。渓谷が緑一色になる様子は息を呑むほどの美しさ。また、作庭家・重森三玲が手掛けた東西南北に4つの庭を持つ本坊庭園を、方丈の縁側に座ってじっくりと鑑賞するのも素敵。他にも複数の拝観エリアがあるので、時間に余裕を持って訪れてみて。
拝観時間/9:00~16:00
拝観料/通天橋・開山堂 大人600円、小中学生300円
東福寺本坊庭園(方丈)大人500円、小中学生300円
共通拝観券 大人1000円、小中学生500円(秋季を除き設定有)
※拝観時間、通天橋・開山堂の拝観料は季節により変動
[建仁寺]の塔頭寺院(本寺の境内にあるお寺のこと)である[両足院]。祇園や河原町からのアクセス至便でありながら静やかな同院では坐禅体験が評判に。朝の澄んだ空気の中、座り方で「ゆるめる」コツ、脱力する事で「ほどく」方法、呼吸に意識を委ねることで「手放す」坐禅のエッセンスを体得できる。坐禅体験を通して忙しい日常から自分を開放してみては。
坐禅体験
日程/同院のWEBにて要確認
所要時間/60分(坐禅の説明、坐禅、法話)
志納料/3000円(御本尊参拝・庭園見学・自由瞑想含む)※庭園は撮影可能
申込方法/WEB又は電話(開始1時間前まで受付)
その他/夏期は虫除け・汗ふきタオル・水の準備がおすすめ
半夏生の庭特別公開
期間/2025年6月1日(日)~7月13日(日)
時間/12:00~16:00(閉門/16:30)
拝観料/大人1000円、中高生500円※いずれも本堂参拝、書院拝観を含む
※団体20名以上/大人900円、中高生500円
※庭園散策を希望の場合は人数限定拝観に申込が必要
1790(寛政2)年に創業した宇治茶の老舗[福寿園]。 京都本店の地下1Fにある[京の茶蔵]では日本茶インストラクターからお茶の淹れ方などを学べるお茶講座や、お気に入りの一杯に出合えるブレンド体験付きのコースを実施している。普段何気なく飲んでいるお茶も、淹れ方次第でうんと美味しくなるのだとか! 他にも、日本茶の飲み比べ体験や手軽に抹茶講座など、お茶にまつわる学びがたくさんあるので気になる体験にぜひ参加してみて。
お茶のおいしい淹れ方講座
営業時間/11:00~18:00
所要時間/60分
料金/3300円
オリジナルブレンド茶づくり(セミオーダー、60g茶缶入)
営業時間/11:00~18:00
所要時間/90分
料金/1人 5500円(1~6人で予約可能。6人以上は要相談)
※いずれも電話やネットから要予約
洛中における日蓮宗最初の寺院であり秀吉が定宿にしていた[妙顕寺]。写経体験ではお釈迦さまの多くの教えの中でも、最上の教えとされる「法華経」の一節を書き写す。心の安定、祈願や供養、字の上達など、それぞれが己と向き合う静かな時間を過ごせる。写経後は京都屈指の大きさを誇る大本堂や、四海唱導の庭など4つの趣が異なる庭園を拝観して四季折々の美しさに触れてみて。
写経体験
実施時間/10:00~16:30(拝観時間内)※満席の場合は待ち時間有。参加の際は時間に余裕を持って訪れて
所要時間/約45分
奉納料/1500円(拝観料含む)
申込方法/随時受付(予約不要)
宮川町のそばに佇む京扇子専門店。こちらでは江戸時代に始まったお座敷遊び、投扇興の体験ができる。的に向かってひらひらと扇を飛ばしあい、落ちた形で点数を競い合うもので、雅な雰囲気かと思いきや、意外にエキサイトしてしまうのが面白い。投扇興体験は舞妓さんを呼んでの体験も可能(2名3万円、以降1名ごとに+2500円。要予約)。また扇子の絵付け体験もあり、扇面紙に好きな絵を描き、専門の職人が扇子に仕立てて1ヶ月ほどでオリジナルの扇子を届けてくれる。
投扇興体験
受付日時/10:30~17:30、土曜13:00~17:00
所要時間/約60分
料金/1人 2500円(お茶、お菓子付き)、完全予約制(2~6人で予約可能)
扇子絵付け体験
受付日時/月・水・金・土曜 13:00~15:00
所要時間/約90分
料金/1人 3500円〜、完全予約制(2~4人で予約可能)
伏見にある[月桂冠大倉記念館]は2024年2月に新装オープン。選りすぐりの商品がずらりと並ぶブランドショップや、待合室を併設したエントランスなど、より一層過ごしやすい施設へと改新した。同じくリニューアルした試飲コーナーでは、季節ごとに厳選された約10種類の日本酒がスタンバイ。好きな3種類を選んでコイン式サーバーによる試飲が楽しめる。装い新たにパワーアップした[月桂冠大倉記念館]で日本酒の世界に浸って。
開館時間/9:30~16:30(受付16:00)
休館日/お盆(8月13日~16日)、年末年始(12月28日~1月4日)、ほか臨時休業有
所要時間/約40〜60分
入館料/20歳以上600円(3種類のきき酒付き)、13歳~19歳100円(お土産付き)
小野小町ゆかりの寺院であり梅の名所として知られる[隨心院]。仏様の姿を写し描く同院の写仏体験では、仏様に加えて小野小町を写仏御影に選べるのが特徴。御影を描くうちに無心になり、身も心も自然とリフレッシュしていくのが感じられるはず。ほかにも苔の庭や、フォトスポットとして注目を集める現代作家の襖絵など、見どころ溢れる寺へ出掛けてみよう。
写経・写仏体験
受付時間/9:00~14:00
所要時間/1時間半~3時間(選ぶ仏様の種類による)
奉納料/2000円(拝観料含む)
申込方法/電話(当日受付可)※法要・行事などで体験出来ない場合有
徳川家康が築城した[二条城]。国宝・二の丸御殿には狩野派による約3600面の障壁画が現存。松鷹図をはじめ1016面が国の重要文化財に指定されており豪華絢爛な空間に圧倒される。また御殿内で第15代将軍・徳川慶喜が大政奉還の意思を表明したのは歴史上有名。徳川家の栄枯盛衰と歴史の移り変わりを見守ってきた。1994(平成6)年にユネスコの世界文化遺産に登録され、日本の歴史や文化を今に伝える場として多くの観光客で賑わう。
入城時間/8:45~16:00(閉城/17:00)
二の丸御殿 観覧受付時間/8:45~16:10
休城日/12月29~31日
二の丸御殿観覧休止日/1月1〜3日、12月26〜28日及び1・7・8・12月の毎週火曜日(当該日が休日の場合は二の丸御殿の観覧可能。ただし、翌日に観覧休止)
本丸御殿観覧休止日/毎月第3月曜日及びその翌日※1月1日~3日及び12月26日~28日(当該日が休日の場合は、本丸御殿の観覧可能)
入城料(二の丸御殿観覧料含む)/一般1300円、中高生400円、小学生300円
岡崎エリアを代表する文化施設[京都市京セラ美術館]。2020年のリニューアルでは、歴史ある本館の意匠を保存・継承しながらも、現代アートに対応した新館やカフェ・ミュージアムショップなどが新たにオープン。本館中央ホールのダイナミックな螺旋階段をはじめ、館内には思わず写真を撮りたくなるフォトスポットが点在している。多彩な展覧会を回りながら、和洋そして伝統に現代的デザインを融合させた空間美を堪能して。
撮影:来田猛
開館時間/10:00~18:00(最終入場時間は展覧会により異なる)
休館日/月曜(祝日の場合は開館)、年末年始(12月28日~1月2日)
観覧料/展覧会により異なる
マンガに関する博物館と図書館的機能を併せ持つ[京都国際マンガミュージアム]。館内には江戸時代の戯画浮世絵から現在の人気作や海外のものに至るまで、約30万点のマンガ資料を所蔵しており、ほとんどが読み放題。特に1970年代以降に発行されたマンガ単行本を中心とする約5万冊が館内の壁中を埋め尽くす書架「マンガの壁」は圧巻。イベントや企画展にも力を入れており、さまざまな角度からマンガの魅力に触れることができる。
開館時間/10:00~17:00(最終入館/16:30)
休館日/水曜(祝日の場合は翌日)、年末年始、他メンテナンス期間有
入館料/大人1200円、中高生400円、小学生200円
森や芝生が広がる、自然豊かな[梅小路公園]内にある[京都水族館]。オオサンショウウオを展示する「京の川」エリアや、京都の海を再現した「京の海」大水槽など、約250種1万5000点のいきものを10エリアで展示している。約30種5000匹のクラゲがいる「クラゲワンダー」には、生態に合わせたさまざまな水槽でクラゲを観察することができる。特に360度パノラマ水槽「GURURI」はミズクラゲが漂う海の世界を体感できると話題に。
開館時間/10:00~18:00 ※季節により変動有。受付は閉館の1時間前まで
休館日/無休 ※臨時休業の場合有
入館料/大人(大学生を含む)2400円、高校生1800円、小中学生1200円、幼児(3歳以上)800円
「1時間後に待ち合わせで」とそれぞれの暖簾をくぐってひと汗流す。そんな昭和の風景がここにはある。懐かしさを感じるタイルの壁や木製ロッカーは、90年以上前に建てられた当時のまま。広々とした脱衣所には、あの頃の昔懐かしいあんま機が佇み、昭和の時代にタイムスリップしたかのような体験ができる。[日の出湯]は映画「マザーウォーター」のロケ地にもなったのだとか。温かい湯船に身を委ねて、じめじめとした外の雨を忘れてしまうのもひとつの手だ。
営業時間/16:00~23:00
休業日/木曜
入浴料/中学生以上550円、小学生200円、乳幼児100円
公演回数4800回・観客動員数34万人を突破し、ロングラン公演14年目に突入した日本初、京都発のノンバーバル(=言葉に頼らない)舞台『ギア』。大人から子供まで幅広く楽しめる舞台として、京都・三条で長く愛されている新感覚のエンターテインメント。誕生月の来館や、50歳以上(※平日限定)は、チケット料金が割引になるなどの嬉しいサービスが満載。お出掛けが億劫になりがちな梅雨シーズン、雨に濡れずに楽しめる上質な体験をぜひ劇場で。
日時/公式サイトを確認
料金/一般S席7200円、小学生~高校生S席5200円、未就学児(4~6歳)1200円
1601年に徳川家康が教学のために圓光寺学校として建設したのが始まりという[圓光寺]。日本で唯一の尼僧専門道場としての歴史を持ち、毎週日曜の早朝には当時のまま現存する禅堂にて座禅体験ができる。本堂から眺望できる絵画のような十牛之庭は、おもわず息を飲む美しさ。雨の日には苔や青もみじに雨粒が滴り、雨天でしか出合えない秀麗な十牛之庭が佇む。本堂でお参りのあとに傘をさして庭を散策すれば、かわいいお地蔵さまに出合えるかも。歴史と自然の中に身を置く、贅沢なひとときを過ごして。
拝観時間/9:00~17:00
拝観料/大人800円、小人500円
座禅体験/2,000円(朝食庭園拝観、作務、法話付き)
※座禅体験は前日17:00までに要予約
京都・清水の窯元でろくろ体験ができるのは1771年創業の[瑞光窯 京都清水店]。自らの手で慎重に作り上げる作品は、少しの偶然で形が決まる予測不能の体験!熟練の職人に手ほどきをしてもらいながら、世界にひとつだけの京焼・清水焼を作れる。プランは気軽に挑戦できるライトプラン2900円~。およそ250年以上受け継がれてきた陶芸の伝統技術を手肌で感じて。
営業時間/10:00~17:00(最終受付/16:30)
休業日/無休
所要時間/20分~
体験料/2900円~
京阪「祇園四条駅」から程近く、屋内で観劇できる[南座]。江戸時代初期、芝居町として栄えていた四条で誕生したのが[南座]の始まりで、日本最古の歴史を持つ劇場として今もなお演劇ファンに愛されている。登録有形文化財に登録されている建物では、伝統的な古典芸能や新たなエンターテインメントなど、その時々の演目を楽しめる。見応えある公演に加えて、昭和初期から受け継がれてきたシャンデリアや格子天井などの風格ある内観にも注目を。
公演スケジュール
日程/Webサイトから要確認
申込方法/Webサイト、電話(0570-000-489)、劇場窓口
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