伝統の中に新たなイタリアンを感じられる[Osteria Coccinella]

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季節の食材とワインを存分に楽しめる[フレンチ食堂 nico(ニコ)]の店主・浦田さんからの数珠つなぎでやってきたのは・・・

※前回の様子はコチラから

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教えてくれたのはこの方!
店主・浦田 薫 さん

[フレンチ食堂 nico]

京都市下京区高倉通仏光寺上ル 西前町377-2

営業時間/18:00〜24:00(LO/23:00)
TEL/075-777-3803
定休日/水曜
Facebook:コチラ

伝統の中に新たなイタリアンを感じられる[Osteria Coccinella(オステリア コチネッラ)]さんです!オススメの理由を紹介人の[フレンチ食堂 nico]の店主・浦田さんにお伺いしました!

Q.[Osteria Coccinella]さんをご紹介いただいた理由を教えてください!

幅広くお酒を熟知している店主との会話が楽しめるお店。町家の心地良い雰囲気に癒されます。

Q.)普段どんな時に浦田さんは[Osteria Coccinella]さんを利用されるんですか?

休みの日に利用します。

Q.)[Osteria Coccinella]で、浦田さんのおすすめメニューを教えてください!

『鶏白レバーのなめらかなテリーヌ』
ねっとりとして、なめらかで、濃厚な味わい。
まさにワインがすすむ一品です!

以前ご紹介した[フレンチバル GARGANTUA]さんや[フレンチ食堂 nico]さんなど、仏光寺通界隈のお店の方々は本当に仲が良いんですね!こちらの場所に移転される2012年までは実はLeafの事務所のご近所さんにあった[Osteria Coccinella]さん。早速[Osteria Coccinella]の店主・森山さんに突撃取材してきました!

tensyu_vol017_Coccinella_01_LF1212_se_4.jpg京都らしい和の雰囲気とイタリアンの融合を感じる外観

賑やかな四条通から高倉通を南へ2本下がった仏光寺通。町家が連なるこの通りに、隠れ家のようなイタリアン[Osteria Coccinella]さんがあります。

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店主・森山 雅彦さん

[Osteria Coccinella]

京都市下京区高倉通仏光寺東入ル新開町397-2

営業時間/18:00〜23:30(LO/23:00)
     ランチ木〜日曜12:00〜14:00(LO/13:00)
TEL/075-365-4300
定休日/月曜(月1回連休有)
HP  /http://coccinella777.com/

2012年5月に、この高倉仏光寺に移転してきた[Osteria Coccinella]さん。それまで思い描いていたカタチがぎゅっとつまっているというこのお店は、内装からインテリア、食器に至るまで店主・森山さんこだわりがつまっています。

tensyu_vol017_Coccinella_02_LF1312_se_2.jpg町家の素敵な雰囲気漂う店内は、店主・森山さんが自らデザイン

古い建物でしか醸し出すことのできない独特の雰囲気に、骨董市やアンティークショップで見つけた古九谷焼、古伊万里焼、イタリアのヴェネチアンガラスの器がマッチ。イタリアなのに和を感じ、和なのにイタリアンを感じられる、なんとも絶妙なバランスを感じることができます。

tensyu_vol017_Coccinella_03_IMG_6786.jpg一皿一皿厳選された古九谷焼、古伊万里焼の器

tensyu_vol017_Coccinella_04_IMG_6788.jpgきらびやかに輝くヴェネチアンガラス

そのこだわりは、もちろんお料理一皿一皿にも。
ということで、早速[フレンチ食堂 nico]の店主・浦田さんおすすめの一皿をご紹介。

tensyu_vol017_Coccinella_05_IMG_6761.jpg鶏白レバーのなめらかテリーヌ 1,300円(写真はハーフ700円)

季節によって、その時々に一番美味しい食材を使用したメニューが並ぶ[Osteria Coccinella]さんですが、オープン当初から大人気だというのが[フレンチ食堂 nico]の店主・浦田さんもおすすめの「鶏白レバーのなめらかテリーヌ」。レバーといえばクセを感じてたくさんは食べれないイメージですが、フルサイズをぺろっと完食される方も多いのだとか。まさにワインと一緒に食べたい逸品です!

そして、[Osteria Coccinella]さんのこれからのオススメ料理は「仔猪のラグー マファルデ」

tensyu_vol017_Coccinella_06_IMG_6781.jpg仔猪のラグー マファルデ 1,900円

マファルデとは、写真の通り、幅広でもちもちした歯ごたえのあるパスタのこと。毎年10〜3月頃に登場するというこちらは、猪や鹿など、ジビエが美味しい冬に食べたくなる一皿です。ひと口食べると他店の仔猪のラグーの味付けとは何かが違うな...と感じるのは「漢方」が入っているから!台湾旅行に行った際に出合った漢方にインスピレーションが湧き、隠し味として入れているのだそう。

[Osteria Coccinella]さんのお料理は、どれも伝統的なイタリアンの味をしっかりと守りながら、隠し味のスパイスなどから他店との違いを感じられるものとなっています。何が違うのかはっきりわからない、でも何か違う、そしてクセになる。伝統の中に、新しさを加えることで、"Osteria Coccinellaの味" が生まれるのでしょう。

ワインの数も幅広く500本ほど揃っているというこだわり。

tensyu_vol017_Coccinella_07_IMG_6793.jpg酒屋や百貨店では手軽に手に入らない、ここだから出合えるワインの銘柄が並ぶ

飲める口なら、断然ボトルがおすすめ。3,000円からのリーズナブルなハウスワインにはじまり、90年代の5万円ほどするヴィンテージ物まで、好みや値段に合わせて相談することもできます。その他にも、ワイン派でなくても一緒に楽しめるよう、しっかりとした味わいの中に、柔らかな口当たりで、イタリアンにも合う日本酒も揃います。

肉でも、魚でも、ワインでも、本当に美味しいものにどんどん出合ってほしい、その出合いのきっかけが[Osteria Coccinella]であれば、と話してくれた店主・森山さん。伝統的なイタリアンを知る場所として、ぜひ訪れてほしい一軒となりました!

次回は、まるでカフェ?!オシャレな空間で楽しめる本格中華のお店!ヒントはこちら!

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※記事内に記載の内容は2015年12月時点の内容となります。