季節の食材とワインを存分に楽しめる[フレンチ食堂 nico]

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普段着でフレンチを身近に感じられる[フレンチバル GARGANTUA(ガルガンチュア)]のシェフ・門田さんからの数珠つなぎでやってきたのは・・・

※前回の様子はコチラから

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教えてくれたのはこの方!
シェフ・門田 晋 さん 店主・藤岡 徹子 さん

[フレンチバル GARGANTUA]

京都市下京区仏光寺通堺町

営業時間:10:00〜閉店時間は日によって異なる
TEL:075-371-5755
定休日:不定休
HP:http://www.gargantua.jp/

季節の食材とワインを存分に楽しめる[フレンチ食堂 nico(ニコ)]さんです!オススメの理由を紹介人の[フレンチバル GARGANTUA]のシェフ・門田さんにお伺いしました!

Q.ご紹介いただいた[フレンチ食堂 nico]さんはどんなお店ですか?おすすめの理由を教えてください!

ソムリエの資格を持ち、元気で笑顔がとっても素敵な女性シェフが作る美味しいフレンチの店!落ち着く空間も最高!!

Q.)門田さんは、普段どんな時に[フレンチ食堂 nico]さんを利用されるんですか?

店が終わってから。

Q.)[フレンチ食堂 nico]で、門田さんのおすすめメニューは何ですか?

『カスレ』
丁寧に調理され煮込まれた肉、そしてその旨味を吸った豆の美味しさもたまりません。

『フォアグラのソテーとイチヂク、クルミのサラダ』※季節限定
旬のイチヂクとクルミを合わせたフォアグラのサラダは秀逸!

『クレームブリュレ』
濃厚・パリパリのクレームブリュレも外せません!

いつもニコニコで笑顔が素敵な女性がひとりで頑張っていらっしゃるという[フレンチ食堂 nico]。こちらでは、[フレンチバル GARGANTUA]さんをはじめ、界隈のお店の方々で閉店後にワイン勉強会を開いているのだそう。と、いうことで、早速[フレンチ食堂 nico]の店主・浦田さんに突撃取材してきました!

tensyu_vol016_001.jpgひとりでもふらっと仕事帰りに立ち寄りたくなる温かみを感じる外観

ご紹介いただいた[フレンチバル GARGANTUA]さんから徒歩2分ほど。女性ひとりでもふらりと足を運びたくなるようなアットホームな雰囲気が嬉しい[フレンチ食堂 nico]を発見しました。

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店主・浦田 薫 さん

[フレンチ食堂 nico]

京都市下京区高倉通仏光寺上ル 西前町377-2

営業時間/18:00〜24:00(LO/23:00)
TEL/075-777-3803
定休日/水曜
Facebook:コチラ

調理学校でひと通りを勉強された中でフレンチが一番楽しいと感じ、京都で修業を開始した浦田さん。続けるうちに、どんどんフレンチが楽しくなって今に至るのだとか。

tensyu_vol016_002.jpgテーブル8席、カウンター4席、落ち着ける雰囲気の店内

この広さをひとりでまわしている、というお話を聞いて驚いていたのですが、浦田さんからは「ひとりでやっているので、お客さまにも待っていただく部分もあって...甘えている部分も多々。みなさんに理解していただいてできているんです」という答えが。この言葉通り、多くのファンの方々に愛されているお店なんだということがひしひしと伝わってきます!

愛される理由は浦田さんのその人柄だけではありません。[フレンチ食堂 nico]では、ワインリストをあえて置かず、浦田さんのソムリエ資格を活かして、お料理に合ったワインを教えてくれることから、旬の食事を使った季節感のあるお料理とワインのマリアージュを存分に楽しむことができます。

ワイン初心者にとっては、「とりあえず名前が気に入ったから!」「金額的にコレ!」という選択が多いはず。この料理ならこっちの方が美味しいのにな...と思う機会も多かったようで、お客さんと会話を重ねながら、好みや料理に合ったワインをオススメしてくれるのは嬉しい限り。

ではでは、早速お料理もいただきましょう!

まずは、[フレンチバル GARGANTUA]のシェフ・門田さんオススメの『カスレ』をいただきます!

tensyu_vol016_003.jpgカスレ2400円はフランス南西部の具沢山な豆料理

「カスレ」とは、フランス南西部の豆料理。こちらでは、鴨のコンフィ、豚バラ煮込み、ソーセージに白インゲン豆を加えオーブンで焼き上げています。見るからに具沢山!ですぐにお腹がいっぱいになりそうなイメージですが、その美味しさあまり、みなさんぺろっと平らげてしまうそう。門田さんがおっしゃっていたように、味が染みた白インゲン豆はなんともいえないですね!こちらでは、季節に合わせて食材を変えるのでメニューもよく変わるそうですが、このカスレはお客さんからの根強い人気で、定番メニューとして登場しているそう。

そして、店主・浦田さんのこれからの時季のオススメ料理は『牛ホホの赤ワイン煮込み』

tensyu_vol016_004.jpgこれからの季節、秋冬にオススメの牛ホホの赤ワイン煮込み 2400円

3時間ほど煮込んだ牛ホホ肉はホロホロ!下のマッシュポテトとソースをからめてパクリ。そして、浦田さんオススメの赤ワインをいただく...なんともステキな組み合わせです!夏はさっぱりした白ワインが美味しいですが、冬になるにつれて赤ワインが恋しくなるのではないでしょうか?そんな時に、ぜひ頼んでいただきたい一品です。

その他にも、選べる前菜、選べるメイン、パン、選べるデザートまたはチーズの盛り合わせがセットになったプリフィクスコース(3500円。選択したメインによって金額が変わることも)で、ひと通り楽しんでみるのもオススメ。

ワインもグラスで650円〜(赤・白2種類ずつ)と気軽に楽しめ、ボトルも40種ほど常備。季節の変わり目に試飲会に足を運んでは、お気に入りの1本を発見し入荷しているそう。もちろんボジョレー・ヌーヴォーも解禁時に毎年入荷しているそうなので、美味しいお料理と一緒に楽しみたいですね!

ひとりでやっているからこそ、浦田さんのこだわりが随所に垣間見えた[フレンチ食堂 nico]。終始ニコニコとお話してくださるその様子は、まさに店名の「nico(ニコ)」そのものの素敵な笑顔が溢れるお店でした!どんなワインを飲んだらいいのか迷ったとき、ふとひとりで飲みたくなったときにぜひ立ち寄ってみてくださいね。

次回は、町家が軒を連ねるあの通りにある隠れ家的なイタリアン!ヒントはこちら!

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※記事内に記載の内容は2015年11月時点の内容となります。