沖縄県・北大東島ってどんなところ?
沖縄最東端の島
沖縄本島から東へ約360kmに位置する沖縄最東端の地・北大東島。南大東島から漁船で約15分の海ドライブを満喫。船が港に接岸できない南大東島では、船に乗る時クレーンを使って陸揚げするのです!船に乗りながらクレーンに持ち上げられる感覚は、なかなか味わえないもの。北大東島へ着けば、美しい自然と天然記念物の数々に出合え“ここにいると自然が何かを教えてくれる”。そんな気分になれる、島全体がパワースポットな北大東島をぐるっと回りながら、名所や絶景を巡る旅へ出かけよう!


きらめく海にも感動!開拓者の初上陸地
- 絶景
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じょうりくこうえん
上陸公園
明治33年、玉置半右衛門が八丈島を中心に開拓者を募り、南大東島に初上陸した3年後には、北大東島開拓のため、この場所に辿り着いたと伝えられている。海に向かって降りていく道は、断崖を削って作られ、開拓当初は船着場として定着していた。甘蔗(サトウキビ)農業が盛んで、サトウキビを運ぶための線路もあったとか。



- 沖縄県島尻郡北大東村南211
- MAP
スローな時間が流れる西港公園と国標
- 名所
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こくひょう(にしこうこうえんない)
国標(西港公園内)
明治18年、大東島が日本の領土であることを明確に示すために建立された国標。建立当初のものは木製により劣化が激しく、昭和12年にコンクリート製により再建された。その後、西港公園の整備の際に、改めて木製で再建されたのが現在の国標にあたるそう。現在の国標が建つ西港公園は、かつて集落があり賑わっていたという。



- 沖縄県島尻郡北大東村港81
- MAP
これって本物!?想像を超える廃墟
- 名所
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りんこうせきちょぞうこあと
燐鉱石貯蔵庫跡
北大東港へ向かうと、見るものを圧倒させる壮大な廃墟・燐鉱石貯蔵庫跡がある。明治43年に始まった燐鉱採掘。第一次世界大戦期には、燐鉱石が肥料や火薬の原料として使えることから一気に需要が高まるも、1976年で閉山。戦後は米軍による大型機械での採掘、運搬が行われ手作業による採掘は品質が下がることから、ついには積み出し禁止となってしまう。



- 沖縄県島尻郡北大東村港
- MAP
ここが沖縄最東端だ!美しい朝日も忘れずに
- 絶景
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おきなわさいとうたんのひ
沖縄最東端の碑
空港のすぐ近くに沖縄最東端を示す記念碑がある。こちらは朝一番に訪れて日の出を鑑賞するのがおすすめ。水平線から上がっていく沖縄一早い朝日は息をのむ美しさなのだとか。BBQエリアやトイレもあるので、島の人たちもよく利用する場所だそう。すぐそばには沖縄海があり、満潮時には荒波が押し寄せ、潮が引くと透き通る海が姿を現す。



- 沖縄県島尻郡北大東村南
- MAP
島一番の高台でランチタイムを
- 宿泊
- 名物
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はまゆうそう
ハマユウ荘
島一番の高台・黄金山に建ち、展望台からは島の内陸部全体が望める絶好ポイント。宿泊施設でもあるこちらは和室、洋室、特別室、和室研修室の4つのタイプがあり団体客も対応できる。月桃を使ったちんすこうや線香、じゃがいも生麺など、お土産コーナーも充実している。島のお土産スポットはここが唯一のため、忘れずに買っておこう。


パワースポットでお詣りしよう
- 宿泊
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だいとうぐう
大東宮
明治33年に始まった開拓の際に玉置商会により創建された大東宮。建立当初は現在の北大東灯台にあたる場所にあったが、集落に近い島の真ん中に移動したといわれている。祭神は南大東島の大東神社と同じ天照大神。毎年、9月22日には大東宮例祭が行われ、島全体が盛り上がる。境内には立派な土俵があり、ここで奉納演舞が開催される。



- 沖縄県島尻郡北大東村中野
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やさしい香り・大東月桃に魅せられる
- 施設
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げっとうかこうしせつ
月桃加工施設
月桃とは沖縄に群生するショウガ科の多年草芳香植物のこと。沖縄では、月桃の葉で餅を包んだムーチや饅頭を月桃の葉で包んで蒸したのー饅頭、月桃そばなどが広く親しまれている。食べ物に限らず、月桃のやわらかく爽やかな香りを原料としたアロマやコスメが大人気。こちらでは大東月桃を使用した化粧水や消臭剤などを製造している。



- 沖縄県島尻郡 北大東村字中野295-1
- 098-894-3696
- 9:00〜17:30/ 土・日曜、祝日休
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※出発は月に数日のため必ず、大東海運のHPを参照し、問い合わせを。
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