秋の散策の際は
京都の和パフェで休憩を
『常陸坊海尊』は、源義経の忠臣だったが逃亡、不老不死となり400年以上生きたという常陸坊海尊の伝説をベースに、海尊の妻と名乗るおばば、その孫娘、東京から疎開した少年たちの物語だ。本作を演出する長塚圭史が取材会を開催。「弱者たちが追いやられる構造のある劇で、格差が唱えられる現代にも響く作品だと思います」と話し、FPMの田中知之が手掛ける音楽については「電子音が祈りにつながる光線になれば」と工夫を凝らす。1967年に劇団早稲田小劇場に入団、長年演劇界で活躍してきた白石加代子とは4度目のタッグ。「様々な時代のエネルギーを秘めた、ものすごい情報量の入った肉体なんですよ! (22年前に一度演じた)おばば役にもう一度チャレンジしたいと仰られて嬉しいですね」と、名女優に期待充分の様子だった。
●『常陸坊海尊(ひたちぼうかいそん)』
作:秋元松代
演出:長塚圭史
音楽:田中知之(FPM)
出演:白石加代子、中村ゆり、平埜生成、尾上寛之/長谷川朝晴、高木稟、大石継太/大森博史、平原慎太郎、真那胡敬二、他
日時 | 2020年1月11日(土)・12日(日)12:00~全2ステージ |
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場所 | 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール() |
料金 | A席7800円、B席6000円(発売中) |
チケット | チケットぴあ Tel. 0570-02-9999(Pコード:495-338)、他 |
問い合わせ | 芸術文化センターチケットオフィス |
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