朝時間を大切にする[トゥールビヨン]

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仕入れ時に料理人たちがついつい足を運んでしまう[咲たこ]の店主・咲田さんからの数珠つなぎでやってきたのは・・・

※前回の様子はコチラから

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教えてくれたのはこの方!
店主・咲田 隆延さん

[咲たこ]

場所/相互 昌栄店(京都市下京区花屋町七本松角)をはじめ、様々なイベントなどに出店

営業時間/(相互 昌栄店に出店の場合)5:30頃〜15:00頃

出店日などはFacebook相互 昌栄の店頭で確認を。

朝時間を大切にする[トゥールビヨン]さんです。オススメの理由を紹介人[咲たこ]の店主・咲田さんにお伺いしました!

Q.)今回[トゥールビヨン]さんをご紹介いただいた理由を教えてください!

とにかくコーヒーが美味しい。 店主が自家焙煎したコーヒー豆を一杯一杯ネルドリップで丁寧にいれてくれます。

Q.)[トゥールビヨン]さんで特にお好きなメニューを教えてください!

モーニングが安くてボリューム満点!

週1回ほど[トゥールビヨン]に訪れているという咲田さん。毎週のように訪れたくなる、居心地の良いお店ということなので、期待は高まるばかり。

早速[トゥールビヨン]の鷹取さんに突撃取材してきました!!

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地下鉄西大路三条駅から徒歩3分ほど
[トゥールビヨン]の看板を発見

住宅街を歩いていくと、「珈琲専門店」の文字と青い軒先のテントが目に入ってきました。

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近くにはゲストハウスも多く、
最近では海外からの観光客も多いよう

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店主・鷹取 昌吾さん

[トゥールビヨン]

場所/京都市右京区西院西今田町10 MAP

営業時間/6:30〜18:00

TEL/075-322-5015

Facebookにて[トゥールビヨン]を検索

2015年9月にオープンした[トゥールビヨン]。オープンまでの約3年半は、イベント出店を重ね、満を持してこちらに1年前に開店。[咲たこ]の咲田さんとは、兵庫県・明石のイベントで出会ったのがきっかけなのだそう。

また、京都の喫茶店で修行をしたという店主の鷹取さんは、元々は時計の営業マン。時計の営業マンから、珈琲専門店のマスターへの転身...どんなきっかけがあったのか、とても気になります。。

「営業なので外で食事をすることも多く、その度に喫茶店に入る機会が多かったんです。いろいろなお店で珈琲を飲むとどれも全く違う味だということを感じました。そこで"珈琲"に興味を持つようになっていきました」と話してくれた鷹取さん。

「トゥールビヨン」とは、フランス語で「渦」を意味しますが、懐中時計の時間のズレを修正させる内部構造のことを指すそう。元時計の営業マンらしく店名に選んだこの言葉には、その人にしかつくれない時計のようにこだわりを持って作っているという意味が込められているのだとか。

それでは早速[咲たこ]の店主・咲田さんおすすめのモーニングをいただくことにしましょう。

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京都の名店・進々堂のパンを使用した定番メニュー
トースト400円(税込)

自慢の珈琲などドリンクに、サラダ、ゆでたまごがついてこの価格!このボリューム!驚くばかりです!

また、卵もこだわり「京たまご」を使用。あまりの人気からこちらの卵は購入もできるようです(1個50円、6個150円。容器代別途20円)。そしてモーニングはこれ以外にも、ホットサンド(ハム&チーズ)450円(税込)や、京たまごをたっぷり使ったフレンチトースト600円(税込)など、約10種類が揃います。これだけ安くて、種類が豊富とあれば毎日でも通いたくなる...と思っていると、その通り!毎日のように来てくれる常連客も多いそう。

[トゥールビヨン]の開店時間は6時半。まさにモーニングを意識した時間ですね!以前は京都の人は喫茶店などでモーニングを食べて出社する人が多かったそう。最近ではそんな習慣もなくなり、この習慣を復活させたい、という鷹取さんの想いから、朝を大切にしたお店になっているのだとか。この周辺は喫茶店が少ない分、午前中に立ち寄ってくれるお客さんも増えているようです。

そして、珈琲を淹れている様子も見せていただきました!

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ネルドリップしている様子

こちらで採用しているネルドリップとは、紙ではなく布フィルターでの抽出方法。紙よりフィルターの目が荒い分、珈琲の微粒子が布フィルターから抜けて落ちるので、滑らかな口当たりになるのだそう。

また、使用する豆は、生産者がわかるグアテマラ、コスタリカ、ブラジル、インドネシアのスペシャリティコーヒー。鮮度が良く、煎り方を自由に調整できることもあって、その生豆を自宅で自家焙煎しているのだそうです。手間暇かけて淹れられる一杯からは、鷹取さんの「珈琲が大好き」という気持ちが伝わってきます!

また、好きな濃さに合わせて、珈琲豆の量を選んで注文することができるスタイルもこちらの特徴。

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相談しながら気分に合わせて、コーヒー豆も量も選択

今回Leafスタッフは、ブラジルのカフェヴィーニョという豆の珈琲をいただきました。「カシスのような酸味と赤ワインのような深みがありますよ」という言葉のとおり、さっぱりとしてしつこい重たさなどは感じません。[トゥールビヨン]は普通の店に比べて一杯の量が多く、飲む前は量の多さを感じたのですが、さっぱり感からどんどん飲み進めてしまいました。スペシャリティコーヒーはクセがあると言われますが、このスッキリ感はLeafスタッフもお気に入りの味わいです。

それ以外にも、もう一品オススメのメニューを教えていただきました!

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国産豚を使ったボリューム満点の
カツサンド750円(税込)

食べごたえのあるカツサンドは、注文毎に揚げてくれるのでサックサク。ボリューム満点なので女性だと、全て食べられない方もいるそうですが、カツのジューシーさにハマり、Leafスタッフはペロリといただきました!お昼は奥様手作りのカレーにこのカツが乗っている、自家製カツカレー950円(税込)も人気のようです。

朝は一日のはじまり。
そんな朝に食べるごはんは、一日の活力になります。

朝を中心に、地元の方にずっと愛されるお店になれば」と話してくれた鷹取さん。取材時も、ママ友の集まりや、お年寄りの憩いの場として、世代を問わずたくさんの方が訪れていたので、すでにこの場所に無くてはならない存在になりつつあるのだということを感じることができました。

次回の紹介はジューシーな唐揚げが人気のあのお店!ヒントはこちら!

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※記事内に記載の内容は2016年10月時点の内容となります。