瑞々しい自家栽培野菜をふんだんに使った[イタリア食堂 Necco]

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地元の人がふらっと立ち寄れる身近な存在[洋食屋 Cotelette]の店主・黒河内さんからの紹介で訪れたのは・・・

※前回の様子はコチラから

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教えてくれたのはこの方!
店主・黒河内 聡さん

[洋食屋 Cotelette]

住所/京都市伏見区中油掛町94 プレアデス桃山1F MAP

営業時間/11:00〜15:00(LO)、17:00〜22:00(LO/21:00)

定休日/木曜

TEL/075-611-5155

洋食屋 Cotelette 公式サイト>>

瑞々しい自家栽培野菜をふんだんに使った[イタリア食堂 Necco]です。オススメの理由を[洋食屋 Cotelette]の店主・黒河内さんにお伺いしました。

 

Q.) [イタリア食堂 Necco]さんを、今回ご紹介してくださった理由を教えてください!

ご近所なので、よく通っているお店です。

Q.) どんな時に[イタリア食堂 Necco]さんを利用されますか?

休日のランチ。昼飲みOKなのもおすすめ理由のひとつです。

Q.) おすすめメニューを教えてください!

「パスタランチ」。
コスパ最高で、デザートまで手抜きなし!優しい味に癒やされます。

 

[洋食屋 Cotelette]から、徒歩2〜3分の距離にある[イタリア食堂 Necco]。こんなにも近くに美味しいお店がたくさんあるとなると、伏見の魅力度の高さをひしひしと感じます。さぁそれでは、Leaf2016年11月号(9月25日発売)「京都・滋賀 イタリアン最前線!」特集でも紹介させていただいた[イタリア食堂 Necco]に再度足を運んでみることにします。

京阪伏見桃山駅から大手筋商店街を通り、伏見プラザ大手筋のある通りを進むこと、約7分。

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下町情緒感じる伏見

住宅街の中に「Necco」の看板を発見しました。

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窓からは店内の賑わっている様子が伺えます

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店主・村田 豊明さん

[イタリア食堂 Necco]

住所/京都市伏見区塩屋町221-1 MAP

営業時間/11:30〜15:00(LO/14:00)、17:30〜22:00(LO/21:30)

定休日/日曜

TEL/075-623-4139

Facebook/イタリア食堂Necco と検索

 

特別な日のリストランテというよりは、肩肘張らず、店名にもあるように毎日使える"食堂"のような存在のこちら。あたたかな光がこぼれる店内を覗くと、いつも賑わった様子が伺えます。それでは、早速扉を開いてみます。

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店内の様子

若葉のような黄緑色の壁が爽やかで、まるでカフェのような店内。女子心をくすぐります...!そうこうしていると、キッチンから、優しい笑顔の店主・村田さんが出迎えてくれました。

元々、伏見の出身だという村田さん。以前は、奈良で伝統野菜"大和野菜"を栽培し、その野菜を使った料理を提供する店で働いていたそう。その頃から、畑作業の面白さを知り、趣味で野菜を育てるようになったのだとか。自分で野菜を育てていくうちに、シンプルに野菜の良さを伝えられるものは何だろう?と考えた末、イタリアンこそ素材を良さ活かせる料理スタイルが多いのではないかと思ったそうです。

その後、地元・伏見で、畑で収穫する自家栽培野菜をふんだんに使った店をと[イタリア食堂 Necco]を昨年・2016年5月にオープン。

朝に自宅近くにある畑で新鮮な野菜を収穫し、ランチやディナーに向けて仕込みをはじめるのだとか。願わくば「畑作業の仕事ができる時間ももう少しほしい」なんて、野菜への愛情は深まるばかり。そんな野菜たっぷりの料理を紹介させていただきます。

まずは、[洋食屋 Cotelette]の店主・黒河内さんおすすめの「パスタランチ」から。

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パスタランチ 1,600円(税込)

前菜、スープ、パスタ、パン、デザートの盛合せ、食後のデザートがついて、なんと1,600円のランチセット。そのコスパの高さには圧巻です。特にLeafスタッフが感動したのが、8〜9種類も盛られた前菜。

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これがメイン!?と思ってしまうほどのボリュームがある前菜

水なすと生ハム、自家製鶏ハム、サラミ、ラディッシュや黄色いズッキーニのピクルス、スズキのカルパッチョ、もち豚リエット、グジのフリットなど、少しずつ、たくさんの種類を食べたい女性には嬉しい一皿。瑞々しい野菜たちのほとんどは、店主・村田さんの愛情を受けて育てられたもの。スープは、夏らしいきゅうりの冷製スープを。

そして、お待ちかねのパスタが登場! 日替わりで3種類あるパスタから、今回はタコと焼きナスの冷製パスタをいただきました。夏になると食べたくなる焼きナス、そして、今が旬の明石のタコのマッチングは無敵コンビです! 弾力もありながら、柔らかい触感の驚く明石のタコ。噛めば噛むほど味が出てくるので、ずっと噛んでたい...と思うほど。オイルパスタなので、素材本来の味をしっかり感じられます。

お腹いっぱい!言いながらも、デザートは別腹。ちょこっとしたスイーツが食べられるだけでも嬉しいのに、この日は、ティラミスとパンナコッタの2種が出てきました。

種類豊富なパスタランチですが、どれも野菜を中心としているので、健康的な満腹感を感じます。何よりも感動するのは、やっぱり自慢の野菜の新鮮さ!朝採れ野菜なので、シャキシャキとした食感をダイレクトに感じられます。

また、夜には、3〜4人でアラカルトを楽しむのも良し、ひとりでカウンター席につくのも良し、様々な楽しみ方を提案してくれます。

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夜に登場のアラカルトには、
ボリューム満点の肉料理も

ひとりの方でも気軽に楽しめるようにと、10〜11種類の料理とドリンク2杯が楽しめるおひとり様用のセット2,500円(税込)もあるのだとか。近くに住んでいたら常連になること間違い無しです!

伏見での取材を続けていくうちに何度も感じる"地元・伏見愛"。以前に月刊誌Leafで取材させていただいた際に「ごはんの支度をしないといけない夜に家族でわいわい。ひとり飲みたい夜にカウンターでサク飲み。伏見の人に喜んでもらいたい」と語ってくれた、店主・村田さん。オープンして1年が過ぎ、地元に愛されている、と感じる機会が日に日に増していくのだとか。伏見の地に、これからも[イタリア食堂 Necco]の元気な根っこが広がっていくことを願って止みません。

次回は、本場の味が楽しめるバリ料理のあのお店へ。

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※記事内に記載の内容は、2017年7月時点の内容となります。