2020年後半、地元をワクワクさせたニュースのひとつが［ロマンの森］のオープンだろう。京都東インターから車で3分、京都土産のトップランナー「マールブランシュ」の母体「ロマンライフ」礎の地に、構想期間5年を費やして誕生。大小合わせて2000本の木々に囲まれた建物内に、ショップ、カフェ、工房がつながっている。

二種類のカスタードにふわふわの生クリームを重ねたシンプルなタルト。ちょっとした手土産にもグッドなロマンくんのタルト1200円

マロンクリームのこっくりとした甘みと薄切りバターの塩気を合わせた人気NO1商品。モンブランバタークロワッサン350円

マール・ザ・チーズケーキ400円は、クリームチーズをたっぷり使用した濃厚な味わいとレアな食感が特徴。

「ロマンライフ」三代目の河内優太朗さんが目指したのは、地元に喜ばれる場づくりだった。「コロナ禍の中で迎えた今年の母の日、どうなることかと案じていたのですが、北山や山科の店舗にはソーシャルディスタンスをとって並んでくださるお客さまの姿が。その風景に、どれだけ勇気をいただいたことか︒こんな時だからこそ踏ん張って、大切なお客さまにワクワクをお届けしたい、という想いが強くなりました。」

森の妖精キャラクター・ロマンくんの焼き印が可愛い茶の菓をはじめ、クロワッサンやロマンくんのタルトなど限定アイテムも多数。「毎日食べたい、ふと食べたくなる、そんなおやつ菓子が新商品のテーマ。また現在、子ども向けのケーキづくりや音楽ライブなど、会員参加型のイベントも企画しています。この場所で素敵な日常を提供し、幸せを感じていただければ何よりです。」

ロマンの森の長 河内 優太朗さん
［ロマンの森］立ち上げの中心人物であり、男の子ふたりの優しいパパでもある