始める前に知っておきたいこと
- 服装
- 動きやすい服装ならOK!
- 持ち物
- タオル、水分補給ができるもの
※ヨガマット完備(持参でもOK) - 予算
- 3000円
- 所要時間
- 120分(9:30〜11:30頃)
毎日をより充実させたいWebLeafスタッフが、趣味や夢中になれるものを探しに様々なアクティブ体験にチャレンジするこの企画。第1弾のボルダリングに続き、第2弾となる今回は、お寺で「坐禅とヨガ」の体験ができると聞きつけ勝林寺へ行ってきました!休日の朝を有意義に過ごしたいと思っている方はぜひチェックしてみてくださいね!
天文19(1550)年、高岳令松禅師が「勝林庵」として創建した「毘沙門同 勝林寺」は、通常非公開の東福寺の塔頭寺院。
こちらでは、若い世代の人にも寺院を身近に感じてほしいとの思いから、アロマを使ったハンドクリーム作りや、ヨガなどを坐禅と組み合わせたお寺ならではの体験やワークショップを積極的に行なっているそうです。
今回は、2015年から開催しているという「坐禅とヨガ」を体験させていただきます。
●体験の流れはというと…
お寺の説明と坐禅の説明15分→坐禅15分→休憩5分→坐禅15分→茶礼と法話10分→ヨガ60分
と、2時間コースですね。お参りを済ませて、いざ体験へ。
ご住職からお寺の話を聞いたあとは、いよいよ坐禅の時間。坐禅をするには、雑念を振り払う姿勢になるのがとても重要。
座り方は、二つ折りの座布団に腰掛け、右足を左ももの上に乗せ、左足を右ももの上に乗せるように足を組みます。WebLeafスタッフは右足を左足に乗っけることができませんでしたが、それでもOKだそうです。
手は右手の指の上に左の指が重なるように両手の親指を自然に合わせます。次に姿勢を正し、目線は斜め下を見るように、また、目は半分開いた状態の半眼にします。半眼にする意味もきちんとあるそうで、目を閉じてしまうと余計な妄想や考えをしてしまうのだとか。そういえば仏様の目も半眼ですよね!
呼吸は鼻で深呼吸。10カウントで1呼吸を10回繰り返します。だんだんと雑念が取り払われる感覚が…。人の集中力は15分ほどが限界だということで、休憩を挟みながら15分間の坐禅を2セット行いました。
この日はあいにくの雨ですが、青々とした葉々に囲まれながらマイナスイオンをたっぷり浴びた坐禅は、本当に心がきれいに洗われるような感覚。一日の中で、何も考えない時間を作るのは意外と難しいですが、無心になることは心をリセットするのに実はとっても必要なことなのかも。
坐禅が終わると、次はヨガの時間。初心者向けのポージングだけを取り入れているので、ヨガ初心者のWebLeafスタッフも気軽に参加できました。とはいえ、慣れないポーズをとるのは見た目以上にハード。
先生の真似をしながらヨガの基本ポーズと言われる“木のポーズ”に挑戦してみたのですが、若干フラつきを感じ左右のバランス感覚の悪さを実感。その上、身体が硬いことを痛感!
先生のように、しなやかできれいなポージングができるようになりたいと心底思ったのでした。
木のポーズや戦士のポーズを行なったWebLeafスタッフ。“ヨガは身体に良い”とはよく聞きますが、実際に行なったポーズも身体が喜びそうなものばかり。例えば、木のポーズは集中力、体幹、バランスが良くなるそうで、戦士のポーズは代謝・活力がアップ、足腰・胸・背中が鍛えられるのだそうです。
最後は寝転んで瞑想タイム。目の上に蒸しタオルをかけてくれて「あぁ、なんて有意義な時間なんだ。」と清々しい気持ちになりました。
坐禅もお寺ヨガも初めて体験したWebLeafスタッフ。今回は、お寺という非日常的空間で心身ともに自己を見つめる機会となりました。坐禅では、無心になることが意外に難しく、集中力は鍛えていくものなのだと実感。さらに、自分の身体に柔軟性が無いと改めて気付かされたヨガ。日頃、デスクワークや立ち仕事、通勤などで身体がガチガチに凝っている人も多いはず。そんな時は、リフレッシュ効果も兼ねて、寺院のお庭を楽しみながらヨガ体験をしてみてはいかがでしょうか。