新京野菜「京の黄真珠」とそれを使ったパンのイメージ
京野菜という言葉は馴染み深い方も多いと思いますが「新京野菜」をご存知ですか? 新京野菜は、京都市が京都大学等や、生産者と連携して開発・導入を進めている新しい品種の野菜で、みずき菜や京の里だるまなど全12品目(2020年現在)が認定されています。京都の気候風土に合っていて、時代のニーズに応えられるよう栄養価が高く、少ない農薬でも栽培できるなど、品目ごとに様々な特長があります。九条ねぎや賀茂なすなど京都の伝統野菜が、京都の農家の方々によって代々受け継がれているように、新京野菜も将来的に伝統ある京野菜として定着し、京都の新たな食文化になることを目指しているのだそう。
12月19日(土)には新京野菜「京の黄真珠(とうがらしの一種)」を使用したパンや今が旬の新京野菜の販売(みずき菜、京の里だるま)、農福連携の取組を紹介するパネル展示など行うイベント「新京野菜×農福連携スクエア」が開催されます。
「京の黄真珠」は、京都市内の農家が栽培・収穫した果実を障がい者福祉施設で選別し、スパイス商品などで知られる株式会社ギャバンが香辛料として製品化していることから農業と福祉が連携した農福連携の取組として注目されています。
販売されるパンは、京都府内の障がい者施設が集い、京都の食材を使った地域性豊かなパンコンテストを行う「ベーカリーあすのKyotoカップ」にて受賞歴のある飛鳥井ワークセンターのみなさんによって作られています。当日は、いつもの食卓でも楽しめる京の黄真珠プチフランス、京の黄真珠と味噌トマトのサンド、京の黄真珠の白味噌バターの葉野菜タルティーヌの3種が揃います。
新しい食材との出会いは、みなさんの食生活も豊かにするはず。新京野菜の発展をこれからチェックしてみては?
京の黄真珠の果実。フルーティーな香りがあり、辛さは鷹の爪の約2倍!
農家さんの指導を受けて福祉施設で果実の選別作業
(株)ギャバンが製品化! いつでも挽きたてを楽しめる
いつもの食卓に最適なパンに。左から京の黄真珠プチフランス、京の黄真珠と味噌トマトのサンド、京の黄真珠と白味噌バターの葉野菜タルティーヌ
日時 | 新京野菜×農福連携スクエア2020年12月19日(土)10:00〜15:00 |
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場所 | RACTO山科 地下「音の広場」(京都市営地下鉄山科駅改札口付近) |
料金 | 入場無料 |
問い合わせ | 京都市産業観光局農林振興室農林企画課 Tel.075-222-3351(平日 9:00〜17:00) |
※こちらのページは「京都市産業観光局農林振興室農林企画課」のスポンサーのもと、公開しております。