料理教室を通して地域とゆるやかにつながる
料理教室を通して地域とゆるやかに
#京都市が提唱する
真のワーク・ライフ・バランスとは
みなさんは、京都市が提唱する
「真のワーク・ライフ・バランス」という言葉を聞いたことがありますか?

仕事と生活の調和に加えて、習い事や地域活動など、
好きなことややりがいのあることを実践することで、
“つながり”を見つけ、充実した人生を送ることができるという考え方です。

今回、WebLeafがお邪魔したのは京都の街中にある「キッチンみのり」という料理教室。
そこでは、料理教室を通じて仲間とつながり、
いきいきと活動されている女性たちがいました。

“自分らしく”って何だろう?と思う中で、
彼女たちの言葉から「真のワーク・ライフ・バランス」を実現するヒントが見えてきました。
まずは、自分を見つめ直すことからチェック!
interview
インタビュー
今回取材したのは
左から…
内田さゆりさん
キッチンみのり・山上公実さん
南澤洋子さん
平島千晶さん
ピザ
メモ
ご飯
#仕事もプライベートも充実している人っているの?

彼女たちの生活(真のワーク・ライフ・バランス)を
覗き見チェック!

work life balance
インタビュー

教室に通うことになったきっかけとは?

南澤さん
南澤さん
「家族にいろいろあって、マイナスのエネルギーをプラスに変えたいと思い、楽しいイベントや定期的に通える場所を探していました。そんな時にフェイスブックでつながっていた気功の先生が、山上公実先生の情報をあげていらして料理教室を知り、習い始めました。」
平島さん
平島さん
「南澤さんに誘っていただきました。料理教室のアシスタントをしていたので興味がありましたし、薬膳料理、乾物料理、味噌や梅干しなどの保存食づくりと、いろいろ学べるのもおもしろいので通っています。」
内田さん
内田さん
「ちょうど息子のことなど悩みがあった時に、察してなのか平島さんに誘っていただきました。もともと食べることも料理をすることも大好きですし、先生のお人柄も良くて通い続けています。」
梅干し
茶碗
教室に通って得たものは?

教室に通って得たものは?

南澤さん
南澤さん
「ここへ来ると先生や仲間に会えて話せるので元気になります。そして、先生の料理は、家に帰ってから作れることが基本で、持っていない調味料の代用品が聞けたり、その料理から展開して違う料理を教えてもらえたりして、レパートリーが増えました。」
平島さん
平島さん
「食に関するさまざまな知識を得られます。例えば、台湾のお茶について現地同様の茶器を使って教えていただいたこともあります。今まで知らなかったことを知れて新しい発見もあり、何よりおいしいものを食べて家事に活かせるっていいですよね。」
内田さん
内田さん
「落ち込んでいたりしても、笑顔になれる時間があるって幸せです。製菓の専門学校を出たので、ゆくゆくはお菓子教室をしたいと思っています。今はその夢を実現させるための時間でもあるような気がしています。」
コーンサラダ
醤油
インタビュー

プライベートが楽しいと仕事も充実する?

南澤さん
南澤さん
「さまざまな仕事をしてきましたが、今は主人の仕事を時々手伝っています。仕事は仕事、プライベートはプライベートでメリハリがある方が、それぞれの時間が有意義になると思います。楽しい日々を過ごせていますよ。」
平島さん
平島さん
「大切に思う方達と一緒に過ごすことで、心が開放され、仕事が充実します。今は、家事だけで仕事はしていませんが、最近は英語も学んでいるので、自宅で海外の人を招いて日本の料理を教えたいという夢ができました。」
内田さん
内田さん
「どちらも楽しいことが大事。プライベートも仕事も両方楽しいことが一番充実すると思います。仕事は自分で変えられないこともありますけど、プライベートは変えられるので、楽しくするのは自分からだとつくづく思います。」
ヤカン
惣菜

キッチンみのり

*

昔ながらの食の知恵も学べる気楽な料理教室 築90年の町家で、初めてでもアットホームな雰囲気で学べる教室。入会金はなく、好きなテーマを選べるのも嬉しい。一般的な家庭料理はもちろん、先生が得意とする乾物を使うおばんざいや、薬膳の知恵を取り入れた料理レシピが人気。生産者、環境、職人の技などにも目を向け、専門家を講師に招いての講演会やワークショップに、時には先生の目線で海外料理や食文化に触れる教室も開催する。女性、男性、子ども、海外の方など幅広く参加。

キッチンみのり 代表 山上 公実
(Hiromi Yamagami)さん
京都出身。鮮魚と乾物を扱う食料品店を営む家に生まれる。飲食店の勤務を経て、身近な人たちから「料理を教えてほしい」と頼まれたことをきっかけに、2016年より料理教室をスタート。

住所京都市中京区大宮通三条上ル姉大宮町東側102

#あなたは何個当てはまる?まずはチェック!

1つも当てはまらないあなたは要注意!
真のワーク・ライフ・バランスが
実現できていないかも?

check1
やりがいや充実感を
感じながら働いている
check2
働き方について、勤務先において
ある程度融通が利く
check3
好きなことをする時間を
確保できている
check4
息抜きできる場所がある
check5
地域活動やボランティア活動に
参加できている
check6
悩み事などを気軽に
相談できる家族や友人・知人がいる
真のワーク・ライフ・バランス

「真のワーク・ライフ・バランス」を
実現するためにはどうするの?

まずは一歩きっかけを

京都市の提唱する「真のワーク・ライフ・バランス」は、仕事と生活の調和に加え、地域・社会への参加・貢献にも重点を置いた考え方です。
今回ご紹介した習い事の他にも、地域活動やボランティア、文化活動など、きっかけは人それぞれです。地域のつながりによってまちが活性化するという意味でも、大切な考え方なんですよ。
(京都市共生社会推進室 吉原結城さん)

京都市公式サイト
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「真のワーク・ライフ・バランス」実践写真大募集!
SNSやメールで皆さんの写真をお寄せください!
吉原結城さん
※こちらのページは「京都市」スポンサーのもと、公開しております。
※当サイトに記載の内容は2019年12月時点のものとなります。そのため、予告なく記載されている事項が変更されることがありますので、予めご了承ください。
※イラスト:田室 綾乃