1200年余りの歳月をかけて生み出された、「摩訶」不思議な京都の「異」世界を、月刊誌Leafで以前「京都の魔界探訪」の連載をしていたオフィス・TOのふたりが実際にその地を訪れながら紐解いていく新連載『京都の摩訶異(まかい)探訪』。
第2回目は「妖しき伝説と実話を残す、嵐山の裏名所」。昔も、桜や紅葉を愛でる別業(別荘)の場所として、都の貴族や権力者たちに親しまれてきた京都を代表する景勝地「嵐山」。だが、日が暮れれば狐狸妖怪の棲む、寂しい洛外の地でもあった。嵐山を「あやしやま」と呼んだ人もあったという――。
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