最高の茶葉、最高の入れ手による1日だけでしか体験できない「プレミアムな大茶会」にいってみた!

みなさん、こんにちは。宇治で生まれ、宇治で育ったLeafスタッフです。宇治の名産品といえば“宇治茶”が代表的ですが、その宇治茶をもっとたくさんの人に広めようと、2017年4月から約1年間“お茶のスペシャル・イヤー”として京都府南部、日本茶のふるさと12市町村を舞台にお茶にまつわるさまざまなイベント「お茶の京都博」が開催されています。

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その情報を聞きつけたLeafスタッフが目をつけたのが、先日WebLeafのNEWS記事でもご紹介しました『プレミアム大茶会』です。(ご覧になっていない方はコチラから)

伝説の茶商・茶農家そして宇治茶の未来を担うリーダーら19人が集結し、“最高の茶葉、最高の淹れ手による”一日限りの特別な茶会が宇治の萬福寺で行われるということで、こちらのイベントに参加させていただきました!

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イベント当日は台風が接近していたため、あいにくの雨でしたが、
“最高の一杯”を待ちわびる人で行列ができていました

並んでいる間、3茶席券を手に、配布された亭主プロフィールをチェック。19人の中からどの茶席にするかを選びます。亭主で選ぶ人もいれば、玉露、抹茶、煎茶などお茶の種類で選ぶ人もいるなど、選び方は様々。 すでに満席の茶席もありましたが、どの亭主も魅力的で迷います。

ちなみに、抹茶、煎茶、玉露などは栽培方法や製造方法の違いで作られます。

  • 煎茶:新芽が出てから摘み取りまで日光を浴びせたもの
  • 玉露:新芽が出てから茶園全体に覆いをかぶせて日光を遮って育てたもの
  • てん茶:日光を遮って育てた新芽が原料で、揉まずに乾燥させたもの
  • 抹茶:てん茶を石臼あるいは微粉砕機で挽いたもの

と、こんな感じです。

悩んだ末、煎茶と玉露が楽しめるこちらのラインナップに決定。

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まずはじめは、[山下新壽園]亭主・山下新貴さんの茶席へ。日本玉露作りの第一人者といわれている山下壽一名人を祖父に持ち、京田辺市産宇治玉露の中でも各茶品評会で上位を占めるトップレベルの茶葉を製茶されています。

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まずは在来種の玉露を淹れていただきました。在来は昔から栽培されている木で日本茶らしい緑茶が楽しめるとか。

一煎目は、40℃の湯で淹れます。

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甘さと旨さに驚きを隠せず思わず「甘い」と口にしました。少なくともLeafスタッフが普段飲んでいるお茶からは想像できないような、出汁に似た旨みを強く感じ、優しい味わいのスープを飲んでいるようでした。

ところでみなさん、お茶は最後の一滴に甘みが凝縮されているってご存知でしたか?急須で淹れるときに、“最後の一滴まで湯飲みに淹れること”が大事だと、山下さんに教えていただきました。

このあと、二煎、三煎と続きます。
二煎目は50℃、三煎目は60℃の湯でいただきました。このように10℃ずつ湯の温度を上げながら、一回で五煎ほど楽しむのだそうです。淹れる湯の温度の違いで、苦味が増したり香りにちょっとした変化が出るなど、お茶の奥深さを感じました。

次にいただいたのは、品評会でしか出さないという貴重なお茶・さえみどりという品種の玉露です。甘みを追求した茶葉で、渋みが少なく煎茶、てん茶、玉露のどれを飲んでも甘いそうですが、繊細な品種ゆえに栽培するのがとても難しいそうです。

こちらも先ほどと同じように、三煎いただきました。在来よりも甘みがあり、まろやかでコクを強く感じます。

続いて、てん茶の生産農家の古川憙継さんに抹茶の美味しさを教えていただきます。 宇治茶の伝道師の古川さん。気軽に楽しんでと、点てた抹茶をティーカップに淹れて振舞ってくださいました。

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いただいた抹茶は3品種。 苦味もそこそこに濃厚な味わいのうじひかり、しっかりとした旨みと焙煎の香ばしさを感じるさみどり、てん茶品評会では上位入賞で後味がしっかり残りまろやかな上等茶のあさひです。

3種はどれもクリーミーでまろやかさがあり、苦味はほんのり感じるくらい。

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抹茶といっしょにいただいた塩の効いた団子は、古川さんのお知り合いが今回の茶席用にと、特別に作ったもので抹茶との相性は抜群でした。

 

最後は、南山城村で大規模茶園を経営している木野正男さんの茶席へ。 玉露、抹茶ときたので最後はさらりと煎茶で締めたいと、木野さんの席を選びました。 全国茶品評会などで多くの農林水産大臣賞を受賞されており、美味しい煎茶を飲むなら木野さんのお茶を!とおっしゃる方もいるとか。

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煎茶も玉露の飲み方と同様に、一煎目は40℃〜50℃が美味しく飲める温度だそうです。二煎目は60℃くらいで、三煎目は熱湯で淹れるそうですが、今回は二煎までをいただくことに。

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一煎目は、出汁のような甘みがありながらもスッキリとしています
二煎目は渋みが増し、シャキッとした味わい

ということで、今回、最高の入れ手によるお茶席を楽しんだLeafスタッフ。参加した3茶席の方から貴重な話をお伺いしつつ、作り手にとっての最高茶葉を堪能することができました。日本人が誇る宇治茶を、お茶のまち・京都からたくさん発信してほしいと願います。

大切な人をおもてなしする時には、普段は飲まないような贅沢なお茶を選択してみてもいいなと、お茶の美味しさを改めて実感したLeafスタッフなのでした。

今後開催予定の『お茶の京都博』のイベント情報などは公式サイトからチェックしてみてくださいね。

 

 

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