この度、任意団体Gallery G-77が主催する展覧会とパフォーマンスイベントが、世界遺産上賀茂神社馬場殿にて開催される。コロナ禍において、少しでも日本の伝統芸能とアート業界に活気を取り戻そうと、中京区で任意団体Gallery G-77を営むアンドレイ・ミハイロフ氏が中心となり、それぞれの分野で活躍する4名のアーティストを招いて展開する本イベント。
今年92歳を迎えるチェリスト・山口椿氏が奏で、観世流シテ方能楽師・河村晴久氏が傑作「融」を舞い、またその幽玄な情景を画家・渡邉啓介氏が12mの長尺巻き物に即興で描く、ダイナミックで幻想的なひと時。さらにコンテンポラリーダンサーAsamiが能楽と対照的な表現でそれぞれの世界を際立たせ、エネルギッシュで洗練された世界を創り上げる。豪華出演者による一夜限りのイベントを見逃さないで。

※渡邉啓介氏が描き上げた巻き物は、12月6日(月)〜10日(水)10:00〜18:00の間、上賀茂神社にて展示される。