まるでカフェ!中華の概念を覆す[マンボ飯店]

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伝統の中に新たなイタリアンを感じられる[Osteria Coccinella(オステリア コチネッラ)]の店主・森山さんからの数珠つなぎでやってきたのは・・・

※前回の様子はコチラから

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教えてくれたのはこの方!
店主・森山 雅彦さん

[Osteria Coccinella]

京都市下京区高倉通仏光寺東入ル新開町397-2

営業時間/18:00〜23:30(LO/23:00)
     ランチ木〜日曜12:00〜14:00(LO/13:00)
TEL/075-365-4300
定休日/月曜(月1回連休有)
HP  /http://coccinella777.com/

まるでカフェ!中華の概念を覆す[マンボ飯店]さんです!オススメの理由を紹介人の[Osteria Coccinella]の店主・森山さんにお伺いしました!

Q.今回[マンボ飯店]さんをご紹介いただいた理由を教えてください!

料理はもちろん美味しいですし、お酒のセレクトもワイン、日本酒ととても良く、使い勝手が良いお店です。

Q.)普段どんな時に森山さんは[マンボ飯店]さんを利用されるんですか?

休みの日に一人や複数で行っています。

Q.)[マンボ飯店]で、森山さんが特にお好きなメニューを教えてください!

『しめ鯖のスモーク パクチーサラダ仕立て』
鯖とパクチーが好きなのと、タレがとても美味しいです!

お店があるのは気になるお店が続々とオープンしている西院エリア。[マンボ飯店]はLeafでも注目のお店として何度が取材させていただいたお店です。お昼も夜も楽しめるカフェのようなおしゃれ空間は、今までの「中華」のイメージを覆してくれます!そんな[マンボ飯店]の店主・井上さんに、早速突撃取材してきました! !

阪急西院駅から徒歩10分ほど。西院の住宅地の中に一見カフェのような佇まいの[マンボ飯店]さんが!

tensyu_vol018_01_LF1506_se_manbohanten_5.jpgここが中華のお店だとはすぐにはわからないですよね

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店主・井上 賢一さん

[マンボ飯店]

京都市中京区壬生西檜町11

営業時間   12:00〜14:00(LO/13:30)
       18:00〜22:00(LO)
TEL    : 075-757-7645
定休日  : 水曜
Facebook : 「マンボ飯店」で検索

ご紹介いただいた[Osuteria Coccinella]の森山さんと[マンボ飯店]の井上さんは同世代、お互いのお客様のつながりもあって、ワイン×島根産精肉のメニューを提案するイベントを両店舗で実施するなど、休みにもお互いの店に行くほどの仲。取材の数日前にも森山さんが遊びに来ていたのだそう。

まず[マンボ飯店]さんを訪れて印象的だったのは「本当にここが中華のお店?カフェなんじゃないか...」と錯覚してしまうような内観のインテリア。

tensyu_vol018_02_IMG_7076.jpg入口のカウンターはひとりでも訪れやすい雰囲気

tensyu_vol018_03_LF1506_se_manbohanten_6.jpgカウンター奥にはカフェのようなテーブル席が

「中国料理って、油っぽかったり、量が多かったり...なかなか気軽に行きにくい雰囲気があるので、それを払拭したかったんです。お店の雰囲気は僕の趣味のかたまりですよ。」
料理を盛るお皿には作家さんのものを、まるでカフェダイニングのようなインテリア...店主・井上さんのこだわりがつまった店内は、「中華」は食べたいけどなかなか行きづらい、と思う女性客や若い世代のお客さんを一瞬に虜にしてしまうものとなっています。

雰囲気からすれば、メニューはカフェ飯を想像してしまいがち。しかし、[マンボ飯店]さんで提供されるメニューはどれも本格的な中国料理ばかり!

ということで、早速[Osuteria Coccinella]の店主・森山さんおすすめの一品をご紹介。

tensyu_vol018_04_IMG_7040.jpg炙りとろ〆サバの老虎菜(ラオフーツァイ) 〜北京風パクチーサラダ〜

[マンボ飯店]の特徴は、日替わりのメニュー。市場や業者から仕入れる鮮魚や国産野菜などは、季節や天候などによって毎日異なるもの。それに合わせてメニューもその日、その日のオススメが並びます。なかでもオープン当初から人気なのが、[Osuteria Coccinella]の店主・森山さんもお気に入りの「炙りとろ〆サバの老虎菜 〜北京風パクチーサラダ〜」。本来、伝統的な中国料理では、野菜をサラダのように生で食べる機会が少ないのだとか。そこで日本人好みに、パクチーも魚も主役で楽しめるサラダをと生まれたのがこのメニュー。実際にいただくと、とろ〆さばのジューシーな脂身がスパイシーなソースやパクチーと絡み合い、ついつい箸が進んでしまいました。パクチーが苦手な方でもクセになってしまいそうですよ!

そして、[マンボ飯店]さんのこのオススメ料理はこちら!

tensyu_vol018_05_IMG_7063.jpg本日の鮮魚の広東風姿蒸し 〜HOTピーナッツオイルの特製香味醤油で〜

メニュー名にもある「HOTピーナッツオイル」をじゅわーーーっとかけた瞬間、なんとも香ばしく食欲をそそる香りがお店中に漂います。他の方が注文していたら、気になってしょうがなくなること間違いなしです!その日の仕入れ状況にはよりますが、取材にお伺いした日は天然真鯛を丸々使った一皿で980円という破格の価格!なかなかこのお値段では楽しめないと思うのですが、西院という立地条件もあり、他のメニューも比較的お安く楽しむことができます。

取材時には、「純和鶏 蒸しどり 〜高知産生姜のこがね塩だれ〜 800円」や「北海 道産スルメイカと有機小松菜の淡塩炒め 〜カラスミまぶし〜 1,300円」、「ボタンとオリーブの焼売(4ヶ)600円」、「広島産牡蠣ととろとろ白菜の酸辣湯麺(サンラータンメン)1,200円」などのメニューが並んでいました。

こちらの嬉しいポイントは、「牡蠣がちょっと苦手だけど、酸辣湯麺は食べたい...」時は、牡蠣を他の食材に変えてくれるなど、メニューに無くても、リクエストにはできるだけ応えてくれるところ。井上さんひとりで調理されてるので、お客さんの込み具合によっては対応が難しい時もありますが、「できるだけお客さんとの会話を楽しみながら提供したい」という井上さんの思いが全面に溢れていますよね。

特に中国料理では珍しいカウンター席は、不思議に思ったことを質問したり、店主・井上さんとの会話を楽しんだりと、「食事の時間」自体を楽しみたい方にはおすすめ!

[Osuteria Coccinella]の店主・森山さんのおすすめコメントの通り、ビオワインを中心に、紹興酒、日本酒など、多彩なお酒も揃っているので、ひとりで軽く一杯飲みたい!という気分の時も、友人と一緒に会話と食事を楽しみながら飲みたい時でも、様々なシーンに合わせて足を運びたいですね。

「中華」といえば、がっつり、こってり、重たいイメージがあってなかなか行く機会がありませんでしたが、[マンボ飯店]さんのように、女性同士でも訪れやすい雰囲気に溢れていると、中国料理も身近な存在に感じられました! ぜひみなさんも、本格的な中国料理を気軽に楽しんでみてはいかがですか?

次回は、地下へ続く階段を下りると、豊富な地酒と新鮮な魚介類にはまってしまうこのお店!ヒントはこちら!

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※記事内に記載の内容は2016年1月時点の内容となります。