利き脳タイプ別!誰にでもできるキッチンの整理整頓術
食器に調理道具、調味料…、何かとモノが溢れがちなキッチン。いつもキレイで清潔にしておきたい気持ちとは裏腹に、料理と後片付けだけで手いっぱいという人も多いはず。一度に取り組むにはハードルが高いゾーンですが、時間ができたときに1ヶ所ずつ変えていくこともできます。使いやすいキッチンは料理上手、さらに来客時にも慌てずおもてなしできる大人女子への近道ですよ!
おうち時間が増えると家の中をキレイにする絶好のチャンス。今回のテーマは「キッチンの整理整頓」です。自宅で料理をする機会も増え、日頃目をつぶってきたキッチンの散らかりにイライラしている方も多いはず。今回も脳タイプ別に、自分に合った整理整頓術を身に着けましょう!
text/吉野智子
前回のおさらい
食器に調理道具、調味料…、何かとモノが溢れがちなキッチン。いつもキレイで清潔にしておきたい気持ちとは裏腹に、料理と後片付けだけで手いっぱいという人も多いはず。一度に取り組むにはハードルが高いゾーンですが、時間ができたときに1ヶ所ずつ変えていくこともできます。使いやすいキッチンは料理上手、さらに来客時にも慌てずおもてなしできる大人女子への近道ですよ!
①左左脳タイプ
左左脳タイプの特技・ラベリングを駆使して、すべてのものを棚や引き出しの中にしまうようにしましょう。炊飯器やコーヒーメーカーなど大きな家電も収納場所をつくり、使うときに出して使ったら戻すようにすると気分爽快!
ポイント
②右右脳タイプ
右右脳タイプのキーワードは“楽チン”。ラック&ボックスのオープン収納で、それぞれ使う場所の近くに置いておくようにしましょう。こまめな掃除が苦手なので、さっと拭き掃除ができるよう調味料などはトレーにまとめて。
ポイント
③左右脳タイプ
細かな整理整頓は苦手なものの、乱雑に見えると落ち着かない左右脳タイプのキーワードは「半分隠す」。ラベルが見えて出し入れも楽な浅めのボックスを使って「これは機能的!」と納得できれば、きれいな状態をキープできるはず。
ポイント
④右左脳タイプ
定位置が決まれば空間管理は得意な右左脳タイプ。でもパズル式収納をしがちなため、気付いていないだけでものを詰め込みすぎているかも。すき間に手が入る程度の量にとどめ、不要だと判断したものはすぐ手放すのが賢明です。
ポイント
タイプによって適材適所はそれぞれ違いますが、使いやすくカスタマイズ&管理しておくことで料理の作業効率がグンとアップ!ダブり買いや在庫切れも防ぐことができます。キッチンツールはサイズがまちまちなのであまりきっちり収納しようとせず、ジャンルごとに分けておくだけでも十分です。
人間には利き手があるように、脳にも自分にとって使いやすい利き脳があります。脳のタイプから自分の陥りがちなクセを知ることで、楽しくスマートな整理整頓の仕方がわかるのです。
指を組んだときの親指の位置と腕を組んだときの腕の位置で利き脳をチェック
①左左脳タイプ(指組の親指の位置:左が下、腕組の腕の位置:左が下)
論理的に思考し論理的に行動する、秩序第一の「真面目」タイプ
②右右脳タイプ(指組の親指の位置:右が下、腕組の腕の位置:右が下)
直感的に思考し感覚的に行動する、楽天的な「芸術家肌」タイプ
③左右脳タイプ(指組の親指の位置:左が下、腕組の腕の位置:右が下)
論理的に思考し感覚的に行動する、自己流を貫く「個性派」タイプ
④右左脳タイプ(指組の親指の位置:右が下、腕組の腕の位置:左が下)
直感的に思考し論理的に行動する、外面重視の「完璧主義」タイプ
教えてくれたのは...国分典子さん
がんばり過ぎないライフオーガナイザー
それぞれの人の価値観や環境に合ったかたづけをサポートする「片づけサポートBe natural」主宰。京都を中心に活躍する日本ライフオーガナイザー協会認定、マスターライフオーガナイザー®、メンタルオーガナイザー®、認定トレーナー。
ライフオーガナイザー®とは
アメリカ発の職業で本格的な思考の整理からはじめるコンサルティング型の片づけ支援サービスを提供するプロフェッショナルのこと。「もっと楽に、もっと生きやすい暮らし」を応援する仕事です。