こんな店が知りたかった!野菜とワインで老若男女楽しめる[野菜ダイニング チョッカーナ]

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溢れる情熱で奥深いうどんの世界を伝えてくれた[手打ちうどん 福来たる]の店主・水上さんが紹介してくれたのは・・・

前回の様子はコチラから

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教えてくれたのはこの方!
店主・水上 裕樹さん

[手打ちうどん 福来たる]

場所/京都市伏見区深草柴田屋敷町76 MAP

営業時間/11:00〜15:00(LO/14:30)、17:30〜22:00(LO/21:30)

定休日/水曜

TEL/075-641-6663

京野菜とワインで大人から子どもまで楽しむことのできる[野菜ダイニング チョッカーナ]です。オススメの理由を、紹介人[手打ちうどん 福来たる]の店主・水上さんに伺いました。

Q.)[野菜ダイニング チョッカーナ]をオススメする理由は?
いつも見たことのない知らない野菜を出してくれて、一食で採れる野菜の種類が多いのが魅力です。また盛り付けも斬新で、見た目にも楽しめて、とにかく美味しいです!

Q.)お気に入りのメニューは?
季節の野菜をつかったメニューならなんでも。ぜひ一度食べてみてください!

季節の野菜をたっぷりと頬ばれる、しかも見たことのない斬新な盛り付けで見た目にも楽しめると聞いて、一体どんな料理を出してくれるのだろうと胸も高鳴ります。そこで、さっそく取材させていたくことに!


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近鉄伏見駅を降りてすぐの閑静な住宅街にひっそりと佇む同店

近鉄伏見駅を降りて、歩くこと10分弱。駅近ですが、少し歩けば一軒家やファミリー向けマンションが多く立ち並ぶ閑静な住宅街。そんな路地にひっそりと佇むお店を発見!こちらが[野菜ダイニング チョッカーナ]です。

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店主・東原直輝さん

[野菜ダイニング チョッカーナ]

場所/京都市伏見区深草泓ノ壺町28-6 ワタルハイツ1F

営業時間/11:30〜15:00、17:30〜22:00

定休日/火曜

TEL/075-645-1330

爽やかな笑顔で出迎えてくれたのは、[野菜ダイニング チョッカーナ]の店主・東原直輝さん。八百屋がプロデュースするレストランでの修行の後、2010年10月より、奥さまとふたりで[野菜ダイニング チョッカーナ]をオープン。

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肩肘はらないアットホームな雰囲気が魅力のひとつ

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壁際に吊るした、キュートな絵はがきや写真

店名となっている「チョッカーナ」。一体どういう意味なのかと疑問に思い伺ったところ、店主・東原さんの名前と奥さまの名前を掛け合わせたものなのだそう。「ネットで調べるとうちの店しかでてこないでしょ?」と嬉しそうに語っていた主人。世界にひとつだけの素敵な店名の由来を聞いて、夫婦ふたりの仲の良さと東原さんの奥さまへの愛をひしひしと感じたLeafスタッフなのでした。

さて、素敵な話を伺ったところで、気になるのはやはり[手打ちうどん 福来たる]の店主・水上さんイチオシの、野菜をたっぷりと使ったメニューです。和やかなムードの中、さっと調理してくれたのがこちら!

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黒豆とマスカルポーネチーズ〜塩のアクセントと野菜チップ添え〜790円

斬新な盛り付けだということは[手打ちうどん 福来たる]の店主・水上さんから聞いていましたが、実物を目の前にして、改めてそのユーモラスな盛りつけに驚かされました。こちらの「黒豆とマスカルポーネチーズ〜塩のアクセントと野菜チップ添え〜」は、マスカルポーネチーズと甘めに炊き半乾きにさせた黒豆を混ぜたものを土台に、フライしたかぼちゃとポテトをオン。燻製にした英・マルドンのシーソルトをアクセントにすると、きりりと味が引き締まります。食べるのが勿体ないほどの芸術的な盛りつけは、一体どこからインスピレーションを得ているのでしょうか。まさに、野菜をこよなく愛する東原さんのセンスが光る逸品です。

こちらのメニューは通年注文できるとのことですが、[野菜ダイニング チョッカーナ]では、市場ではなかなかお目にかかることができない野菜を使った料理に出会えるというのがうりのひとつ。また、なるべく地元の食材を使いたいと、直売所で仕入れた珍しい野菜を20から30種類常備していたり、京野菜を多く使ったりといったこだわりも。Leafスタッフが伺った際は、こちらの菊芋堀川牛蒡を見せてくれました!

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菊芋と堀川牛蒡

以前東京に住んでいた経験があるLeafスタッフ。もちろん東京には美味しいお店はたくさんあります。しかし、幼い頃から大人になるまるでずっと慣れ親しんできた京野菜は、やっぱり特別。ですので、地元京都に帰って来た今、京都で採れる旬の食材を四季折々で味わえることはとても贅沢なことだと実感しています。京都の美味しくて新鮮な野菜を存分に楽しめるのは、本当に素晴らしいことですね!

さて、そうこう話しているうちに紹介してくれた2品目がこちらです。

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ペペローンチーノ まるごと完熟トマトのロースト添え 990円

1品目同様、衝撃ほとばしる見た目にびっくり。ペペロンチーノに丸ごと1つ添えられたトマトは、水分を飛ばすように180度で30分ほどローストしただけ。素材そのものがもつ旨みを味わって欲しいという願いから、味付けは最小限にとどめているのだそう。そこに、大根の赤ちゃん・つまみ菜をのせて出来上がりです。野菜好きにはたまらない一皿は、食べる前から見た目でもパワーを貰えること間違いなし。美しい野菜が、東原さんの手によって、さらに輝きを増しているようです。

[野菜ダイニング チョッカーナ]のこだわりは、野菜だけではありません。「ワインって、素材となるぶどうの味がそのまま活かされる、一番単純な製法のお酒なんですよね。だから好きなんです」と語るだけあって、店にはフランスやイタリアをはじめ、オーストラリア、ドイツ、スペイン、アルゼンチンなど、各国のワインを常時40から50本用意しているのだそう。常連の方が多く、その人の好みや料理に合わせて毎回違った銘柄をセレクトするのも腕の見せ所なのだとか。お客さんを喜ばせたいというホスピタリティ精神には、脱帽です。

東原さんの「こんな店があればいいな」という想いから、奥さまとふたりでオープンしたという同店。自身はもちろんニューファミリー層が多い伏見という土地柄、子連れでも入りやすい店の雰囲気を心掛け、訪れる子育て世代がファミレスだけでなくちょっとおしゃれに楽しんで欲しいという想いも打ち明けてくれました。子どもが一緒に来ればキッズメニューも提供する一方で、大人だけで訪れてもワイン片手に食事を楽しむことができるのは、そんな主人のちょっとしたおもてなしの気持ちから。地元の人をはじめ、口コミなどで遠方から来る人も多く、老若男女の憩いの場として毎日賑わっているというのも頷けます

野菜好きが高じて貸し農園で野菜を作っていたこともあったというほど野菜をこよなく愛する店主の東原さん。

「野菜は、食べていて面白い。素材の味を大切にしたいから、最低限の調理しかしないんですよ。本当に、この野菜ってどうなっているんだろうって思うし、見ているだけでなんだかぞくぞくしますよね」。このようにも語っていた主人。

野菜への愛がとまらない東原さんが創造する野菜愛に溢れた料理を味わいに、皆さんもぜひ伏見に足を伸ばしてみてほしいと思います!

次回は、ワインと独創的なメニューのかけ合わせが面白く魅力的だと東原さんもべた褒めのこちらの店を紹介。

ヒントはこちら!

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※記事内に記載の内容は、2017年2月時点の内容となります。