逆境に負けない信念とバイタリティで道を切り開き、新店オープンを叶えた偉人たち。この世相の中でも輝き続け、街に愛されている店の魅力を店主のアツイ想いと共に紹介。
2020.7.31 OPEN
鯛だし×麻婆豆腐で表現するバスマティライスの美味しさ
横長カウンター席に座り、みんなが無心で頬張るのはビリヤニと呼ばれるインドの炊き込みごはん。細長い高級インド米・バスマティライスの、パラッ&フワッとした食感と香りの良さが特徴だ。バスマティライスに目覚めてから独学でレシピを完成させ、専門店を開いた店主のヤマガタさん。
アチャールやライタ、ピクルスなど副菜を混ぜると、ひとすくいごとに味が変化していく。鯛出汁チキンビリヤニ(ハーフ)800円、マトンビリヤニ(ハーフ)800円の合い盛り。+麻婆豆腐200円(すべて税込)
「3年ほど前から、ビリヤニを作っては知人に振る舞ったり、間借り営業したりしていたんですが、すごく評判よくて。自分が美味しいと思うものを、みんなに食べてもらいたいなぁ、というラフな気持ちがお店の原点ですね。」
「一番のおすすめは、鯛だしが香る辛くないチキンビリヤニに、麻婆豆腐のトッピング。麻婆豆腐ナシにすることもできますが、辛いものが平気なら、ぜひ試していただきたいです。」という自信作。
鯛の上品な旨みを主役にしたやさしい味わいのビリヤニを、麻婆豆腐に使う花山椒と唐辛子のスッキリとした辛さが好アシストし、スプーンをスイスイとすすませる。ビリヤニは、少し辛いチキンビリヤニ、結構辛いマトンビリヤニを合わせた定番3種のほか限定もあり。「インド料理に詳しくない、バスマティライスを食べたことがない方でも気軽に入れる、門戸の広いお店にしたいと思ってます。」
PHOTO/増田えみ、TEXT/立原里穂
ビリヤニ初心者も入りやすい広き門 ー 店主 ヤマガタサトシさん
アコースティックユニット「ふらっと♭」のひとり。カレーの食べ歩きで巡り合ったバスマティライスに心惹かれ、専門店をオープン
京都市中京区錦小路通新町南東角天神山町271
11:30~16:00(LO/15:30)
不定休
全席禁煙 完全個室無 P無
Instagram:@gassankyoto