採れたて野菜とグルテンフリーの食材が揃う[米とやさいの食工房]

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“癒し”がコンセプトのコーヒーカフェ[リタcoffee]の店主・横山さんのご紹介で訪れたのは…

前回の様子はこちら!

生豆を一粒ずつ厳選!コーヒーの香りに癒される[リタcoffee]

生豆を一粒ずつ厳選!コーヒーの香りに癒される[リタcoffee]

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教えてくれたのはこの方!
横山 亮太さん

[リタcoffee]

住所/京都市伏見区 向島中島町112−6 MAP
TEL/ 075-622-1608
営業時間/11:00〜18:00 (日・月曜のみ営業)
定休日/火〜土曜
公式ホームページ>>

グルテンフリーの焼き菓子や京やさいを販売している[米とやさいの食工房]さんです。


Q.) [米とやさいの食工房]さんを、今回ご紹介してくださった理由を教えてください!
農家でありファクトリーであり、商品を開発する企業である、農業の企業化の打ち出しに凄さを感じ、魅力があるからです。

Q.) どんな時に[米とやさいの食工房]さんを利用されますか?
[リタcoffee]の“氣まぐれ”素材を探しに利用します。

Q.) おすすめメニューを教えてください!
野菜と米粉のシフォンケーキ

Q.) そのメニューがお好きな理由は何ですか?
育てたお米で作られた米粉をベースに作ったケーキは絶品です。


今回訪れたのは、伏見区向島にある「宮本ファーム」が手がける[米とやさいの食工房]。昭和初期まで、巨椋池に浮かぶ島だった向島は、のちに稲作を目的とした干拓地になり、今では京都府内でも有数の米産地として知られるようになりました。近鉄向島駅の西側には、田んぼや畑が一面に広がることから農業が盛んな地域だということがわかります。

「宮本ファーム」の農地

この広大な農地で昭和初期から米の栽培を行ってきたという「宮本ファーム」。現在は3代目である宮本直嗣さんが後を継いでおり、家業である米の栽培に加え、20〜30種類の野菜の栽培にも力を注いでおられます。

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「宮本ファーム」で栽培された野菜

前回、[リタcoofee]さんの取材でいただいたサラダや氣まぐれパスタには、[宮本ファーム]さんの野菜がふんだんに使用。これら野菜は、「宮本ファーム」が2017年6月30日にオープンした[米とやさいの食工房]で気軽に購入することができます。

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近鉄向島駅から徒歩約10分。
二の丸保育園の前を通り、細い道を奥へ進むと白い建物が見えてきます。

こちらが[米とやさいの食工房]です。

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[米とやさいの食工房]外観

元々は、野菜の無人販売所を設置していたそうですが、訳あって一度閉めることに。その後、近所の人からの惜しむ声を聞き、その思いを無駄にはしたくないと[米とやさいの食工房]をオープン。無人販売所の頃と同じく、誰でも気軽に野菜とお米が買えるようにと専用の自動販売機を設けたそうです。

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自動販売機は24時間稼働。値段を見てもスーパーとそれほど変わらない様子。むしろ安いと思います。採れたて野菜が手軽に買えるなんてとても便利ですね!

それでは店内へお邪魔しましょう。
出迎えてくれたのは3代目の奥様である宮本素子さんです。

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宮本 素子さん

[米とやさいの食工房 by 宮本ファーム]

住所/京都市伏見区向島二ノ丸町49-1 MAP
TEL/ 090-6060-4398
営業時間/11:30〜17:00
定休日/水・木曜休(臨時休業有り)
公式ホームページ>>

店の中を覗いてみると、米粉パンや米粉のカレールウなど、“米粉”を使った商品ばかり。そのラインナップは「さすが米農家さん!」と言ったところ。小麦粉の代わりに自家栽培米で作った米粉を使用した、グルテンフリーの食材のみを販売しているそうなのです。

kometoyasainosyokukoubou01白と木を基調としたやさしい雰囲気の店内

中でもひときわ目立つのが、[リタcoffee]の店主・横山さんおすすめの米粉のシフォンケーキ。こちらのシフォンケーキやクッキーなどは、素子さんが工房で一つひとつ丁寧に焼き上げます。米粉のシフォンケーキは豆乳シフォンケーキと日替わりシフォンケーキの2種類が揃いアレルギーの人でも食べられるようにと小麦、乳製品は一切使わないそうです。

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豆乳シフォンケーキ(1カット)200円(税込)
ワンホール(10カット分)2,000円(税込)※2日前までに要予約

以前から米粉を使った料理が得意だったのかと聞けば、「それは違う」と一刀両断。素子さんが米粉に興味を示したきっかけは意外なものだったのです。時は[米とやさいの食工房]をオープンする数年前に遡ります。お菓子作りが趣味で、よくシフォンケーキや焼き菓子を作っていたという素子さんは、ある日、友人にもらった米粉パンを食べて「なんだこの美味しさは!」と、衝撃を受けたそうです。友人にもらった米粉のシフォンケーキは、自分で作る小麦粉のシフォンケーキよりも“はるかにモチっとしていてびっくりするくらい美味しかった”と話す様子は、その時の衝撃がよく伝わりました。

米粉といえど人と同じように個性があり、同じレシピで作っても同じようには完成せず、その時初めて米粉の奥深さに気付いたそう。そしていつの間にか米粉マイスターまで取得した素子さん。

そんなとき、“全国的な米離れをなんとかしたい”という夫・直嗣さんの思いと、米粉に魅せられ米粉を使用した食材を広めたいと願う素子さん、そして近所の人の“野菜をもう一度売って欲しい”という3つの思いが重なり[米とやさいの食工房]が誕生したのだそうです。
偶然が重なって今のカタチになったのですね。

やがて、シフォンケーキや焼き菓子に留まらず、より身近な米粉の食材を提供したいと開発したのが、素子さんおすすめの米粉のカレールウ(5皿分)850円(税込)。市販のルウには小麦粉を使ったものが一般的ですが、アレルギーの方がいる家庭でも家族みんなで美味しく食べられるようにと、添加物や化学調味料、さらには動物性食品も不使用の米粉のルウを作ろうと決意したそうです。

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米粉で作ったたこ焼き粉やパンケーキ粉も気になる…

そこで助っ人になったのが、カレー好きのビーガンシェフスパイスを見つけに世界中を飛び回るほどカレーへの情熱があるというその方と共に開発したルウはスパイスが効いていて、市販のルウよりもスパイス感のあるカレーに仕上がるとか。じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、肉など好きな具材と水分に加え、ココナッツミルクを入れるとより本格的な味になるのだとか。パウダータイプのルウは、固形のものよりも断然使いやすいですね!鶏肉や白身魚、タンドリーチキンなどの焼き物に、こちらのルウをまぶすだけでも美味しい料理ができるそうです。

「米粉の商品をこれからも増やしいければ…」と、最近では大豆アレルギーの人にも対応できる商品を試行錯誤しているそうです。さらに、「米粉のパンやクッキーを作るワークショップもできたらな…」と、今後の展開が見逃せない[米とやさいの食工房]さんなのでした。

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人気の米粉パン400円(税込)は、お米の甘みがあるからそのまま食べても美味しい!

地域の人が集まる[米とやさいの食工房]の店主・宮本さんが次に紹介してくれるのは…
パン好きさん必見のあのお店へ。

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