京菓匠 笹屋伊織さんを訪ねて

笹屋伊織さんのどら焼取材の折、貴重なものをいろいろ見せていただきました。
 
これは何だと思いますか?行器(ほかい)といいます。
江戸時代、行器(ほかい)と呼ばれる重箱のような箱にお菓子を入れて
御所へ運んでいたそうです。江戸時代のお店を描いた絵を見ると、
行器を両天秤に担いでいる姿が描かれています。
(写真はクリックで全て大きくなります)
 
戦前のお菓子のデザイン帳 
職人さんがお菓子の絵を書いて、   砂糖で作られているつばき
それを見て作ったそうです。     

「毎月」の文字をかたどったユニークなオブジェ
お坊さんが「ほら、どら焼、買ってきたぞ~。」と言っているみたいでしょ。
いただいた「どら焼」、ほんとにおいしかったです。ありがとうございました。
こんな取材は楽しいなぁ。

2 件のコメントあり

  1. 写真のどれもがかわいいですね!
    行器の細工もきれいですね〜職人技!
    笹屋伊織さんのどら焼きって、小さい頃これもドラえもんは好んで
    食べてくれるかな?と不思議に思ってました。
    ドラえもんのどら焼きじゃない!?って思ってたので。笑。
    三笠も呼び名が違うから不思議だったんです。
    どっちにしろ私は好きですが☆
    文字をかたどったオブジェも楽しいですね。
    遊び心のある時代っていいな〜と思います。

  2. 笹屋伊織の「どら焼」は全部、手作りで、どら焼を包んでいる竹の皮も水で洗って、手でさいて作っているとのこと。
    ゆえに大量生産はできません。
    どら焼に巻いてある説明書きの赤い紙も木版印刷とのこと。
    こだわってるなと感心しました。

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