世界唯一!?北海道で出合った「ばんえい競馬」を存分に楽しんでみた

みなさん、こんにちは。京都では味わえないことを体験したい!と、北海道にやってきたWebLeafスタッフです。

え、そんなルートがあったの!?

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この2泊3日に、どうせなら、世界唯一のものを北海道で体験してみようと計画していると、「北海道にしかない、ばんえい競馬って知ってる?」という声を耳にしました。京都競馬場には行ってみたことはあるのですが、「ばんえい競馬」というキーワードを聞くのは初めてのWebLeafスタッフ。何はともあれ、まずは現場に行ってみることにしました!

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ばんえい競馬が行われている帯広競馬場に到着しました

「ばんえい競馬」のレースが開催されているのは毎週土・日・月曜日。お邪魔した当日は、会場内も多くの方にあふれ、地元の方にも愛されていることが伝わってきました。

もっと詳しく知りたい!と、今回はばんえい競馬広報の徳田さんにばんえい競馬を120%楽しめる方法を教わりました。

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ばんえい競馬を知り尽くした、広報の徳田さん

ばんえい競馬を120%楽しむ方法とは?


1. まずは「ばんえい競馬」を知ろう!
2.ばん馬のかわいさに触れ合ってみよう
3.迫力満点!レースを観戦してみよう
4.馬をもっと知りたい人必見!朝調教に行ってみよう


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会場全体はこんな感じ。
コンパクトな会場もいいですね
ばんえい十勝 公式サイトより引用)

1.まずは「ばんえい競馬」を知ろう!

そもそも「ばんえい競馬」とは、
・体重1トンを超える馬が重りを乗せた鉄ソリを曳く競馬
・途中2ヶ所ある坂の障害を越えながら、全長200メートルの直線を走る
・スピードだけでなく、パワーやスタミナを温存させるなど、他の競馬とは違う独自の手綱さばきや駆け引きが必要
・そして、世界でも北海道の帯広でしか見ることができない
という競馬なのだそう。

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ばんえい競馬の様子
(詳しいレースの様子は後ほど)

先ほどから出てくる「ばん馬」とは、明治時代に北海道の開拓のため荷物の運搬や畑を耕す農耕馬・使役馬として、フランスのペルシュロン地方やブルターニュ半島、ベルギーが原産国となっている馬を輸入してきたのがはじまりだそう。

開拓が進むにつれ、トラクターなどが導入され、農耕馬・使役馬として使用されなくなった馬たちは、明治時代末期から大正時代にかけて、「お祭りばん馬」として、農民たちの数少ない娯楽として楽しまれていたのだとか。当初は、2頭が互いに引っ張り合い力比べをしていたものが、いつしか、どれだけ重いものを運べるか、丸太や土嚢を積んだソリを曳いて競い合うようになり、ばんえい競馬が誕生したのだそう。

以前は、旭川や北見、岩見沢、帯広の4市で共同運営されていたそうですが、2007年からは、この帯広が、世界唯一の公営競馬場となっているそうです。

会場内には、実際に馬たちが曳いている鉄ソリの曳くことができるコーナーもありました。

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全体重を最大限にかけてみましたが、、1ミリも動かすことができません...

2.ばん馬のかわいさに触れ合ってみよう

大きなばん馬だと体重が1,200㎏もあり、最高峰レースだとソリの重さが1トンにもなると広報の徳田さんは教えてくれました。
1トン!?つまり、2リットルのペットボトルが500本分。月刊誌Leaf(約350g)が約2860冊...!どれだけ勇ましい馬がいるのか、恐る恐る向かったのは会場裏にある「ふれあい広場」。

そこにいたのは、なんとも優しい眼差しの馬たち。ふれあい広場では、ばん馬だけでなく、乗馬用として活躍する馬たちにも出合えます。

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この子の名前は「ピカリ」。
きゅるるんお目めがかわいい〜♪

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元気よくにんじんを食べる「リッキー」

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こちらは「キング」。たてがみが男前!

このたてがみですが、編み込みがされていたり、髪飾りや小さな帽子を被っていたりと、どの子も特徴的なんです。

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レース前のパドックで出会ったばん馬。
かわいい帽子と髪飾り!人間よりおしゃれかも!?

その他にも、ふれあい広場では、ポニーの親子、うさぎ、ニワトリなどのかわいい動物たちと出合え、ポニーの乗馬体験もできるのだとか。

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ぬいぐるみみたいにほわっほわの毛のポニー。
かわいすぎて思わず抱きつきたくなります

3.迫力満点!レースを観戦してみよう

京都競馬場でUMAJOになって競馬を楽しんでみた経験のあるWebLeafスタッフ。少しばかりの知識がありましたが、人生2度目の賭け事にビビり気味。

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まずは、パドックでレース前のばん馬をチェック。
足の太さに驚きます。なんとも強そう!

気性が激しかったり、そわそわしている子より、シュッとしている子を見分けるべし!と、以前に学んだ記憶を頼りに、ばん馬たちを観察。

また、初めてさんでも安心な「ビギナーコーナー」を、馬券売り場の近くで発見し訪れてみました。イチからスタッフさんが優しく教えてくれるのでおすすめです!競馬新聞やオッズ(勝ちを得る場合の予想配当率)の見方など、馬券の買い方を丁寧に教えてくれ、スタッフのみなさんのサポートもあり、無事にマークシートの書き込みも完了!

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記念にばんえい競馬のキャラクター・リッキーくんと撮影

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WebLeafスタッフは直感と名前の響きで
「ドラゴンボーイ」と「ダイヤモンドヒカル」を応援することに。
100円から挑戦できるので、気軽に楽しんでみることができますね

さぁ、いよいよレース本番。場内やスタンドでゆっくり観戦することもできますが、せっかくなら近くでみたい!それを叶えてくれるのが、コースのすぐ隣で応援できる「エキサイティングゾーン」です。

注目は「レース中のばん馬と一緒に歩いて応援できる」という点。歩いて!?馬に追いつくなんて、絶対に無理!と思いながらも、スタンバイ。

そして、勢い良くレースがスタート!

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スピードを上げて、馬たちが1つ目の障害物を越えてきました

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軽く走っているように見えて、このソリも500キロほどあるんです...!

1つ目の障害物を越えると、フーーーッという声をあげながら、ばん馬たちもひと呼吸。そりゃあそうですよね、重たい鉄ソリを曳くって、すごい力がいることですよね。1レースは約2分間ほどかかるので、エキサイティングコースで力を込めて応援します。

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迫力がすごい!

ばんえい競馬のゴールは、他の競馬とは違って、馬が曳くソリが最後まで入ったところがゴール。ゴール付近で止まってしまう馬もいるそうなので、最後に順位が変動することも多々あるのだとか。

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最後まで頑張れー!

惜しくも応援していた2頭は1着ではありませんでしたが、迫力あるレースに興奮しっぱなしのWebLeafスタッフなのでした。

ちなみに、レース名は個人でも協賛で好きなレース名を付けることもできるそう。前後のレースでも、結婚記念にちなんだ名前のレースなどもありました。北海道旅の記念に、レース名に応募してみるのも良さそうですね!

そして芽生えた"もっと、ばんえい競馬を知りたい欲"...!

不躾ながら、「徳田さん、もっとばんえい競馬について知りたくなったんですが、何か他にありませんか?」と聞いたところ、「それなら朝調教見学ツアーに行ってみませんか?」いう返事が!

集合は明日6時です!
おぉ、、早起き!でもそこには知らないばんえい競馬の世界が待っています!ということで、本日は早めに退散し、次の日に備えることにしました。

4.馬をもっと知りたい人必見!朝調教に行ってみよう

撮影当日の朝調教ツアーのスタートは午前6時、気温はなんとマイナス15度!これまでに味わったことのない寒さです。

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辺りは、まだ真っ暗な世界が広がっています

一般の方でも実施日の前日18時までに申し込むことができるこちらのツアーは、冬期の日曜に完全予約で参加できるもの。しかし、現在公式サイトで確認したところ、3月末のツアーまで予約は埋まっているようでした。(それほど人気ということで、期待も高まります。)

ツアーは夜明けと共にスタート。朝調教は、その日のばん馬の様子を見たり、目標とするレースに合わせて、適した重さのソリを曳かせながら調整するそうです。

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会場に着くと、たくさんの馬たちがウォーミングアップをしていました

こんな早くから練習しているとは!調教師の方たちは何時に起きて通ってきているんだろう...と心配していると、実はこの練習場のまわりにある家に、馬と一緒に暮らしているのだとか。

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まるで「村」のように、集まっている宿舎スペース

朝の静けさの中に、馬たちの走る音だけが聞こえる世界。その凛とした空気に、心地よい緊張感を感じていると、「関西から来たの?」と声をかけてくれたのは、奈良県出身で唯一の女性調教師の谷あゆみさん。

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調教師の谷あゆみさん

懐かしいイントネーションに思わず声をかけてくれたという谷さん。「ソリに乗ってみない?」と特別に乗せていただくことに!

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ソリからの目線はこんな感じ。馬の大きさをダイレクトに感じることができます

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それではお言葉に甘えて、ソリに乗せていただきます

動物が大好きだったという谷さんは、奈良県から帯広畜産大学に進学、その後牧場に就職しますが、ばんえい競馬のダイナミックさに魅力を感じ、ばんえい競馬のきゅう務員として転職したのだとか。2005年には調教師試験に合格、翌年には「谷きゅう舎」を開くことになったそうです。

そして始まる、24時間馬と一緒の生活。壁一面を挟んで馬と一緒に暮らしているので、家族も同然。「馬だって寝言を言うだよ〜」と馬たちのかわいい一面も教えてくれました。現在は約20頭もの馬たちを調教しているそう。

「20頭ってすごいですね!」と話したところ、もっともっと多く育てている方もいるのだとか。

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出身地でもある関西からご縁に、と温かく迎えてくれた谷さん。
ありがとうございました!

家族全員で暮らしながら、馬を育てるので、親子で調教師になる、ということも少なくないそう。実際に、谷さんの息子さんも馬に興味を持ち始めているのだとか。

そうこうしていると朝日が登ってくる時間に!

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朝日に照らされた馬たちはなんとも神々しい!

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馬たちの息遣いも感じられ、朝の寒さも伝わるのでは?

家族の一員として暮らしている様子を知ると、昨日見た「ばんえい競馬」のレースもまた違った感情が芽生えそうです。少しですが、レースに一喜一憂する調教師のみなさんの気持ちに寄り添うことができた1時間でした。

また、レース開催日にはバックヤードツアーも当日の会場受付で参加することができます。第一レース後に行われるツアーでは、レース前に馬たちが馬具やゼッケンを装着する「装鞍所(そうあんじょ)」を見たり、きゅう舎地区をバスに乗って見学することが可能なんだとか。

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馬の体重測定や健康状態のチェックなどもこの装鞍所で行うそう

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目の前で見れるので、こちらのツアーも見逃せません!

こうして、ばんえい競馬の魅力をとことん紹介していただきました!ナイターでのレースも開催されるそうなので、次回はその様子も見てみたいな〜と、すっかりばんえい競馬に魅了されたWebLeafスタッフでした。

動いている様子も見てみたい!という方は公式動画もぜひチェックしてみてくださいね。

■ 帯広競馬場
Tel. 0155-34-0825
北海道帯広市西13条南9
12:00〜18:45(3月末まで)
※4月以降は問い合わせを
土~月曜開催、火~金曜休
ばんえい競馬 公式サイト>>
※こちらの記事は、「公益社団法人 北海道観光振興機構」のスポンサーのもと、公開しております。

 

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