
太秦にある[Maenota]で角打ちスタイルで楽し...
2026年3月28日 open
2026年3月28日(土)に第一期リニューアルオープンを迎える[太秦映画村](京都府京都市右京区)。新しくなった話題のパークにLeaf編集部が一足早く足を運び、その魅力を満喫してきました!
これまで子どもの遠足スポットとしてのイメージがあったのですが、行ってみてびっくり!町全体を使った迫力あるライブショーに、日本の伝統文化体験や食べ歩きグルメが充実。さらにナイト営業では18歳未満NGの没入体験など、大人が遊べる体験テーマパークへと生まれ変わった新施設の全貌をご紹介します。
江戸時代の町並みを再現した映画村の世界観に浸るなら、やはり服装も大切。本格的な時代劇扮装はちょっとハードルが高い…という方におすすめなのが、リニューアルを機に始まった和装のレンタル。今回は気軽に扮装を楽しもうと、扮装屋で[SOU・SOU]と[太秦映画村]がコラボした和装をレンタルすることにしました。
SOU・SOU×太秦映画村和装レンタル2500円(別途保証金2000円)※当日の受付のみ
着物と同じ和の雰囲気を残しつつ、街中でも使えるおしゃれな和装を扱う[SOU・SOU]。ベーシックな単色カラーからおしゃれな和柄まで種類が豊富で、つい迷ってしまうほど。今回選んだのは淡いグレーのトップスと黒地に白い和柄が入ったパンツ。実際に着てみると着崩れを気にすることなく歩けたので、アクティブに遊び回りたい方にもぴったりな一着かも。
一緒に貸し出ししてもらえるバッグに荷物を入れ替えれば、準備万端。いざ江戸の町へ!
パーク内の風景を楽しみながら歩き始めると、道端で呼び込みをしている瓦版売りの姿を発見!よく見ると他にも茶屋娘や武士、忍者などに扮した役者さんたちが村のあちらこちらを歩き回っているではありませんか!さらに、怪しげな忍者と新選組の法被を着た武士と殺陣にも遭遇。
実はこれは、すべて太秦映画村の新たな看板ライブショー「360°リアルタイムドラマ」の一幕。村全体を舞台に、リアルタイムに展開するライブ感と登場人物それぞれの物語が、夜のクライマックスへと繋がっていく壮大なスケールが見どころです。
パーク内の各所でさまざまなドラマがあり、それらはすべてクライマックスへと繋がっていく。演目は季節ごとに変わっていくそう
春の演目「花嫁道中 桜の宴」は、花嫁道中が行われる春の祝言の一日に起こるさまざまな事件を描いた物語。昼のライブショーの見せ場の一つは、花嫁が人々から祝福を受けながら町をぐるりと練り歩くシーンです。厳かな雰囲気が漂う中、笛の音に合わせて歩く白無垢姿の花嫁は美しく感動的。役者たちから漂う空気感にも飲まれ、気分はすっかり結婚を祝うために店先へと出た町の住人となっていました。
絶対に見逃したくないのは、夜に行われる大手門広場でのクライマックスシーン。桜の下での殺陣は迫力満点で、360°どこから見ても楽しむことができます。圧倒的な没入体験に加え、これまでのストーリーの伏線を回収するような爽快さ感じられるリアルタイムドラマの結末は、ぜひ現地で見届けて。
役者たちの迫力ある殺陣に注目を
散策を続けると武家屋敷に到着。ここでは江戸時代に実際に行われてきたことを疑似体験できます。まず昼に「武之間」にて行われているのが京花占い。部屋の中はたくさんの花札で彩られ、美しく幻想的な空間が広がっています。占いは花札を使って占う「恋愛運」、おみくじを引いて占う「京のイケず占い」、そして役者さんがルーレット回して占ってくれる「金運」の3種類がありました。
イケず占いには、よしもとの芸人さんが考えた「イケず」が書かれており、思わず笑ってしまいます。
金運占いは渡されたコインを好きな数字に賭け、役者さんが回すルーレットの数字と合っていればお金持ちになれるというもの。美しい花札の景色と役者さんの迫力ある演技でよりリアルな占い体験が楽しめる、なんとも贅沢なひとときとなりました。
コインを好きな数字の上に置き、ルーレットを回します。
体験可能時間/10:00〜15:30
[太秦映画村]では各分野で活躍するプロの先生の指導のもと、日本の伝統文化に触れられる文化体験もできます。今回は日本の美を表現する華道に挑戦してきました。実際に生花を使って生けていきますが、先生が丁寧にレクチャーしてくれるので初心者でも楽しみながら体験することができます。
この日は、スイートピーやテマリソウなど4種類の花を使用。初めて使用した花ばさみが意外と難しかったものの、使い方をはじめ生け方のコツとして三角形の構図や非対称を意識することなど、いくつかポイントを教えてもらえば、あとは自由に作品作りを。体験後は使用したお花を持ち帰ることもできるのも嬉しい。
一番目立たせたい花を高く生けるのがポイントだそう
今回体験した華道や能、狂言などは日替わりで実施されており、毎日体験できる茶道と合わせて、1日に2つの伝統文化を気軽に体験できます。料金は各2700円で当日空きがあれば参加も可能ですが、チケット購入時に予約しておくのが良さそうです。
料金/1回2700円
所要時間/35分間
リニューアルの目玉の一つとなっているのが、食べ歩きグルメ。江戸の街を散策しているような雰囲気のなか、「京の食」をテーマにした飲食店10店舗が立ち並びます。
まずは江戸時代に創業した京菓子司[笹屋伊織(ささやいおり)]がオープンさせた和カフェ[SASAYAIORI+太秦映画村]へ。ここで食べられる「どらやき 桜スペシャル」1320円は、ふわっとした生地にさくら餡を混ぜたほんのりピンクのホイップとアイスクリームをサンドした上品な甘さの一品。トッピングされた白玉のモチモチ感と桜の塩漬けがアクセントになっていて、小腹を満たすちょうどいいサイズ感です。また抹茶を堪能できる「グリンティーフロート」880円もおすすめ。濃厚な抹茶ソフトとさっぱりとした飲み心地となっています。
さくらスペシャル1320円とグリンティーフロート880円
がっつり食べたい方には、京都伏見の老舗酒蔵が運営する鶏料理専門店[鳥せゑ(とりせえ)]の「映画村 焼き鳥重」1450円を。厳選された国産ブランド鶏を使用し、炭火でじっくり焼き上げた焼き鳥の香ばしさが食欲をそそります。テイクアウトはもちろん、店内でゆっくりと味わうことも。
焼き鳥重1450円
他にも、京都のクラフトビール醸造所がつくるスパイスカレー店[味隠(みおん)]や京都の老舗[澤井醤油]による醤油スイーツなど、さまざまなグルメがスタンバイ。各店テイクアウトメニューも充実しているので、アトラクションやショーを合間のちょっとした時間に江戸の町並みを眺めがら、パワーチャージしてみては。
新しくなったのはグルメだけではありません。『新しい日本文化の創造』をコンセプトに伝統的な素材や技法を使い現代に寄り添うアイテムを展開するショップ[SOU・SOU 宣屋]もオープンしています。のれんを潜ってお店に入ると、そこは街中にあるショップのような雰囲気。小物から洋服まで、おしゃれなアイテムがずらりと並んでいてテンションが上がります!
[SOU・SOU]といえば数字の柄のテキスタイルで有名ですが、今回気になったのは京都の風景やちょっとユニークな柄がプリントされたTシャツ4200円。雑誌『KYOTO JOURNAL』とコラボしたここでしか手に入れることができないおしゃれな一枚で、ついお土産にしたくなってしまいます。
さらにこちらの店舗限定柄の足袋下880円は、江戸時代の京の街並みを描いたものと、太秦(UZUMASA)の文字をあしらったテキスタイルの2種類。大人と子どもそれぞれにサイズがあるので、家族みんなでお揃いで購入するのも楽しそう。
足袋下880円(左)、KYOTO JOURNALとのコラボTシャツ1枚4200円(右)
リニューアルを機に始まったナイト営業では、昼間とはひと味違った没入体験があると聞いて楽しみにしていました。再び武家屋敷へと向かうと、そこで行われていたのは、18歳未満は入場できない丁半博打。
丁半博打とは、2つのサイコロの合計目が偶数(丁)か奇数(半)かを予想する江戸時代に行なわれていた賭博の一つで、こちらではなんとお客さんも参加が可能!同体験は参加型でのイベントのため、映画やドラマでしか観たことのなかったものを実際にできるワクワク感に包まれながら、体験スタート。役者さんたちを目の前にして最初は緊張した面持ちの参加者たちですが、気づけば会場は大盛り上がり!あっという間に時間が過ぎていってしまいました。
花札が描かれた屏風を前に座る役者たち。参加者から「丁!」「いや、半だ!」と声が上がる場面も
さらに武家屋敷のもう一つの空間で行なわれるのは、なんと拷問体験!こちらでは、映画村の一本桜を折りお金儲けをした疑いで1人の男性が拷問を受けています。[東映京都撮影所]の美術部が作ったリアルすぎる拷問器具と役者さんの迫真の演技で、本当に拷問を受けているかのよう。「自分はやっていない」と無実を主張する男性が会場内の人を巻き込んでいくというようなストーリー展開ですが、もちろん無理やり拷問されることはないのでご安心を。
拷問体験の横には、熱湯風呂に入れられているかのような写真が撮れるフォトスポットも
お土産処となる本陣は、京都で長く愛されてきた名店と、次世代を担うブランドのアイテムが並ぶセレクトショップにリニューアル。店内の各所には実際に使われていた小道具がディスプレイされ、太秦映画村の長い歴史も感じさせてくれます。
かわいいアイテムがたくさん!じっくり時間をけてお土産選びをしたい
同店で販売されるアイテムシリーズの一つが、昔あそびシリーズ。頭に巻けば気軽に忍者や武士になりきれる映画村時代劇なりきり手ぬぐい1600円や張子お面1800円、ちりめん生地の使用した映画村ちりめん巾着2400円、太秦村限定のおかご飴900円など、映画村の遊び心から⽣まれた身につけたり手に取って遊びやすい、ポップな小物アイテムとなっています。
他にも時代劇衣装の伝統文様を現代的に再構築したおしゃれなパッケージの時代劇シリーズや、京都撮影所とコラボしたアパレルラインのUZUUZUシリーズも。さまざまなグッズが揃う店内でお気に入りのアイテムを見つけてみて。
昼は和装してショーや食べ歩きにワクワクし、夜は刺激的な参加型イベントでドキドキした一日。映画村の中で日本の伝統文化に触れることができたり、おしゃれなショップでお買い物もできて大満足!大人だからこそ楽しめる体験はどれも魅力的で、スリルや緊張感含め没入感もたっぷり味わます。今後続いていく、第二期、第三期のリニューアルからもますます目が離せなくなりそう。
子どもから大人まで幅広い世代の方に親しまれる体験テーマパークに生まれ変わった太秦映画村。行ったことがある人もない人も、ぜひこの機会に足を運んでみて。
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