
約7年半ぶりに[劇団四季]の『恋におちたシェイクス...
撮影/上原タカシ
[劇団四季]のファミリーミュージカル『カモメに飛ぶことを教えた猫』が、全国ツアー公演をスタート!原作は、チリの作家ルイス・セプルベダによる世界的ベストセラー児童文学。同作は「8歳から88歳までの若者のための小説」と称され、ヨーロッパを中心に多くの読者に愛され続けてきた名作だ。
物語の舞台は、ドイツ・ハンブルクの港町。黒猫のゾルバは、汚れた海で命尽きようとする母カモメ・ケンガーから、「卵を食べないで」「ヒナがかえるまで面倒をみて」「飛ぶことを教えて」という3つの約束を託される。突然の使命に戸惑いながらも、仲間たちと力を合わせて約束を果たそうと奮闘する姿が描かれる。やがて生まれたヒナのフォルトゥナータは、猫たちの愛情をたっぷり受けて育ったことで、自分を「猫」だと思い込んでしまう。冬が訪れる前に空を飛べなければ命を落としてしまうという現実を前に、ゾルバは大切な約束を守るため、大きな決断を迫られる。
本作のテーマは「殻(から)をやぶること」。自分の殻を破り、勇気をもって一歩踏み出すことの大切さを、個性豊かなキャラクターたちを通して丁寧に描かれている。子どもはもちろん、大人の心にも深く響くメッセージが詰まった作品。
[劇団四季]のファミリーミュージカルは、1964年初演の『はだかの王様』以来、「命の大切さ」「愛と勇気」「友情や助け合い」をテーマに、半世紀以上にわたり多くの作品を上演してきた。『カモメに飛ぶことを教えた猫』は、2019年に誕生した新作ファミリーミュージカルとして高い評価を受け、[劇団四季]の新たな代表作のひとつとなっている。
子どもたちにとっては未来へ踏み出す勇気を、大人にとっては誰かを信じ、支えることの大切さを改めて感じさせてくれる心温まるミュージカル作品。世代を超えて楽しめる感動のステージを、ぜひ劇場で体感してみて。
京都は[舞鶴市総合文化会館]で2026年8月6日(木)15:00〜上演。関西では、滋賀・草津や大阪府下にて。詳しくは公式サイトをチェック。
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