利き脳タイプ別!誰にでもできる冷蔵庫の整理整頓術
今年も梅雨の季節が間近に迫ってきました。カビや食中毒が気になるこの時季、きれいにしておきたいのが冷蔵庫。冷蔵庫の中をスッキリさせると、食品が賞味期限切れになってしまうムダの防止だけでなく、目当てのものがすぐに取り出せるので電気代と調理時間の節約にもなって一石二鳥。使いやすくて清潔な冷蔵庫で、梅雨を元気に乗り切りましょう!
キッチン全体の整理整頓をご紹介した前回に引き続き、今回は「冷蔵庫の整理整頓」について教えていただきました。冷蔵庫の中をスッキリさせると、目当てのものがすぐに取り出せるので電気代と調理時間の節約にもなります。今回も脳タイプ別に、自分に合った整理整頓術を身に着けましょう!
text/吉野智子
前回のおさらい
今年も梅雨の季節が間近に迫ってきました。カビや食中毒が気になるこの時季、きれいにしておきたいのが冷蔵庫。冷蔵庫の中をスッキリさせると、食品が賞味期限切れになってしまうムダの防止だけでなく、目当てのものがすぐに取り出せるので電気代と調理時間の節約にもなって一石二鳥。使いやすくて清潔な冷蔵庫で、梅雨を元気に乗り切りましょう!
①左左脳タイプ
見た目の美しさだけでなく、機能的にカテゴライズされていないと落ち着かない左左脳タイプ理想の冷蔵庫は“小さなスーパー”。カテゴリ別にケースを用意して定位置を決め、さらに左左脳タイプお得意のラベリングをしておくと、自分だけでなく家族にも元に戻してもらいやすいので安心です。キッチン周りのラベリングには、付け替えが楽なマスキングテープがオススメ!
②右右脳タイプ
空いているスペースへ次から次へと入れていってしまう右右脳タイプ。空間のイメージ把握が上手なのできっちり分類されていなくてもストレスにはならないのですが、冷蔵庫の奥がブラックホール化しやすいので要注意。冷蔵庫の中にトレーを敷いてトレーごと出し入れをするようにすると、「目に入らずに存在を忘れてしまう」ことがなくなります。
③左右脳タイプ
左右脳タイプはざっくり分類した半透明ケースにぽんぽん放り込むような、少々雑でも細かすぎない収納がキレイ持続の鍵。賞味期限が長いものは上、短いものは下などといったマイルールを見つけると片づけ力がアップします。能率を考えてまとめ買いや作り置きをしがちなものの計画的に消費することは苦手なので、ストックの増やし過ぎに気を付けて。
④右左脳タイプ
空間管理能力と機能性重視の行動力を持ち併せているので、冷蔵庫の整頓は自然にできている人が多い右左脳タイプ。ただジャンルごとに定位置があるのに、気になったものをつい衝動買いしてしまう結果、部分的に詰め込み過ぎるという傾向も。買い物をする前に冷蔵庫の中を思い出し、適量管理を心掛けることで理想の状態を保つことができそうです。
冷凍庫の整理整頓のコツは“立てる”こと。上に重ねず、ブックエンドやファイルケースを使って立てて整列させておくと、何がどのくらい収納してあるのかが分かりやすくなります。
また賞味期限切れになってしまう悩みは、パッケージに書いてある賞味期限部分を赤マーカーで丸を付けておくだけでも、目と意識が自然と向けられるようになって、かなり解消することができますよ。
人間には利き手があるように、脳にも自分にとって使いやすい利き脳があります。脳のタイプから自分の陥りがちなクセを知ることで、楽しくスマートな整理整頓の仕方がわかるのです。
指を組んだときの親指の位置と腕を組んだときの腕の位置で利き脳をチェック
①左左脳タイプ(指組の親指の位置:左が下、腕組の腕の位置:左が下)
論理的に思考し論理的に行動する、秩序第一の「真面目」タイプ
②右右脳タイプ(指組の親指の位置:右が下、腕組の腕の位置:右が下)
直感的に思考し感覚的に行動する、楽天的な「芸術家肌」タイプ
③左右脳タイプ(指組の親指の位置:左が下、腕組の腕の位置:右が下)
論理的に思考し感覚的に行動する、自己流を貫く「個性派」タイプ
④右左脳タイプ(指組の親指の位置:右が下、腕組の腕の位置:左が下)
直感的に思考し論理的に行動する、外面重視の「完璧主義」タイプ
教えてくれたのは...国分典子さん
がんばり過ぎないライフオーガナイザー
それぞれの人の価値観や環境に合ったかたづけをサポートする「片づけサポートBe natural」主宰。京都を中心に活躍する日本ライフオーガナイザー協会認定、マスターライフオーガナイザー®、メンタルオーガナイザー®、認定トレーナー。
ライフオーガナイザー®とは
アメリカ発の職業で本格的な思考の整理からはじめるコンサルティング型の片づけ支援サービスを提供するプロフェッショナルのこと。「もっと楽に、もっと生きやすい暮らし」を応援する仕事です。