伏見にカジュアル京フレンチ[水ノ雅 KYOTO FUSHIMI]オープン。そこは齊藤酒造の旧邸宅!

2019/6/14

開店

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江戸時代には、水陸交通の拠点として栄えた京都・伏見エリア。古くから酒蔵のまちとして、日本酒づくりが盛んなこの地に新しく、カジュアル京フレンチが楽しめるお店[水ノ雅 KYOTO FUSHIMI(みずのみやび キョウト フシミ)]がオープン。

早速伺ってみると、なんとも立派な町家に驚いてしまいました。それもそのはず、こちらは明治28年創業の齊藤酒造の代表が育った旧邸宅をレストランとしてオープンさせたもの。こちらの建物の歴史は古く、鳥羽伏見の戦い(1868年)の後に、再建されたものだそう。

 

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京町通を5分ほど歩くと、大きな邸宅を発見

明治初期に建設された趣き深い建物は、中に入ってみるとまるでその時代にタイムスリップしてしまったかのよう。入口のおくどはんがあった場所は、齊藤酒造の日本酒が立ち飲みできるバーに。代表的な銘柄「英勲」をはじめ、1年に数十本しかできないという、貴重な日本酒も楽しめるそう。まずは、ここで齊藤酒造のお酒について知ってみるのも良さそうです。

 

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吹き抜けの立ち飲みバーは、小さいスペースながら開放的

 

そして、レストランが構えられているフロアへ。エントランスからすぐのこちらのスペースには、テーブル席が13卓ほど。目の前に広がる中庭に思わずうっとり。天井のライトや欄間など、その当時のものが残り、どれも懐かしさを彷彿させます。

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欄間の下部分を見てみると…福を呼ぶ動物とされる蝙蝠(こうもり)の意匠も


また、最大4名、8名までの2種類の個室もあり、こちらはちょっとした会合や顔合わせなどにもおすすめの場所となりそうです。

 

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こちらは8名までの個室。もちろんこちらからの中庭を眺めることができます


そして、こちらで提供されるお料理は、和の調理法とフレンチとを融合した「ジャポニズムコンフォート」スタイル。伏見で育った地元野菜や高知から直送される鮮魚などの食材を中心に、日本酒を感じられるメニューとなっています。とはいえ、日本酒の独特さを感じるものではなく、誰にでも食べやすいよう、ほんのり日本酒を感じられるメニューとなっているのだとか。

 

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料理のイメージ(提供:水ノ雅 KYOTO FUSHIMI)

 

ランチは、食前のアミューズ・前菜・スープ・メインディッシュが揃う2000円コース、それに魚料理・肉料理のメインディッシュ、デザート、食後の飲み物が加わった3,800円コース。ディナーは、5,000円のプリフィックスディナーのみ。


「日本酒を飲む」ことが苦手な方でも、きっと日本酒が好きになれるような、新しいフレンチスタイル。素敵な空間で、京都らしさ、日本酒の良さを再発見できるような、ランチ・ディナーをぜひ楽しんでみてください。

 

※表示の価格は全て税別価格です

 

水ノ雅 KYOTO FUSHIMI(みずのみやび キョウト ミヤビ)

Tel. 075-574-7482
京都市伏見区京町1-244
11:00~14:00(LO)、17:00~22:00(LO/20:30)
水曜休
駐車場5台
https://mizunomiyabi.jp/

 

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